リアルに10年間思い焦がれた裏技を実行できて感動しています。

ケミカ「こんにちは〜、リツキ、順調に進んでる?」
リツキ「ぎえっ?!け、け、けけケミカさん!?」
ケミカ「ひでんマシン03はもう手に入れた?持ってたら頼みたいことがあるんだけど」
リツキ「たのみとkぁfsdjkl?!」
ケミカ「落ち着いて・・・あのさ、「ダートじてんしゃ」は持ってるかな」
リツキ「い、いえ、今はマッハ自転車で・・・」
ケミカ「あー、そっか・・・」
リツキ「なのでマッハで交換してきます!!」
ケミカ「あー・・・」

トウカシティでひでんマシン03をついに入手しました。
さらに準備として「ダートじてんしゃ」を用意します。

リツキ「も、持ってきました!あとこっちがひでんマシン03です!」
ケミカ「あ、ありがと。それで、誰か「なみのり」は覚えてる?」
リツキ「いや、まだ誰も・・・えっと、誰かに覚えさせます。誰が覚えられるかな・・・」
ケミカ「チルットは無理だし、プラスルとマイナンも無理だし・・・ナックラーもダメだろうね・・・」
リツキ「ジグザグマのエピドート、お前が覚えろ!!」
ケミカ「え!?そ、そんな小さいポケモンに・・・!?」
リツキ「いいか、覚えろったら覚えろ!!ケミカさん、準備OKです!!」
ケミカ「あー・・・・・・」

まさかジグザグマになみのりが覚えさせられるとは思わなかった。
ジグザグマっていわゆるコラッタやオタチポジションのポケモンなのに・・・!?
ま、まあ、ポッポもそらをとぶ覚えるしな・・・。

ケミカ「そしたら、水の近くに行ってくれる?」
リツキ「水・・・海でいいですか?」
ケミカ「うん。で、ダート自転車の横っ飛びを海岸に平行にやってほしいんだ。できるかな」
リツキ「よ、横っ飛び・・・?やったことな・・・・・・いや、で、できます!とう!うぼふぉっ!」
ケミカ「だ、大丈夫?」

ケミカ「それで、飛んだと同時にAボタンを押して「なみのり」をしてみて」
リツキ「・・・え?飛んだ先は水じゃないからなみのりはできないですよ?」
ケミカ「あははー、実はそれができるんだよ。「陸乗り」っていう裏技なんだ」
リツキ「う、裏技!?」
ケミカ「そう、面白いバグらしいからずっとやってみたかったんだ。着地した瞬間にAボタンね」
リツキ「な・・・なるほど!ケミカさんに見せられるように今から特訓します!」
ケミカ「あ、いや・・・そこまでじゃ・・・そんなに難しいかな・・・?」

本当にできるのか?と疑いながらも何度もジャンプしてはA、ジャンプしてはA、ジャンプしてはA。
すると、どういうわけか突然。

「なみのりをしますか?」のメッセージが出現しました。
ぬおおおお本当にできるのか!着地したらごく自然にメッセージが出ました。

リツキ「うわあああ!で、できました!できましたよケミカさん!!陸で波乗りしてます!!」
ケミカ「う、うん。歩くより早く移動できるみたいだね・・・」
リツキ「ほんとにできたー!ひゃっほーう!陸でなみのりー!!」
ケミカ「見た感じ、ジグザグマに乗って走ってるだけだけど・・・」

本当に陸でなみのりができてしまいました。
草むらに入ると普通にポケモンとエンカウントします。
でも橋の上で草むらに入ったときは、メノクラゲが出てきました。

陸から海に直接行くことはできず、ポケモンから「なみのり」を選んでも降りられません。
人に話しかけることはできるし、イベントも普通に起こります(ハルカちゃんに呼び止められたり)。
建物に入るとなみのりは解除されます。

ケミカ「あー、ありがとうね。10年間ずっとやりたかったバグ技なんだよ」
リツキ「10年!?ケミカさん、一体何歳・・・」
ケミカ「じゃあぼくはそろそろ帰るから。ハマったりしたら大変だからレポートを書く時は気をつけてね」
リツキ「あ・・・は、はい。気をつけて・・・」

さて、なみのりができるようになったので、なみのり要員のポケモンを捕まえに行くことにしました。

チオ「初代主人公がここに来てたって!?」
リツキ「あ、ああ・・・確かマリカのお兄さんなんだよな。目閉じてたから似てたか分からないけど・・・」
チオ「それで何の用だったんだい?わざわざこんなところまで」
リツキ「あの人バグが好きらしくてさ、裏技教えてくれたよ」
チオ「う、裏技?マスターボールを増やすのかい?」
リツキ「いや・・・陸でなみのりができるってだけだけど・・・」
チオ「・・・何の役に立つんだいそれは?まあいい、それでここには何を?」
リツキ「あ、どーせだからなみのりしながら釣りでもしよっかなってさ。何か釣れろー」
チオ「・・・ボロじゃコイキングしか釣れないだろう・・・」

