◆◇星のカービィ3 STORY◇◆




広い宇宙にある、小さいけど平和な星ポップスター。
そして、ポップスターの中の国「プププランド」。

カービィはそのプププランドに住んでいました。

しかしある日、ポップスターに黒い雲のような物体が
近づいてきていたのです。






何のために近づいてきたのかはよく分かりませんが、
とにかくポップスターは成す術もありません。

一方、そのポップスターのプププランドでは。




星のカビとダークマターの同種族の「グーイ」が、
魚釣りをして遊んでいました。

「ハッハァ!晩飯GETだぜッ!」
「うおおお旨そうッスね!!味見していいッスか!!」
「5時間待ち続けてようやく仕留めた獲物、
やすやすと渡すわけにはいかねえ!!」
「そんな!少しだけッス!舐めるだけでいいッス!!」

二人は黒雲の接近にまったく気づかず、
のどかに過ごしていたのでした。




カビは、邪悪な気配を感じ取りました。

「この、圧力(プレッシャー)は・・・!!なんだ!?」
「うひょ〜ッ 舐めるだけじゃ足りねえッス!食っていいッスか!!」

ついにその黒雲は、ポップスターに降り立ったのでした。




その黒雲はさらにプププランド中に黒雲を広げていきます。

ウィスピー「う、うわあっ!なんだこの雲は!」




さらにポップスターのあちこちの国まで・・・。
アクロ「・・・んっ?何だ、この雲は・・・」
アド「お酒はぬるめの燗がいい」
ワドルディ「わわっ!大変です、大王様!」
デデデ「おっ?なんだなんだ・・・うわああ!」

その黒雲は、デデデ大王とその仲間たちにのりうつりました。
そしてなんと彼らを操り始めたのです!




ポップスターを覆った暗雲。
またもや、この平和な星に危機がやってきてしまいました。

カビは、空を見据えて立ち上がりました。

「ここは、ボクがやるしかないのか・・・!
でも、ボクは一人じゃない!そう、頼もしい仲間たちがいるんだ!」
「うめーッス!うめーッス!チョーうめーッス!!」




ハムスターのような生き物、リック。
マンボウのような生き物、カイン。
フクロウのような生き物、クー。

ネコのような生き物、ナゴ。
小鳥のような生き物、ピッチ。

なんなのか分からない生き物、チュチュ。
満腹になった、グーイ。

そう、カービィは一人ぼっちじゃない!
頼りになる7人の仲間を連れて、邪悪な雲を追い払ってポップスターのみんなを助け出そう!

果たして、星のカビはポップスターを救うことができるのでしょうか!



2006年12月2日
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