リツキ「ほえー・・・・・・」
チオ「・・・なんて呆けたカオしてるんだい。おい。おいっ!」
リツキ「・・・あ、はい。えーとね、何か昨日の夜、ラティオス捕まえる夢見た・・・」
チオ「夢て。いいから早くルビーを進める!もしくはラティオスを捕まえる!!」
リツキ「ふえーん!もう眠いよ!寝てる間にボールが落ちるんだよ・・・」
チオ「それならもうピンボールはあきらめ・・・って、ラティオス捕まえてあるじゃないか!?」
リツキ「・・・ん?ぬを?!あれは夢じゃなくて現実の話だったのか!!」

・・・驚きです。
なんと、ポケモンピンボールルビーサファイアで、ラティオスを捕まえてしまいました。
7匹目で出てきました。思っていたよりでかくてビックリ。

リツキ「あ、あははは・・・なんだ、あれは夢じゃなかったんだな。いえーい、ラティオスGETだぜ・・・」
チオ「・・・・・・。」
リツキ「いや、過去の話だからラティオスGOTだぜ・・・?」
チオ「なんだいそれは。ピンボールが終わった!なら、ルビーを進めるべきだろう!?」
リツキ「へ、へえ、ごもっともで。でもさ、ちょっとピンボールの全部埋まったポケモン図鑑見てみない・・・?」
チオ「まあいいけど・・・ほう、図鑑が完成すると図鑑完成したっていうマークがつくんだね」
リツキ「リリーラ捕まえるために海が出るまで粘ったけど、ラティオスで粘ってる間に何回も出たなあ・・・」
チオ「はいはい、浸ってないでとっととルビーをやろうか」
リツキ「ええ〜・・・ほら、この図鑑の絵のピカチュウ可愛いよな。ジラーチもさ」
チオ「そうだねそうだね、さあそろそろルビーやろう」
リツキ「えーん、図鑑完成したのに・・・」

というわけで、ポケモン図鑑を完成させてしまったのでポケモンピンボールルビーサファイアは終了。
いやー、長かった。まさかラティオスでこんなに詰まるとは思わなかった。
普通の人もラティオスかラティアスで詰まるものなのだろうか。

リツキ「・・・と、言うわけでだ諸君!今からマグマ団のアジトに向かう!!」
エノール「ほれエナミン、どれにする?」
ベルトレー「エノールのことだからきっと真ん中に仕込んでますねえ」
アパタイト「いいから早く引けよ。俺はあと1ペアで上がりだぜ」
エナミン「ううう〜・・・じゃあ、こっち!!あああ〜!!」
ウレア「え、え?!今エナミン、ババ引いた・・・!?次俺だ・・・!!」
エノール「よっしゃー、俺上がり〜」
アパタイト「あ、ちくしょ〜・・・ウレア、早く引けっ」
エナミン「ま、待って、切るから・・・!!」
チオ「・・・・・・。」
リツキ「お前らババ抜きやってんじゃねええええ!!」

