◆ワンランク上のテクニック集◆
説明書に書かれていない名称は、全て勝手に名づけています。お気をつけ下さい。

◆コンティニュー◆
ゲームオーバー画面になり残念でしたの曲が鳴っているときに、 Aボタン+Bボタン+上キーでコンティニューです。 今ミスしたルームからダーナの人数が3人で始められます。 ただし、以下のものは引き継がれません。

1.火球の術の残り回数とスコア(0になります)
2.ライラの巻物を取った数(ストックできる数が3に戻ります)
3.妖精を助けた数(0になります)
4.部屋で取った鍵(レッツ取り直し)
5.その部屋で死んだことがあるかの判定
6.ROOM42より先まで行ったか

1〜4までは文字通りです。 5は「一度その部屋で死ぬと出なくなるお宝アイテム」がコンティニュー直後は出るということです。 6はROOM42以降まで進んだ状態でコンティニューしてもROOM41に戻されるということ。

リセットされるのは上の6つだけで、失われた2ページ、ソロモンの封印は取ったことは記録されています。 なので、ROOM41に戻されてしまうのはイタいですが、何度も遊んでいれば絶対に上手になるはず。 頑張って真のエンディングを見ましょう。



◆遠方換石◆
説明書にも載っているテクニック。名前は公式です。 「石の端に乗ると、遠くに石を作れる」というもの。 後述のエッジ換石と違い、端っこすぎずちょっと身を乗り出せばOK。クリアに必須のテクです。



◆エッジ換石◆
「石の端に乗ると、目の前に石を作れる」というテクです。 石を作った後は押し出されて落下しますが、石ができてから上を押せばジャンプができます。 しゃがみエッジ換石で足場を消せます。

足場を消す⇒垂直にジャンプ⇒石を作る⇒作った石の上に乗る ということも可能です。



◆遠方&エッジ換石をフル活用◆
エッジ換石と遠方換石(+しゃがみ&ジャンプ)を駆使すれば、 この画像の石全部をこの足場から作れます。 ついでに、ダーナがいる場所にだって石を作れるし乗っている石も壊せます。 かなり自由が利くというワケです。

ジャンプ中にしゃがみ換石ができないというだけで、非常に面白いアクションパズルゲームになっています。



◆バーン対策法◆
「バーンの横には相当めり込んでも死なない」というテクニックです。 こんなに接近しても大丈夫です。熱くないのでしょうか。服は燃えないのでしょうか。 バーンはもはや触れると死ぬ1本の細い棒ぐらいに思ってもOKです。

棒の長さは結構長めなのでそこは注意。バーンを横から飛び越すときは必ず換石の術をかけて弱火にしましょう。 こんなに横の判定が甘いので、バーンがいくら横に並んでいても飛び越せます。ちなみに「バーン対策法」という名称は公式です。

バーンと同じ石に乗れるし、その石を壊すこともできるし、 同じ石に乗っていてもバーンを弱火にもできます。 この状態で石を壊してバーンを落として、バーンがあった位置に石を作り、 その石に飛び乗るなんてことさえできてしまいます。

ただ、慣れてくると慣れすぎてぶつかるという事故もあります。一線を越えないよう注意。



◆バーン対策エッジ換石◆
バーン対策法とエッジ換石の複合技です。 ROOM32の邪魔な場所にあるバーン。 通常は上に上がる手段がありません。 だがバーンを弱火にしてから近づき、ジャンプをしながらエッジ換石すると、 2マスしかない+バーンがあるという状態でも上の段に上がれます。

難易度が高くて実用性は皆無ですが(1ドットの精度が要求される)、リカバリーの手段の一つとして、 危険回避の一つの手段として使うこともあるかもしれません。あきらめる前にチャレンジしてみましょう。



◆エッジジャンプ◆
「端っこに身を乗り出した状態でジャンプする」というテク。 内側に換石の術をかければエッジ換石になる位置でジャンプすると、 天井があっても飛び上がることができます。 できるとショートカットできる場面が多いです。 失敗すると頭をぶつけて落下してしまうので少々難しいです。

また「2ブロック分ジャンプできる」という効果もあります。 ただし2ブロック分ジャンプはエッジジャンプほどタイミングはシビアではありません。



◆隙間に着地テク◆
壁に向かって方向キーを入れ続けてもただ落ちていくだけで、 着地するにはコツがいります。これはかなり難しいテクです。 できればルーム攻略に有用で心強いんだが、100%必ず成功させるのは無理かもしれない・・・?

