前半戦に引き続き、後半戦の始まりです。

ポケモンごとに「捕まえやすさの値」が違い、その数値で金銀の持ち物が決まる。
しかしここでふと思うのは・・・。

「ピカチュウバージョンで捕まえた○○だけ金銀で持っているアイテムが違う」ということです。
攻略本によると「ピカ版の野生のユンゲラーだけ「まがったスプーン」を持っている」とのこと。

赤緑青のユンゲラーの捕まえやすさの値は64。
でも「まがったスプーン」の値は60です。

じゃあピカ版の野生のユンゲラーの「捕まえやすさの値」は
60に変更されているということか!

・・・と思ったんですが、変わっていませんでした。あれ?!

戦闘中は捕まえやすさは64でバトルします。
そして無事に捕まえて手持ちに入った瞬間・・・60に突然変化します。

こ、これはどういうことか!?

・・・つまり、ピカ版を作っている頃=金銀を作っている頃であり、
ピカ版の野生のユンゲラーだけが「まがったスプーン」を金銀に送ると持っているというネタを
仕組むためにわざわざ戦闘後にユンゲラーだけ「捕まえやすさの値」を書き換えているということです。

となると思い浮かぶのはもう1匹。

そう、「でんきだま」を持つピカチュウです。

ピカチュウの捕まえやすさは「BE(190)」であり、
その値は金銀だと「きのみ」です。

「でんきだま」を持っているピカチュウは
ピカチュウバージョンで最初にもらうピカチュウ限定。

「でんきだま」の数値は「A3」だが・・・。

オーキド博士がピカチュウGET時の
ピカチュウの捕まえやすさの値を見てみましたが、
ユンゲラーと同じく赤緑青と同じ「BE」のままでした。

しかし、ピカチュウをGET(=博士からもらう)時に
「A3」に書き換わっていました。

んで、このことを調べるきっかけになったのは・・・。

ピカ版では野生でピカチュウは出ない。
しかしピカ版でもとくしゅエンカウントはできる。つまり野生でピカチュウも出せる。
ちなみにポケモンを呼ぶ笛もできます。(要ポケモンスタジアムにおけるアイテム移動)

赤緑青からピカチュウを連れてきても主人公のピカチュウと違う扱いだが、
この野生で捕まえたピカチュウはピカ版だとどういう扱いになるのだろう?

思い立ったら早速実行です。

ピカ版でピカチュウを野生で出して捕まえました。
エンカウント時の鳴き声は赤緑青と同じ。
ビリビリしたあの電子音です。

やはり、その他のピカチュウ扱いか・・・。

ところが「つよさをみる」で見ると、
なんとアニメの鳴き声と同じになりました。

ピカ版で野生で捕まえたもう1匹のピカチュウを
「ピカツー」と呼ぶことにします。

このピカツー、パソコンに預けると嫌がります。

さらに、嫌がって逃がせません。
さらにさらに「かみなりのいし」も拒否します。

赤緑青からピカチュウを送ってきても
そのピカチュウはライチュウにできるのに・・・!?



極めつけは、手持ちにピカチュウがピカツーしかいなくても後ろからピカチュウがついてきます。
完全にピカツーが主人公ピカチュウに成り代わりました。ピカツー恐るべし!

野生で捕まえると「おや」と「ID」は主人公のものになりますが、
ピカ版ではピカチュウは本来野生で出ません。

ピカ版の「主人公ピカチュウ」の条件は「おや」と「ID」が主人公のものであること「だけ」のようで、
裏技で野生で出して捕まえるとその条件が満たせるためいくらでも主人公ピカチュウが出せるのです。

なんてことだ。

ピカ版で野生で捕まえたピカツー、ピカスリー、ピカフォーたちはみんな進化を拒否し、
預けると嫌がり、逃がすことができません。

ここで思い出したのが、2012年5月3日に みーさんから頂いた情報です。

(前略)この裏技でピカチュウを捕まえて連れ歩くと、
最初に選んだピカチュウと「ごきげん」を共有するようです。

説明下手で伝わりにくいですが、最初に選んだピカチュウ(なついている)…A
裏技で捕まえたばかりのピカチュウ(なついていない)…B とすると、

Aをボックスに預けてBを手持ちに入れる→Bをひんしにさせる
→Bをボックスに預けてAを連れて行く→すると、ひんしにさせていないはずの
Aが何故か不機嫌になってしまいます。これも特に重大なことではなく、本当に「小」ネタです。

(ちなみに、裏技で捕まえたピカチュウも最初に選んだピカチュウと同じく進化できず、
逃がせませんでした。密かに進化を期待していたのに残念…)


という内容でした。うおおお、これだ。重大なことですよ・・・!!

どうやらピカ版では「主人公ピカチュウ」は1匹しかいないという想定で(当たり前か・・・)、
ピカチュウの「ごきげん度」の数値も2匹分は用意されていないからのようです。

IDも「おや」も同じピカチュウであれば主人公ピカチュウなので、
全員「ごきげん度」は共有しているということだったという・・・。3年後に解明するとは・・・。

・・・さてここで「捕まえやすさの値」と「でんきだま」の話が戻ってきます。
裏技でピカチュウを出せば「でんきだま」が増やし放題!

ピカツー、「でんきだま」を預かるぞ。ピカスリーも「でんきだま」預からせてね。ピカフォーも・・・。
といきたいところなのですが。

なんとピカツーの持ち物は「でんきだま」ではありません。

ゲーム内ではカンペキに主人公ピカチュウの挙動で
つまりは「ピカチュウバージョンのピカチュウ」なのに、
金銀に送ると もちものは「きのみ」でした。

普通の赤緑青のピカチュウと全く同じです。

なに!?なんだと!?今までの法則はなんだったんだ!?もうワケが分からねえ!!

