スコットさんから「初代のニドクインの重さにミスがある」ということを教えてもらいました。 しかし今までそんな話一度も聞いたことがなかったぞ。そんなのあるか〜?

そもそもニドクインの体重が分からない・・・重さと高さをちゃんと覚えているのってピカチュウぐらいかもしれない。 あとはイーブイとかシェイミとかゴースとか・・・なんだその謎のチョイス・・・。 初代のニドクインが間違っているというならば、じゃあまずは間違っていないと思しき金銀で捕まえてみよう。

ニドクイン、ドリルポケモン。 へえ、ドリルポケモンなのか・・・つのドリル覚えないのに・・・。一応わざマシンでは覚える

たかさ1.3m、おもさ60kg。重たいですが重そうなウロコで全身が覆われているのでそれぐらいあってもおかしくはないのかも。

さて、それではニドクインの重さが60キログラムだと分かったところで時代は初代へ。

タマムシデパートのこの位置でポケモンを呼ぶ笛の裏技をすると、 ニドクインを呼ぶことができます。

笛の音に誘われてデカいポケモンが店内に突然現れるし、その笛を吹く謎の少年は商品棚に乗っているし、お店にいる人たちはきっとビックリです。

とりあえずマスターボールで捕まえて、ポケモン図鑑に登録されたニドクインを見てみましょう。

たかさ1.3m、おもさ 6.0kg・・・。 軽ッ!?か、軽すぎる!ぬいぐるみ!?ニドクインは6キロしかない・・・だが、金銀で変更になったのか!?

いや、それともミスか!?なにか他のポケモンを指標にしてみよう!

というわけでニドクインの対になるポケモンと言ってもいいポジションのニドキングさんを赤で捕まえてみました。 高さは1.4メートルで、ニドクインよりほんの少し高い。重さは62キログラムで、ニドクインの10倍以上。

お、おおお!?重いな!いや、こっちが妥当なのか!だよな!

しかしどの時点で修正されたのだろうか?と思って、青でも捕まえてみました。

青のニドクインのグラフィックはカワイイ。ってか赤緑と比べると別人。 というわけで、これは青のニドクイン。

重さはちゃんと60キログラムになっていました。つまり青でちゃんと「修正」されていたようです。 まさか赤緑が正しくて「変更」されたわけではないだろう・・・。

というか6キログラムってピカチュウと同じです。 ピカチュウの3倍以上の大きさなのに重さが同じって、やっぱぬいぐるみか? それはそれで可愛いが・・・中には綿しか入ってないのか・・・。

・・・ってか、ピカチュウが6キログラムというのがそもそもかなり重い。 あの5キロのおコメの袋を思い出してみよう。アレより重いわけだ。

肩や頭に長時間のせたら背が縮みそう・・・。

ニドクインの重さは赤緑⇒青の時点で修正されたわけだが、海外版だとどうなっているんだろう? と思って、ポケモン赤の海外版のニドクインの重さを調べてみました。

おお、海外版の時点ですでにちゃんと60キログラムだ。 単位が違って分かりづらいので我らがピカ氏を右に置いてみましたが、純粋に10倍じゃないのか・・・。

海外版のポケモン図鑑は「○○ポケモン」の「○○」の部分だけ表示されるので、 ピカチュウがマウス。ポケモン図鑑というか動物図鑑です。いやあ、重さが赤緑と青で違うなど、全然知らなかった・・・。

ポケモンwikiのニドクインのページを見に行ってみました。 しかし、ページ内のどこにもニドクインの重さが赤緑では6キログラムしかなかったという事実は書かれていませんでした。 余談の項目がそもそもないし、重さの項目にも6kg⇒60kgとか書かれてない。

さらに別の方から情報を頂きました。

話題にされていたニドクインの重さの話ですが、実はイシツブテにも間違いがありますね。 それでも子供用のボウリングの球くらいはあるのでイシツブテ合戦は無理そうですが・・・ 面白い事に一部のポケモンカード(れんぞくいしなげのカード)でも同じ間違いがあったりします。

んー?イシツブテの重さにもミス?これまた全然知らなかった・・・。 一応またポケモンwikiのイシツブテのページを見に行ってみましたが、全くそのような表記はナシ。

一体どんなミスがあるのだろう?そもそもイシツブテの重さっていくつだっけ? とりあえず、赤緑でイシツブテさんを捕まえてみました。

イシツブテ、がんせきポケモン。たかさ0.4m、おもさ20kg。 ピカチュウと同じ高さで、20キログラムってめちゃくちゃ重てーな・・・。 それを掴んで相手に投げてぶつけるってアタマおかしいんとちゃうか・・・。

多分それは「イシツブテ合戦やろうぜ!」という掛け声で始まった、殺人事件だろう。

スーパーマーケットで売られている10キログラムのおコメの袋を思い出してみよう。アレの2倍の重さだ。 この時点で十分おかしいイシツブテさんの重さだけど、じゃあ次は青で捕まえてみよう。

イシツブテ、がんせきポケモン。たかさ0.4m、おもさ 2.0kg。

今度は軽すぎる。スッカスカやぞ!例えばボーリングの球、アレは直径20センチぐらい。 つまりはイシツブテの大きさの2分の1です。

んで、成人が使うボールの重さは大体5キロ前後というところだろう。つまりはイシツブテの2倍以上の重さです。 要するにイシツブテはボーリングの球の2倍の大きさなのに、重さは半分以下。かっる!石のつぶてなのに! そして大事なのは、たとえ2キログラムだろうと掴んで相手に投げて合戦してはいけないということです。

さて、青では軽すぎたイシツブテさんですが、ピカ版では20キログラムに戻っていました。 つまり青の重さが間違っていたということです。・・・な、なぜに青だけ?変更しようと思ってやめたの??

さりげなく2キログラムにしてみて、やっぱり戻そうということになったのか?

一部のポケモンカード(れんぞくいしなげのカード)でも同じ間違いがあるということで、 「れんぞくいしなげ」で検索してみたら確かに2キログラムのイシツブテのカードもありました。 ってかこのカード持ってるな・・・。見覚えがあるな・・・机の引き出しに入ってるな・・・。

青時代のカードだとしたらやっぱり変更しようとしたんだろうか? それともカードの重さの数値を入力するときに青のゲーム画面を参考にしちゃったのか?



というわけで、初代の赤緑青ピカ版というひとくくりのゲームの中でなぜかポケモンの重さが違うという話でした。

ニドクインが赤緑は6キロ、青以降で60キロになったというのは最初がミスだったんだろうと納得できるが、 イシツブテはなぜ青でダイエットしたのか?そこはいじらなくてよかったんじゃ・・・??

まだまだまだ知らないことがいっぱいで、たのしいですねえ ポケモン! お二方、情報どうもありがとうございました!!

2016年12月9日


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