壁に向かってボタンを押しっぱなしにしていても、ダーナは1マスの隙間に入れません。 それは、壁に向かってボタンを押していてもその方向に行こうとするときとしないときがあるからです。

通常の空中での横キーは自由に斜めに動けますが、壁にぶつかると少しの時間硬直します。 硬直中は移動もできないし、換石の術もできなくなるのです。

例えば左の壁に向かって左にキーを押している間は、左に移動⇒硬直(垂直落下)⇒左に移動⇒硬直 というのを繰り返していて、ちょうど隙間が真横に来たときに「左に移動」を行っているときにだけ 隙間に入ることができるのです。

さらに厄介なのが、その「垂直落下」の時間の方が圧倒的に長いということ。 壁に向かって方向キーを入れているとき、「移動」が2フレーム、硬直が7フレームを繰り返しています。

じゃあ丁度隙間に来る瞬間に横キーを押せばいいのかというとそうではなく、 キー入力してから3フレーム後に移動をします。うう。 壁にぶつかるとその後の7フレームは絶対に硬直してしまいます。

さて、今までのことを踏まえた上でこの隙間にするにはどのようにすればいいか・・・。 「壁にぶつかると7フレーム硬直」するため、右にキーを入れっぱなしだと 目の前の白い石にぶつかり硬直している間に隙間の前を通り過ぎてしまいます。 なので、隙間に入る手段は二つです。

一つは、右にキーを入れ、壁にぶつかる前に一瞬ボタンを離し、すぐにまた右キーを押す。 こうすれば硬直せずに着地ができますが、なかなか素早いボタン入力が必要です。

もう一つは、エッジジャンプをし、壁にぶつかり、硬直の7フレームの間にボタンを離し、 落下中に右にキーを入れて着地。エッジジャンプ+隙間に着地の2段技です。

しかしジャンプの滞空時間は7フレームを余裕で超えるため、タイミングを取るための時間が 多いのは後者の2段技の方です。ホントタイミングがシビアな技です。

隙間に入れる条件は、 「隙間の上のブロックに密着している」+「硬直していない」です。 この二つを満たしているときに横キーを入れて 隙間に入れるタイミングはたったの3フレームです。 衝撃の計測結果でした。難しいワケです。

左の画像が1フレーム目、右の画像が3フレーム目です。 この画像のタイミングに横にキーを入れれば隙間に着地できます。

思ったより早めですが、それは「横キー入れてから3フレームで移動が始まる」ためです。 「隙間の位置に顔が来たら横を押す、それまではキーを入れない」のがせめてものコツです。

ただし、入ろうとしている隙間に最初から石があると話が別になってきます。 例えばこんな風に石があり、緑の石を壊した隙間に着地したい場合。 そのときは石を壊している間は左キーを押しっぱなしで成功します。

石を壊せている=硬直していない=石破壊直後横移動できる というのと、 石を壊せる位置=横にキーを入れれば隙間に着地できるタイミング というのが重なり、石を壊せたなら押しっぱなしで隙間に着地できるのです。

ただしやっぱり壊すタイミングだけは重要です。 落下しながら石を壊せるパターンは二つあり、 このように下にある石を壊した場合は左キー押しっぱなしで成功します。 石を壊すのは硬直中はできないため、石を壊す前に横キー押しっぱなしはダメです。

