◆エレベータの出口の話◆
またまた、どうでもいいことを発見しました。



非常にどうでもいいことです。望遠鏡の謎の処理落ちとおなじぐらいのどうでもよさです。
マップ切替時に入り口の大きさが違うことはよくあることです。

例えばここはタマムシデパート。
入るときは1マスの扉ですが、出口は2マスのマットです。

また、エレベータは1マスの扉ですが、
エレベータの中は2マスの入り口になっています。

大抵が1マス⇔2マスの組み合わせの出入り口です。

2マスの方から出ても1マスの扉から出るだけなので左右どっちから出ても処理に問題はありません。
1マスの扉から入っても左右どちらか、例えば左側、というように固定すればいいだけ。

だけどゲーム内には1マスと2マスの組み合わせではなくて、2マスと2マスの場所があります。

それがここ。
そう、「セキエイこうげん」の入り口の扉です。

ここは扉が並んでいる・・・のか、大きな扉なのか、
とにかく2マスの扉です。

入った先はこうなっています。
2マスの出入り口になっていて、外に出るのは左右どちらでもOK。
ここにくるのも、左右どちらからでもOK。そんな場所です。

上の画像のように、左の扉に入ってこの画面になり、
2マスある出入り口のうち左側に立っています。正しいですね。

では今度は1歩右に歩いてから外に出ます。
右側の出入り口から外に出ると・・・。

ま、まさか・・・!

右側の扉から出てきます。正しいですね。
正しいじゃん。

そう、正しいです。
右の扉から外に出たときは、右から出てきます。

じゃあ左の扉から出ると・・・左から出てきます。正しいじゃん。そう、正しいです。

じゃあ今度は、右の扉から中に入ってみましょう。
すると・・・。

左側に立ってます。あれれ?

左から入ったときは左側、左側から出ても出口は左側、
右側から出ると出口は右側なんだが、右の扉は左側になってしまいます。

・・・でもこれって、ただ「セキエイ高原の入り口は左側」と設定されてるんじゃ。

そうですよね。左右どっちから入ろうが、入り口は左側。
ワープの裏技で入ろうと、左側に立っているんでしょう。

それだけだったら特に言及しないはず。わざわざページにすることもないでしょう。
・・・いや、ここならしそうだが。

ところ変わって、ここはロケットゲームコーナーの地下。
ロケット団のアジトのエレベータです。

エレベータも出入り口が2マスで構成されています。
画像のように左から入ると・・・。

左の入り口からエレベータ内へ。正しいですね。
正しいじゃん!

・・・そう、正しいです。
左から入ると左のマットに乗ってます。

じゃあ今度は、右側の扉からエレベータの外へ出ましょう。

右から出たのに左側に立ってます。あれれ?
確かに右の扉から出たはず・・・。

・・・って、これじゃさっきのセキエイ高原と同じじゃん。
そ、そうですよね。あはは、お、怒らないで・・・。

じゃあ今度は右側からエレベータへ。

右から入ったので、右側に立ってます。
正しいじゃねえか!!

ひえええっ、正しいです、正しいですよね!
待って待って、本題はここからです!待って!

じゃあまた左から外に出ましょう。すると・・・。

左側から出たのに、右側に立ってます。あれれれ?
おかしいです。おかしいですね。

じゃあ今度は左側から入って、右側から出てみましょう。
すると・・・。

右側から出たのに、左側に立ってます。あれれれれ?
おかしいですね。さっきのセキエイ高原とも違いますね。

なんとこのエレベータ、入った方がどっちが記憶しているのです。

左から入れば、左右どっちから出ても左から出てくる。
右から入れば出たときは必ず右に立つことになります。

エレベータを使って階を移動しても同じ。
右からエレベータに乗れば、左の扉から別の階に降りても右から出てくることになります。

・・・なんでこんな、入った方を記憶するようなことをしているのか?

左から乗ったら「どっちから乗ったか」の数値に基づいてエレベータ内で左のマットに立たせる。
それが終わればもう「どっちから乗ったか」というデータは必要なくなるはず。

次に主人公を立たせる位置を決めるのに必要なのは「どっちから出たか」だけだろう・・・。
外に出るときには「どっちから乗ったか」はいらないだろう・・・なんで記憶しているの?

さらに、似たような出入り口なのにセキエイ高原と処理が違うのもナゾ。
そして「入った方に立たせ、出た方に立たせる」というのがどっちもできていないのもナゾです。



ね、おかしい挙動だったでしょう。気づいたので思わずページにしてしまったわけです。
あはは、こういうナゾって面白いよね。

あ・・・あれ?
えっ、怒らないで怒らないで。
ちょっと、あの・・・・・・い、いたたた・・・。



2015年11月12日


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