このサイトの「ゲームの没データ」とは「通常のプレイでは見られないデータ」を指します。 デバッグルームは元々プレイヤーに見せる予定はなく作られた場所なので 「使う予定で作られたけど没になったデータ」というモノではありませんが、 通常の操作で見られないデータなので「没データ」という扱いでデバッグルームも紹介しています。 これがデバッグルーム。BGMはレインボーリゾートのマップ画面の曲です。 お部屋のデータ番号的にはとても最初の方にあるので、とりあえず全部のレベルにすぐ行ける部屋を作ったのかも? 二段に分かれていてそれぞれ4つずつ扉があります。さすが星のカービィ、デバッグルームも可愛い。 左上がレベル1、その右がレベル2。下の段の一番左はレベル5に直行できます。 移動先はそのマップに初めて来たときに開ける扉、つまり「もどる」の扉です。 レベル1には「もどる」の扉はないので、ゲームスタート時にワープスターで着地する場所に出ます。 しかし下段の右から2番目、つまりレベル7への入り口の扉だけは出現場所が違い、「もどる」の扉のだいぶ上にワープしてきます。 何でこんな場所なんだろうか・・・?レインボーリゾートの入り口の扉は、元はこんな高い位置にあったのか・・・?? もしかしたら元はレインボーリゾートのマップはこういう形じゃなかったのかもしれません。 さて、レベル8は「ザ ファウンテン オブ ドリーム」つまり夢の泉。その上空でナイトメアと戦う最終面です。 ・・・が、下段の一番右の扉は機能していません。背景と同じです。扉があるだけで入れません。 なのでレベル8には直接このデバッグルームからは行くことができないのです・・・。ナイトメアとの戦いこそデバッグ大変そうな気がしますが・・・。 さてここはもう一つのデバッグルーム。左上に一つの扉、下には7つの扉があります。 BGMはアイスクリームアイランドのマップ画面のものです。 中段の足場の上には謎のハシゴがたくさん。ハシゴの挙動のデバッグも兼ねていたのか・・・? ・・・とも思ったんですが・・・。コレは恐らく「番号」を表している。ような気がする。 こういうのにはよくステージなどの数字が書かれますが、数字のグラフィックを置かずにすむ、 番号を表すハシゴを置いたのではなかろうか。 つまりは一番左が「1」を表し、一番右は「7」を表している。その左は「6」。で、地面に近い方が1の位。空に行くにつれて桁が増えている。 「1」は2進数でも「1」なので地面に接したハシゴが一つ。 「2」は2進数で「10」なので地面に接した部分は「0」になるため空白。その上にハシゴが一つ。 「6」は2進数で「110」なので地面に接した部分は「0」なので空白、その上にハシゴが二つ。 「7」は2進数で「111」なので地面から順にハシゴが三つ。 この部屋に「8」があれば「8」は「1000」なので地面から3マス空白の後ハシゴが一つだっただろう・・・。 恐らく部屋番号を表すためのハシゴですがこの並びのおかげでしょーもないことを発見。 接地しているハシゴの下は「穴」になっていてハシゴと重なって立てないということが分かりました。 ジャンプしてもすり抜けてしまうし、ハシゴがある段を歩いていると下に落ちます。 ついでにもう一つ発見。右から3番目の扉の下の2マスは、すり抜け床になっています。 な、なぜ!?その下は水になっていて、落ちると死にます。ハシゴを調べていて落ちて死んだので大層驚いたのであった・・・。 ちなみにU.F.Oだとすり抜けられませんでした。他の部屋にU.F.Oを持ち運べないのは、床を抜けられないからというのも理由の一つか・・・? 左上のポツンとある扉に入ると、一つ目のレインボーリゾート風デバッグルームのレベル1と2の扉の間にワープしました。 でもこっちのデバッグルームからはアイスクリームアイランド風デバッグルームに行くことができないので一方通行です。 そういえばさっきは言い忘れましたが、こっちのデバッグルームの中段の床は下からすり抜けられないブロックタイプです。 アイスクリームアイランド風デバッグルームの方は下から抜けられるタイプの床です。 さて、下段の7つある扉のうち、一番左に入ってみました。するとデデデ大王と戦う夢の泉のマップに到着。 