ポケモンの「文字」の内部コード表です。ポケモンの名前などをあらわすのに使われる数値ですが、 自分用に表を作ったのでのせることにしました。この表が必須な裏技は多くないが、下に解説も一応あります。
見て分かってしまうかもしれないがおいでよどうぶつの森の文字コード表のページをコピペして作りました。 文字コード表なのに注釈が多い・・・!それらを今から説明します。ただのコード表なのに・・・。 主人公やライバル、ポケモンの名前に使えるのはこの文字入力画面に出てくる文字のみです。 「へ」と「り」はひらがな・カタカナどちらも同じ文字です。 でも上の表を見ると60から6Cまではアルファベットがあったり、 「ぁ」「ァ」などの使いたいけど使えない文字もあります。 入力画面にない文字が使えないのはなぜなのか。この文字を調べていて分かったのは表示できる画面が限られているということです。 主人公の名前やポケモンの名前は、あらゆる画面で表示されることになります。 フィールド上のメニュー画面、メッセージウィンドウで主人公の名前が呼ばれたり、「○○は ちからつきた」とポケモンの名前が出てくることもあります。 さらにバッジやお小遣いが表示される画面でも主人公の名前が表示されます。 その画面では入力画面で入れられない文字は画像として読み込まれるということが起こります。 例えば主人公の名前を本来はつけられない、「ファイヤー」という名前にした場合。 このようにメニュー画面や名前を呼ばれてメッセージウィンドウで表示される分にはまったく問題ないのですが・・・。 ステータス画面で見たとき、 ァだけ画像になってしまいます。 この画面より下は実は全部画像で構成されており、 「ポケモンバッジ」や「タケシ」「カスミ」などの文字は文字ではなく全部画像なのです。 なのでこの画面における「ァ」のコード「E9」はこの画像のとおり、2つ目のバッジをあらわす画像「2」に化けてしまいます。 ただ、表を見るとフシギなのが普通に入力できる7Fの「空白」と80の「ア」から始まり、 ひらがなを経てE5の「゛」までの中になぜか「ィ」だけはちゃっかりいるいうこと。 「ィ」だけは入力画面にない文字ですが、 このように主人公の名前をこれまた本来は入力できない「フーディン」にした場合。 当然メニューなどでも普通に表示できますが・・・。 バッジ画面でも「ィ」は文字化けしません。なんで「ィ」だけ特別扱いされているのだろうか・・・? つまり文字入力画面にないけど化ける心配がないので、「ィ」は入力画面にあっても問題なかった文字ってことです。 まあ「ィ」があるなら「ァ」もあってくれ、と思われるからないのか・・・? 他のアルファベットや記号も、入力画面にないものは全てバッジ画面で画像に化けてしまいます。 「マチス」の「チス」になったり、紫色の枠になったり、「●ポケモンバッジ●」の「●」になったり・・・。 逆に言うとバッジ画面にもある文字である「円」や「:」「/」は主人公の名前にできないが、 別にできても問題ないということです。 あとポケモンのニックネームはバッジ画面には表示されないから、 ファイヤーにニックネームをつけなかった場合「ァ」も名前に使われるがそっちも特に問題はないということになります。 さて次に表にたくさんある「BUG」という項目。 これらの文字が画面に表示されると改行を求められたりその文字以降が表示されなかったりします。 バグった名前のアイテムなどはこの文字が使われて何度もメッセージ送りを求められているようです。 ポケモンを呼ぶ笛の準備アイテムにもよくこれらのBUG文字が使われています。 では次に、注釈をつけた文字を一つずつ説明。 ※1 ・・・ 文字コード・50 / 「終端」を表す文字 例えば「ケミカ」という名前を入力するとその項目は88 9E 85 50という「ケ」「ミ」「カ」「終端」というデータとなります。 50が入ったらその後の文字は表示されなくなります。 ※2 ・・・ 文字コード・52 / 「主人公の名前」を表示する文字 「○○よ!こういうものには使い時があるのじゃ!」