今回思いついて検証し始めたのは「ピカチュウバージョンのピカチュウはどーなっているのか」です。

しかし検証してたらなんか別のことに気づいてしまい、
その話をする前に別のことを説明しないといけなくなってしまったのである・・・。

ポケモンには1匹1匹に固有の値がデータとしてひとかたまりで存在しています。
それはそのポケモンがなんという種類のポケモンの姿か、なんという種類のポケモンの中身か、
覚えている技は何か、経験値はいくつ入っているか、状態異常じゃないか、などなど。

ほとんどが「つよさをみる」で表示される数値です。
しかしそのポケモンの図鑑b竡族値は入っていません。個体ごとに変わらない値なので、
そのポケモンがなんという種類のポケモンかという値があれば表示できるからです。

逆に努力値はポケモンの個体ごとに違うのでそのカタマリのところにあります。
でもニックネームはちょっと離れたところにあります。

さて、そのカタマリの中に謎の数値もいくつかあります。
そのうちの一つが「そのポケモンの捕まえやすさ」の値です。

この数値はポケモンの種族ごとに決まっているもので、例えキャタピーを100匹捕まえても
全員同じ数値が入ります。だからさっきの「図鑑avや「種族値」のように、
別にそのカタマリに入っていなくてもいいような気がする数値です。

この数値はポケモンを捕獲する時にだけ使われ、捕まえた後は赤緑青ピカ版内ではもう不要です。

捕獲する時も通常の戦闘では一切上下せず、
ボールを投げた時に捕まるかどうかの判定に使われます。

ただし、サファリゾーンではその限りではありません。

「石を投げる」という行為で捕まえやすさの値が増え、
「エサを投げる」という行為で捕まえやすさの値が減ります。

ところでちょっと脱線しますが、アイテムの「グレーバッジ」と「ブルーバッジ」は
それぞれいつでもエサと石を投げられるアイテムです。

コレを使えば伝説のポケモンでも捕まえやすくなる!という裏技として
2013年3月7日に紹介しようと思ったんだけど、よく考えたらそのバッジはバグ技を使わないと出ない。
アイテムを出す裏技を使うならマスターボールでいいよねと思ったのでページになりませんでした。

この「捕まえやすさ」の値は
大きいほど捕まえやすくて小さいほど捕まりにくいです。

一番捕まりにくいのはシンボルエンカウントの
伝説のポケモンです。そりゃそうか・・・。

つまりはファイヤー、サンダー、フリーザー、そしてミュウツー。
この4体のポケモンは、捕まえやすさが「03」でした。

で、「石を投げる」ごとに捕まえやすさの値が2倍になっていくため、
1回投げたら6、7回投げたら255で最大になり、一番捕まえやすいポケモンと同じになります。
でも石じゃなくてマスターボールなら投げるの1回で済みます。

というわけで、全部のポケモンを「野生で」出し、捕まえやすさの値を調べてみました。
死ぬかと思いました。



・・・ぶへえ、こんな感じです。調べながらエクセルに書き込んだのでまーた画像です。
でもページ内検索したい人はいないよな・・・?いたらすみません。

クリックすると図鑑番号順にソート&けつばんやバグポケモンはいない版に切り替わります。
図鑑番号順の「ゆうれい」はガラガラです。

一番捕まえやすいのは「FF(255)」で、やっぱりポッポやコラッタ、キャタピーやビードルなどの15種類。
一番多いのは「2D(45)」で、イーブイ系、カセキ系、御三家系、進化しない系など53種類。
なんと全ポケモンの3分の1以上が同じ捕まえやすさです。

しかしEB(235)はニドラン♂とニドラン♀の2種類だけ、19(25)もカビゴンとピクシーの2種類だけ。

1つの値に1種類のポケモンしか割り当てられていないのも結構います。
ケーシィ(C8)、ワンリキー(B4)、プリン(AA)、メタモン(23)、ピッピ(96)、ラッキー(1E)、
ユンゲラー(64)の7種のポケモンです。少々人選が謎です。

ワンリキーは別にベトベターやコダックと同じBEでもよかったのでは・・・?
他の6種のポケモンも付近の値とわざわざ変えて独立させているのはなぜなのか・・・。



さて、この「捕まえやすさ」の値はポケモンごとになぜか保存されていると言いました。
ポケモンの種類によって違うのですが、本当に「ポケモンごとに保存」であり、1回捕まえたらもう変わりません。

つまり進化しても変わらないので、例えばオニスズメはFFでオニドリルは5Aですが、
オニスズメを進化させて入手したオニドリルはFFのままです。

裏技でポケモンを直接手に入れない限り、例えばピクシーやキュウコンなどの野生で出ないポケモンは
普通は進化前のポケモンの「捕まえやすさ」の値を持っているということになります。

まあゲームの中身的にそんなことが起こっていようとプレイ中には何も関係ありません。
捕まえるまでに必要な数値であり、捕まえてしまったらその数値は御役御免なのです。

・・・ただし、その数値はなんと金銀でリサイクルされています。

金銀で捕まえたポケモンは「捕まえやすさの値」が
「ポケモンごとに保存」ということはされていません。

しかし初代の「捕まえやすさの値」のところの数値がなんと
「もちもの」の数値として使われているのです。

初代のポケモンを金銀に送ると道具を持っていることがありますが、
それは「捕まえやすさの値」が金銀における道具の数値として扱われているためです。

昔はポケモン金銀スタジアムで初代のポケモンを大量に捕まえてボックスで見て、
アイテムをせっせと回収したものですが、そういう仕組みだったというわけだ・・・。

金銀に送るとワンリキーだけが「かわらのかけら」なんていうアイテムを持っているのは、
捕まえやすさの値がワンリキーだけが「B4」という金銀の「かわらのかけら」に対応した数値だからです。

ゴーリキーを野生で捕まえて金銀に送ると「きのみ」しか持っていませんが、
ワンリキーから進化させてから金銀に送ればゴーリキーも「かわらのかけら」を持っています。
(通信で強制進化するのでつまりはカイリキーということ)

ケーシィは捕まえやすさの値が金銀で「わざマシン09」になるC8です。
プリンだけが「みずたまリボン」、メタモンが「メタルパウダー」、ピッピが「ふしぎなきのみ」、
ラッキーが「ラッキーパンチ」を持っているのはその値のポケモンが各1匹ずつのため。

というわけで今回したかった話の前説明はこれで終了。



ポケモンには「捕まえやすさの値」が設定されており、初代ではポケモンごとに保存されているが使われない。
でも金銀だとその値が「もちもの」の値として使われている。

金銀に送ったときにポケモンごとに持っているアイテムが違うのは「捕まえやすさの値」が違うから。
初代で捕まえた後にその値を変更することはできないが使われないので意味はない。
金銀に送って「もちもの」を預かったり別のアイテムを持たせて初代に送ればその値は変えられるがやっぱ無意味。

さて、このことを踏まえた上で後半戦に参りましょう。








2015年6月27日








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