この部屋の上空に出現して落ちてくることになり、着地しても誰もいません。 BGMはエンディングのもの。しかし音がちょっと違う。さらに看板はないしスターロッドもない。 戦うべき敵もいないし、扉もないのでこれ以上どこにも行けません。 下段の左から2番目の扉に入ると、ボス戦の曲が流れ出しました。紫色のブロックに青い背景、そして空中に扉が一つ。 しっかりと足場もレイアウトされていますが、敵キャラは1人もいません。 ・・・この部屋、どこかで見たことがあるような・・・? そう、グレープガーデンのステージ5のメタナイツと戦う部屋と構造が同じなのです・・・。 ただし、実際に使われている部屋では中段の右に扉が出現するのでちょっと違います。 が、どうやらメタナイツと戦う部屋のレイアウトのテスト用の部屋っぽい・・・? 最初の部屋の空中の扉に入った先は、次のVSメタナイツ部屋でした。左の画像です。 さらにその部屋の空中にある扉に入ると、右の画像の部屋に来ました。 すり抜け床が2段ある部屋と、左右対称で右上に扉というレイアウト。やはり見覚えのある部屋です。 うへえ、探し出すのに苦労した・・・。 左はヨーグルトヤードのステージ4、右はオレンジオーシャンのステージ6の、 メタナイツと戦う部屋です。すり抜け床も構造は全く同じでした。 しかしやっぱりどちらも扉の位置が違います。右のは同じかなと思いきや、右上のカマクラの中に扉は出現するので1マスずれてます。 あと、オレンジオーシャンでは床が氷なので滑りますが、デバッグルームから行ける方のプロトタイプ部屋は普通の床なので滑りませんでした。 で、そのメタナイツと戦う部屋と同じ構造の部屋の3つ目の扉に入ると・・・。 ≒ これまたメタナイツ戦の部屋で、バタービルディングのステージ4と同じ構造でした。 だけどやっぱり扉の位置だけは違います。 メタナイツ戦では勝ってから扉が現れるので困らないけど、 デバッグのお部屋から繋がるこのメタナイツ戦お試し部屋では 戦っている最中に邪魔にならない位置に扉があるようです。 ≒ 次の部屋もまたメタナイツ戦お試し部屋で、アイスクリームアイランドのステージ3と同じ構造。 ・・・ですが、お試しの方は床が1段高くなっているので完全に同じではありません。さらに、やっぱり扉の位置は違います。 で、その扉に入った次の部屋は・・・。なんだここは。あちこち旅してみましたが、 同じ構造のメタナイツ戦の部屋はありませんでした(あったらすみません)。 というわけでここは、構造も本当に使われていないお部屋のようです。 実際にここでメタナイツと戦うとなると、吸い込んで吐き出してぶつけるのに右下の足場から上っていくしかない。 でもその間に上からフォークが降ってくると、オレンジオーシャンのところより難しいかもしれません。 それとも作った順にゲームに使っていっただけなんだろうか・・・? 次の扉の先はまた同じ感じ。だがここと同じ構造の部屋はなかったはず・・・。 一番下の段から一段上がるのに、隙間が狭くてなかなか難しそうです。 空中の二つの足場からフォークが降ると、中段の戦いが厳しそうだ・・・。 というわけで、このお部屋の構造もゲーム内では使われていないようです。 さらに次の扉の先。こりゃあなかなか難しそうなお部屋です。 空中の足場が多いし、それぞれの足場にいる敵を倒そうとしても下から順にやらないと丁度攻撃が当たりそうです。 中段の足場の敵は左右の足場に乗らないと吸い込めない高さだし・・・。 お試し部屋の中では難易度は一番高そうです。 この部屋の扉に入ると、元のハシゴだらけのデバッグルームに戻ってきます。左から2番目の扉はメタナイツ戦の構想のお部屋だったようです。 そしてそれらのうち5つの部屋の構造は実際にゲームで使われましたが、3つは同じレイアウトの部屋はゲーム内にはありません。 で、構造は同じですがこの8つのメタナイツお試し部屋はゲームないには出てこないため、 それらは使われなかった部屋、没データということになります。 連続したメタナイツ戦のレイアウトの部屋やら各エリアへ行けるデバッグルームを 歩いているところを動画にしてみました。下段の左から3番目以降の部屋の紹介は次のページで。 |