などのメッセージウィンドウやメニュー画面の項目などに使われる「52」の1文字で主人公の名前を表示させるもの。 「チッソ」というポケモンの名前を表示させるのには90 AC 8E 50という「チ」「ッ」「ソ」「終端」です。 これを、90 AC 8E 52 50 にした場合、主人公の名前が表示されることになるので上の画像のように「チッソケミカ」とはみ出て表示されることになります。 52 52 52 50だったら「ケミカケミカケミカ」になります。この文字で一番恐ろしいのが「主人公の名前」に「52」が入ってしまった場合。 主人公の名前を表示させる文字が主人公の名前に入っているので無限ループが起きてフリーズします。 バグらせて主人公の名前のデータの部分にもしも52が入ってしまうことがあったら起こらなくはないんだろうか・・・。 通信中のフラグが立ったり画面が徐々に暗くなったり色々起こります。 ※3 ・・・ 文字コード・53 / 「ライバルの名前」を表示する文字 52の「主人公の名前」とまったく同じで、ライバルの名前を表示するときに使われます。 ライバルの名前の中に53が入りライバルの名前を表示させたら、同じく無限ループが起こってフリーズ。 ※4 ・・・ 文字コード・54 / 「ポケモン」と表示する文字 その文字だけで「ポケモン」と表示する文字。主人公の名前が 54 54 54 50だったら、「ポケモンポケモンポケモン」になります。 ←の画像だと88 9E 85 54 54 50です。(つまり「ケ」「ミ」「カ」「ポケモン」「ポケモン」) ※5 ・・・ 文字コード・56 / メッセージでは …… と表示 55の一文字で「…」が2つ表示され「……」となる。左の画像だと88 9E 85 55 50で、「ケ」「ミ」「カ」「……」となっています。 だが主人公の名前にしてバッジ画面を見ると、「ポケモンバッジ」の「ジ」の部分になってちゃんと表示されません。 ※6 ・・・ 文字コード・59、5A / バトル時の相手かこちらのポケモンの名前 一時的に格納してある名前を表示するようで、「○○の なきごえ!」などと表示するときに使うものっぽい。 対戦相手の場合は「てきの ○○」という長い名前になります。←は主人公の名前を 59 50 にした場合のメッセージ。 ※7 ・・・ 文字コード・5B〜5E / 「パソコン」、「わざマシン」、「トレーナー」、「ロケットだん」 よく使う単語・・・ということなのか・・・?1文字でその単語が表示されるという文字です。 字数がはみ出ればおかしくはなりますが、主人公やポケモンの名前に使われてもバグることはありません。 ←は、5C 5D 5E 50という名前のときの表示。 ※8 ・・・ 文字コード・79〜7E / メッセージウィンドウの画像 メッセージウィンドウを構成する枠の部品です。 この画像が使われないバッジ画面だとやはり化けてしまい、バッジ画面の紫色の枠の部分になってしまいます。 ←は、79 7A 7D 7E 7B 50という名前のときの表示。どう発音すればいいのだろうか・・・。 ※9 ・・・ 文字コード・EC、ED / カーソル あらゆるときに使われる横向き三角のカーソル。 ECは入れ替えのときに表示される白い三角、EDは通常の黒い三角。 ついでにEEは表だと▼と書いていますが、 メッセージ送りのときに出てくる下向き黒三角のことです。 バッジ画面だとEC、EDは「5」「6」の画像になりました。 そういやアイテムのコード表でも最初は使われていて中盤はバグ系で、 後半はわざマシンとひでんマシンでピッタリ終了だったのでなんか似てます。 「わざマシン」はあるけど「ひでんマシン」という文字がない辺り、 やっぱり最初は「ひでんマシン」で覚えさせた技で木を切ったり海を渡る予定じゃなかったのかも、 などということも考えてしまいます。逆に「ロケットだん」は最初から考えられていた悪の集団だったのか・・・? 字の数値と何かのデータを入れ替えるバグ技も結構あるので、そういうときにこの表をご活用ください。 |