空中で石を壊せるもう一つのパターンがコレ。 上の石を壊してしまうパターンです。この場合は隙間に着地できません。 なので石を壊しながら隙間に着地する場合は壁に密着しつつも横キーは押しっぱなしにせず、 石が下にあるときに壊すタイミングを計るということです。

・・・結局隙間に着地テクは難しいので必勝法はないのが残念です。 クリアに必須のテクではありませんが、これを使わないと取れないアイテムもあります。 仕組みが分かれば成功率は上がるはず・・・やる前はスタートボタンでポーズをかけて集中してから飛び降りましょう。



◆スタートジャンプ◆
ルームが始まる前、鍵と扉が表示され、 ダーナが表示され動かせるようになった瞬間。 そのルーム開始直後は空中でもジャンプができます。

とは言っても大抵のルームでは開始位置が地上だから意味ナシ。 しかし画像のROOM11のような開始位置が空中の場所もあります。 そういうところでも空中でジャンプできるのです。

意味のない技かと思いきやそんなことはなく、これができれば攻略手順大幅短縮のルームもあります。 さらに、これをしないと取れないアイテムすらあります。つまりは「仕様」のテクニックなのである・・・!

タイミングは全くシビアではありません。 ダーナが表示される前のキラキラが集まる表示の間に上ボタンを押しっぱなしにしていればOK。斜めジャンプも可能。

これは「前のルームの扉に入ったときの状態」が次のルームの開始直後まで保持されているためです。 つまり「スタート時」に「ジャンプできない状態」だとスタートジャンプはできません。

ゲーム内で「ジャンプできない状態」になるのは「上昇中」です。 「上昇中」の状態で扉に入るとスタート時に「上昇中」のままになります。

「ジャンプによる上昇中」というのがいけないのであり「ジャンプ」がダメというワケではないのが大事。 左の画像はジャンプのポーズですが「上昇」は終わっています。 この状態で扉に入れば次のルームでスタートジャンプができます。

「扉の真下でジャンプして扉に入る」のはNGですが、「ジャンプによる上昇が終わってから扉に入る」のはOK。 ジャンプして扉に入る場合は真下からではなく斜め下からまず垂直にジャンプし、次に横にキーを入れて入りましょう。



◆スパークボール誘導◆


説明書にも掲載されているテクニックで、名称は公式です。 向かってきているスパークボールの前に石を作りその石にスパークボールが這ったところで 石を壊すと軸を失ったスパークボールは進んでいた方向に飛んでいきます。 画像では上に飛ばしていますが、上の辺を這うまで待つとダーナの後ろに飛んでいきます。

逆に軸がなく飛んできているスパークボールに空中に石を作って這わせれば、 もうそのスパークボールはその石を軸にして永遠に回るしかなくなります。



◆ゴブリン&ウィリー誘導◆
ROOM46の動画のラストでちょっと使っていますが、 背後から近づきゴブリンの後ろから足場をしゃがみ換石で増やすと、 殴る動作をしますが反転せずにまた1ブロック分前進します。 それを繰り返せば画面端まで誘導が可能です。

ゴブリンと同じ挙動のウィリーでもできますが、 配置されている場所の関係でこの技が有用な場面はあまりありません。

ゴブリンとウィリーはサラマンダーやドラゴンと違って背後から近づいても ダーナに気づいて振り返ることはないのでこんなことができます。 結構近づいても大丈夫だし、いちいち石を消す動作をするので隙は結構あります。

似たような挙動のガーゴイルではほぼ不可能です。 ガーゴイルは端まで行った時点で反転することが決まっているようで、 端に行ったらすぐさま振り返り火を吐いてきて焦げます。

端に行く直前に足場を伸ばせばもう1ブロック分歩かせることはできなくはないですが、 それよりガーゴイルは火球の術で倒してライラックの鐘を落としてもらうことが多いので燃やしちゃいましょう。



これらのテクはアクションパズルゲームである「ソロモンの鍵」の醍醐味です。 通常の攻略でも使うテクもあるし手順短縮にも非常に役立ちます。上手く使いこなしていきましょう。

2016年6月5日


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