と発狂しそうになりますが、よく考えたらオーキド博士がエンカウントした
ピカチュウの捕まえやすさも「BE」でした。後でもらうときに「A3」になっていたのです。

ユンゲラーは捕まえた瞬間に64から60に書き換わるということが起きていましたが、
ピカチュウは捕まえた瞬間にBEからA3に書き換わるというのは起きていません。



そう、「さっきのポケモンじゃ!」と言って渡してくれるピカチュウですが、
さっき捕まえたピカチュウじゃなかったのです。うわああああ!!

イベントで博士からもらうピカチュウだけが「捕まえやすさの値」が「A3」の特別なピカチュウ。
だからオーキド博士からもらう以外の方法で捕まえたピカチュウはみんな「きのみ」しか持ってない。
ピカツーもピカスリーも主人公ピカチュウと同じ挙動だが「でんきだま」は持っていないのです。

さて最後にもう一つ。
ピカチュウバージョンのピカチュウ、ユンゲラーのほかにもう1種類だけ違う道具を持つポケモンがいます。

それが、サファリゾーンに出るハクリューです。
野生でハクリューが出るのは初代ではピカ版のみ。

そしてピカ版の野生のハクリューは、
赤緑青だと「にがいきのみ」を持っているのに対し
「タウリン」を持っています。

赤緑青のハクリューの「捕まえやすさの値」は2Dでした。これが「にがいきのみ」の数値です。

ピカチュウと違ってハクリューは野生でいくらでも出ます。ユンゲラーと同じパターンです。
ユンゲラーは戦闘時と捕まえた後の「捕まえやすさの値」が違って捕獲後に書き換えられていたので
ハクリューも同じ処理がなされているはずです。

しかし。
戦闘時のハクリューの「捕まえやすさの値」は2Dではなく1B(タウリンの数値)でした。

なに!?なんだと!?ユンゲラーの処理はなんだったんだ!?もうワケが分からねえ!!

と再度発狂しそうになりますが、よく考えると「まがったスプーン」と違って
「タウリン」は高価だけどそこまで貴重なアイテムではありません。

恐らく赤緑青でハクリューは野生では出なかったがピカ版で出すことになった。
だが赤緑青の頃よりももうちょっと捕まえにくいポケモンにしたい。
だから「捕まえやすさの値」を変更することにした。

だが金銀で「捕まえやすさの値」は「持ち物の数値」にすることはもう決まっている。
2Dより小さい値で、持っていたらちょっと嬉しいアイテムはなんだろう・・・。

みずのいし(18)?・・・いや、石をくれるイベントは金銀にあるし。
ふしぎなアメ(20)?・・・いや、ラジオ塔のくじに挑戦してもらいたいし。

うーん、タウリン(1B)でいっか。

というように、無難なアイテムを持っている値に「捕まえやすさの値」が変更されたんじゃないかなと
勝手に思っています。アイテムの並びが違ったらもっと違うアイテムだったかも。



本来は「ピカ版で野生のピカチュウを捕まえると主人公ピカチュウと同じ扱いになるが
「でんきだま」は持っていない」という話をするはずだったんだが、
そのために「捕まえやすさの値」の説明もすることになったのでした。

ピカ版と赤緑青で金銀に送ったときに持っているアイテムが違うのは
主人公ピカチュウ、ユンゲラー、ハクリューの3種類のみ。

しかし主人公ピカチュウはイベントでもらい、その1体だけが「でんきだま」の値の「捕まえやすさ」。
ユンゲラーは戦闘中は赤緑青と同じ「捕まえやすさ」だがGET後に「まがったスプーン」の値に変わる。
ハクリューはそもそも「捕まえやすさ」が変更されており、それがたまたま「タウリン」の値だった。

という感じです。全員違うとは驚きである・・・。

ところでポケモンスタジアム2で「きのはこ」や「きりのはこ」を持ったポケモンがもらえますが、
それは「捕まえやすさ」が変更されているから金銀に送るとアイテムを持っているということです。



「石を投げる」「エサを投げる」で捕まえやすさは変動しますが、
その値は保持されずに元の値がGET時にポケモンごとに保存されます。

・・・だから、ホントなぜポケモンごとに「捕まえやすさ」を保存しているのかが謎すぎます。
まさか赤緑青を作っている時点で次回作では持ち物を持たせられる予定であり、
その持ち物の値を初代の「捕まえやすさ」にするつもりだったわけじゃないだろうし・・・。

ちなみに金銀に送ると新ポケモンになる「けつばん」もタウリンを持っています。
他にも、本来野生で出ないポケモンを金銀に送ると捕まえやすさに応じた道具を持ちます。

例えば「たべのこし」を持つのはカビゴンだけですが
捕まえやすさが19なのはカビゴンとピクシーの2種類です。

ピクシーも野生で捕まえて
金銀に送れば「たべのこし」を持ってます。

金銀で想定されておらず「アイテムの"けつばん"」の数値の捕まえやすさのポケモンを送ると
「カビチュウ」などのバグアイテムになってしまうので気をつけたり活用したりしましょう。



以上、本来はピカ版のピカチュウの持ち物の話だけだったのが
広がって「捕まえやすさの値」と金銀の持ち物の話になったブツでした。








2015年6月27日








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