リツキ「・・・さて、ここは一体どこだ?」
チオ「ここはルネシティ!そしてルネジムの前!毎回そのセリフ言う気かい!?」
リツキ「ルネ?聞いたことないです」
チオ「いいから思い出す!ほら、グラードンはどうしたの!?そのボールは!」
リツキ「ぼーる?・・・こ、これは!!これは伝説のポケモン、グラードン・・・!!」
チオ「アタマの中スポンジでも詰まってるんじゃないか・・・?」

1ヶ月以上ぶりにルビーをつけてみると、ルネジムの前にいました。

リツキ「そうだそうだ、思い出してきた」
チオ「・・・よかった。じゃあ再現VTRをどうぞ」
リツキ「そういうシステムだったのか」

なんか目覚めたグラードンのせいで辺りの海が干上がる!
グラードンを何とかしないとストーリーが進まない!

初代で言うならばチャンピオンロードの出口でファイヤーが立ちふさがっている感じです。
フリーザーもサンダーもストーリーには関係ない場所にいるし、ファイヤーぐらいしかいない。

リツキ「いいか、目先の戦いにとらわれるんじゃないぞ」
チオ「お、それはどういうことだい?」
リツキ「グラードンと戦う俺たちだが、背後にいる敵こそ真の戦うべき相手だ」
ベルトレー「わあ、かっこいいです〜」
ウレア「どういう意味なんですか?」
リツキ「グラードンと戦い、HPを減らして捕獲を何度も試みる。だが簡単には捕まらない」
チオ「そりゃ、伝説のポケモンだからなかなか難しいね」
リツキ「そう、よく分かってるなチオ。俺たちが戦うべき相手はそれだ」
チオ「・・・どれだ?」
リツキ「HP減らす状態異常にする、ボール投げまくる、ボールがなくなればリセット。
捕まる可能性がある限り投げりゃいい。要は乱数と確率に勝利すりゃいいんだよ」
チオ「真面目に聞いて損をした・・・。」

ベルトレーの「うたう」で眠らせ、HPをひたすら減らしまくる。
弱い攻撃でHPをちくちくちくちく削って、そして持っているボールをすべて投げる!

リツキ「うおりゃああああいけえモンスターボール!」
チオ「あ、出てきちゃった。やっぱモンスターボールじゃダメだね」
リツキ「じゃあどこかで拾ったスーパーボール!!」
チオ「どうだろう・・・あ、やっぱダメか」
リツキ「ならば「ものひろい」でコツコツためたハイパーボール!!」
チオ「もの・・・」
リツキ「あーあ、今回もダメっぽいな。ボールほとんど投げちゃったし」
チオ「またリセットかい。まあボールをかれこれ30個以上投げてるからね」
リツキ「1個目で捕まってくれたら安くて済むんだけどな。ボール高いんだよね」
チオ「・・・あ、リツキ・・・捕まったみたいだよ・・・」
リツキ「なんですと?!」

数万円分のボールを投げ、手持ちのボールがなくなる寸前にグラードンが捕まりました。
所持金のほとんどがなくなりました。

リツキ「な、なんというタイミングで・・・!ボールポケットからっぽなんですが・・・!!」
チオ「で、でもよかったじゃないか。グラードンが捕まって、ストーリーが進むだろう?」
リツキ「けどあんなにためてたボール全部投げちゃって、残ってるのモンスターボール2個だけ・・・」
チオ「落ち込むな、お金ぐらいすぐたまるさ」
リツキ「・・・そうだな。手持ち全部ジグザグマにして走ってくるわ」
チオ「ストーリー進めんかい。」


2013年3月3日
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