金銀の没テキストのページを書いている時に発見したテキスト。 見たことがなかったので没テキストか調べたら使われていたのでした。 それなら条件を揃えれば見られるメッセージということで特にページにする必要はないかと思ったんだが、 ・・・なんだか話した方がいい気がしたので一応説明してみることにしました。 まず先に、PP切れではない方のちょっとしたメッセージ。 戦闘用メッセージの中に、反逆したときのものが固まって並んでいました。 なまけている、ひるねをはじめた、いうことをきかない、そっぽをむいた、しらんぷりをした。 赤緑にあった自傷と命令無視して別の技を出す、というのは金銀にはないようです。 その次が ○○は ねむったまま めいれいを むしした というものでした。 見たことはなかったけど金銀には寝た状態で出せる技があるので、 ためしにやってみたらやっぱりそう言うことでした。 「ぐうぐう眠っている」でもいいような気がするけど、 「ねごと」や「いびき」を出すことを自分の意思で拒否している、 ということがちゃんと分かるメッセージが出ることに驚きです。 その次が「しかし わざの ポイントが なかった!」でした。 これは普通に技を選んだ後に「うらみ」を先に使われ、 PPが0になってしまったときに普通に見られるメッセージです。 ゲーム内でも「PP」は「技のポイント」だったり「ピーピー」だったり、 「技の残りポイント」だったりと色んな呼び方をされている気がする・・・。 その次のテキストが ○○は ポイントぎれで ○○が だせない! でした。 こんなメッセージは見たことがありませんでした。「うらみ」で減ったときは前述のメッセージだし・・・。 どういうときに出るのか全く想像がつかない。なぜ2パターン用意する必要が・・・? もうこれは没テキストかな、と諦めかけたそのとき。(実際諦めて没テキストのページで紹介文まで書いた) 急に出ました。ビックリした。あの苦労はなんだったんだ。 どういうわけか技によってメッセージが違うようです。なぜ分ける!? 「○○の○○!」「しかし技のポイントがなかった!」と2回に分けて表示されるのと、 「ポイント切れで○○が出せない!」と技名がメッセージに入っているタイプの二つ。 攻撃方法の種類ごとにざっくりと検証してみましたが(例えば「はたく」を見たら「たいあたり」は同じだろう、的な)、 どうしてなのかはよく分からないがどの技のときにそのメッセージが出るかが分かりました。 「ポイント切れで○○が出せない!」と出る技は以下の通り。 そらをとぶ あなをほる ロケットずつき かまいたち ゴッドバード の2ターン技5種と、 はなびらのまい あばれる げきりん の乱舞奥義3種。 なぜこの2種類の技なのかは全く分からない。なぜ分けたのかは全く分からない。 ちなみに擬似2ターン技の「はかいこうせん」は通常のPP切れメッセージでした。 これらのメッセージを見るためにはPPがあまり減らない乱舞系や そこまで連発するわけではない2ターン技を出して、 次のターンで先制で「うらみ」を使われる必要があります。 通常はすぐポケモンセンターでPPは回復させてしまうし、 「シロガネやま」のムウマは「うらみ」を覚えてない・・・。 マツバさんのゴーストは覚えているが、まだこれらの技を覚えていなかったり、 ゴースト相手に「あばれる」なんてしないし、通常のストーリー攻略ではあまり見ることはないかも。 自分もテキストデータを見るまでは出したことがなかったです。 分ける基準が謎、分けた理由も謎ですが、2パターンあるという細かさに驚きですね。 以上、危うく没テキストとして紹介しそうになったレアメッセージでした。 そういや、検証途中に疑いが確信に変わったんだけど「アンコール」はPPが0の技には出せず、 PPが0のときにアンコール状態にならないようになっているようです。 つまり、PPが残り2の技にアンコール状態にしても2ターンしか続かないし、 PPが1しかない技にアンコールしてもそのターンでその技を出した直後にアンコール状態が解けます。 技の説明では「2-6」ターン続くという説明になっていますが、 アンコールのせいでPP切れの技を繰り出すことはないようになっているし、 時には1ターンしか効果がないこともあります。 最初にアンコールを使ってPP切れのときのメッセージを出そうとしたんだが、 PPが少ないととっととアンコール状態が終わるので どうしてだろうと思ったのでした。 さらにアンコール状態で「かなしばり」を使われた場合、 「○○は かなしばりで ○○がだせない!」と出ます。 これだけならまあレアケースで普通かなという感じですが、 よく見ると必要な空白がないような気がします。 「○○が だせない!」になっていないと不自然なような気が・・・。 初代で空白がない気がした「ほのおをあびて○○の こおりがとけた!」というのも、 金銀では「○○の(改行)こおりがとけた!」に変更されており、文字がギュウギュウという感じがしません。 ミスというワケではないんだけど、今なら「○○が だせない!」と空白が入っていそうです。 うむ、しょーもなか。 |