119ばんどうろにやってきて、レッツフィッシング。
右上のマスから順番に、1マスずつ下がりながら釣りをします。

で、真ん中辺りで段々不安になりながらも、左から2番目の列でついに。

リツキ「釣れたー!・・・って、何だこりゃ!?色違いのコイキング!?」
ヒンバス「みんなそう言いますけど・・・俺、ヒンバスです・・・」
リツキ「ひんばす?なかなか美しいポケモンだな。特にこの・・・」
ヒンバス「?!う、美しい!?俺が?!・・・生まれて初めて言われました・・・そんなこと・・・」
チオ「あ、多分、ヒレのカーブが美しいとか言ってるんだと思うぞ・・・」
リツキ「初めて言われた?そんなはずないだろ。お前は美しいって。俺の感性を疑うのか?」
ヒンバス「でも・・・俺って世界で一番みすぼらしいポケモンとまで言われてて・・・今までずっと蔑まれていて・・・」
リツキ「ならお前に自信をつけさせてやるよ。一緒に来い、ヒンバス。ついでになみのりを覚えようか。行こうぜ!」
チオ「なんかさらっと今・・・」

というわけで「なみのり」を覚えたヒンバスの「ウレア」が仲間になりました。
で、さっきウィキペディアでヒンバスのページを見たら衝撃的な文章が。

リツキ「・・・なあ、あのさ、チオ」
チオ「どうしたんだい?ものすごく浮かない顔して・・・」
リツキ「俺さ、ポケスペって赤緑青の全巻と金銀のクリスタル編しか持ってないんだよ。」
チオ「あ、ああ・・・それで?」
リツキ「さっき調べたヒンバスのページに「ルビーのポケモン」って書いてあった。手持ちがかぶってる・・・」
チオ「・・・え?最初にもらったポケモンもアチャモなのかい?」
リツキ「えーと・・・「ルビー」のページを見てみると・・・」
チオ「・・・あ、最初はどうやらミズゴロウらしいね。よかった、違うじゃないか」
リツキ「でも途中でプラスルも仲間にしたらしいぞ。やっぱかぶってる・・・」
チオ「もーしょうがないだろう?!」
リツキ「あああああ!!」
チオ「・・・今度はなんだい・・・?」
リツキ「・・・もーダメだわ俺・・・俺、性格付けやり直そうかな自分で・・・」
チオ「自分でって。一体何を見たんだ・・・」

ウィキペディアでポケスペのルビーくんのページを見てみたら衝撃的な文章が。

「昔はやんちゃでバトル好きの少年だったが、過去幼少時のサファイアとの出会いをきっかけに、
「バトルは大嫌い! 美しいポケモンが大好き!」という美しさ至上主義者に。口癖は「Beautiful!!!」。」

び、びゅーてぃふる?つまりは・・・

リツキ「かぶってる・・・かぶってる、まるかじりだよ・・・」
チオ「なぜかじるんだ。確かによく「美しい」って言うね、リツキは」
リツキ「どうしよう?こんなにかぶってるなんて思わなかった・・・今から「たくましい」に変えようかな・・・」
チオ「それはそれで・・・そんな、もう別にいいじゃないか」
リツキ「それとも「かしこい」にしようかな・・・俺どうしたらいいんざましょ・・・」
チオ「誰よ。そもそもポケスペを知っている人は既にずっとそう思ってたんじゃないのかい?」
リツキ「!!」
チオ「でも今日まで問題なくバッジも5つ集めたんだから、もう気にしなくていいじゃないか」
リツキ「そっかな・・・」
エノール「頑張れ!ファイト!俺たちはいつでも応援してるぜ!」
エナミン「フレー!フレー!リ・ツ・キ!!頑張れ頑張れリツキ!!」
リツキ「み、みんな・・・」
ベルトレー「悩んでないで私にいつでも頼ってくださいませな。ぎゅっとして差し上げます」
リツキ「よ、寄るな・・・」
ウレア「なんかよく分かんないけど・・・俺よりも落ち込まないで下さい・・・」
リツキ「あ、ああ。そうだよな、主人公が落ち込んでちゃダメだよな!みんなありがとな!!」
アパタイト「どーせこれからも色々かぶるんだろ。けっ」
リツキ「お前な・・・!!」

・・・なんてことがあったのでした。
とりあえず、もうルビサファをやり始めて大分経ってしまったのでこのままいきましょう。


2012年9月21日
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