久々にルビーをつけてみると、洞窟の中でした。
かいりきで岩を押さないと前に進めない構造のようです。

リツキ「・・・さて、ここは「かいりき」を使って進むみたいだな。マグマ団が何人か見えるけど」
チオ「じゃあぼくが「かいりき」発揮するから頑張って。よいしょー」
リツキ「おう。よいしょー、よいしょー・・・ん?ちょっと待って」
チオ「どうしたんだい?」
リツキ「ここから押してもつっかえるだろ・・・左から押さないとダメみたいだなこれ」
チオ「左から押すったって、こっちにも岩があるじゃないか。」
リツキ「ってことは、このかいりきで押せる岩の上の岩を砕かないとダメってことか!うわー!」
チオ「・・・え、誰も「いわくだき」を覚えてないじゃないか」
リツキ「えーと・・・じゃあ、チオが覚えてくれない?」
チオ「ぼくがあ!?ぼくはもう1つ秘伝技覚えてるし、進化のタイミング悪くて技が変だし・・・」
リツキ「うん、それはごめん。じゃあ他にパーティで覚えられそうなのは・・・」
エノール「俺が覚えてやろうか!エナミン、応援しててくれ!」
エナミン「おう!頑張れ頑張れエノール!!」
リツキ「いや、応援してもプラスルにはムリ。」
アパタイト「俺は一応覚えられるみたいだぞ」
リツキ「おおお!覚えてくれるのかアパタイト!ありがとう!!」
アパタイト「覚えてもいいけど、どの技を消すんだ?」
リツキ「・・・え、ええと・・・かみくだく、りゅうのいぶき、すなじごく・・・フライゴンになったらもっといいの覚えそう?」
アパタイト「知らね・・・いいだろ俺で。何か適当に岩を砕きゃいいんだろ?」
リツキ「岩はカンタンには砕けんぞ・・・」
チオ「リツキ、ここは「いわくだき」用のポケモンを連れてきた方がいいんじゃないかい?」
リツキ「ウレアも覚えられないしな・・・」
ウレア「・・・す、すみません・・・」
リツキ「ん?いーんだよ、ウレアはもう「なみのり」と「ダイビング」覚えてるし。ありがとな」
ウレア「は、はい」
リツキ「あとはー・・・うーん・・・」
ベルトレー「ふふふー、私の出番ですねえ!覚えて差し上げますからハグして下さいませな〜」
リツキ「ギャアアアアース!!ハグはいらん!!来るな!来るなこっちに!!」
ベルトレー「しゅん・・・そんなに照れなくてもよろしいですのに・・・」
リツキ「べ、ベルトレーは「そらをとぶ」覚えてるだろ。やっぱ「いわくだき」は別のポケモンがいいって」
チオ「そうそう、あんまり対戦で有用とはいえない技だしね。ポケモンセンターに戻ろう」
リツキ「・・・やっと進めると思ったのに戻るのか・・・。」

一瞬、チオ(現在はバシャーモになっている)に覚えさせようかと思いましたがやめました。
一旦ポケモンセンターに戻って、メンバーチェンジしてくることに。

ウレア「・・・ベルトレー・・・」
ベルトレー「ん〜?ウレア、さっきのババ抜き楽しかったね・・・あり?どうしました?」
ウレア「リツキさんが嫌いなそんな羽を持ちながらリツキさんに近づこうとするなんて・・・信じられない・・・」
ベルトレー「おろろ?お顔とお声がいつもと違いますねえ?」
ウレア「リツキさんにとっての不穏分子は、俺が排除しないと・・・。そんな羽、俺が全部引きちぎってやる!!」
ベルトレー「きゃー!きゃーきゃーきゃー!!」

リツキ「とりあえず海底洞窟から出て・・・さて「そらをとぶ」で町に行くか」
ウレア「・・・リツキさん」
リツキ「お?どうした?なんかいつもと顔が違うぞ?」
ウレア「ふふ、そんなことないですよ。リツキさんに喜んでもらえるように俺、努力してるんです」
リツキ「そっかー、ウレアはもう強いし安心して戦闘に出せるしな。ありがとなー」
ウレア「喜んでもらえて嬉しいです・・・あのモコモコ鳥の羽、全部むしっておきましたから。
これでリツキさんも安全ですね、リツキさんの喜ぶ顔を見られることが俺にとって最高の幸せです」
リツキ「そっ・・・え?全部むしっておいた・・・って、ちょっと!?なんてことを?!」
ウレア「・・・えっ、どうして喜んでくれないんですか?嬉しいですよね、あんなの、地上から全て排除されるべきですから・・・」
リツキ「お、おい、ウレア?おおーい?目がおかしいぞ・・・?」
ウレア「・・・・・・はっ、あれ??いつの間に外に出たんですか?もう夜なんですね」
リツキ「あ、あらら・・・?」
ベルトレー「う〜・・・リツキさま・・・えーん・・・」
リツキ「ぬをおお!?ベルトレーの羽がものすごく毛羽立っている!!どうした?!何があった?!」
ウレア「どうしたのベルトレー!?大丈夫!?可哀想に、誰が一体こんなことを・・・!」
ベルトレー「目の前にいる人ですけど・・・記憶ないのかしら・・・うー・・・」

リツキ「・・・えーと、とりあえずポケモンセンターについたぞ。みんな回復しておいでー」
アパタイト「よし、行ってくる」
リツキ「お前は戦闘に出とらんだろうが」
エノール「俺の経験値半分あげてるだけだもんなー、まあアパタイトの成長を応援してるってことでいいけどさ」
エナミン「ぼくはそのエノールの応援を応援してます」
リツキ「応援はもういい。ベルトレーもほれ、行ってこいよ」
ベルトレー「はあーい、まあ私を心配してくださるなんてお礼のハグを」
リツキ「寄るな!!なんかいつにも増して羽がケバケバしてないか・・・」
ベルトレー「だってウレアにものすんごく羽を食いちぎられたんですもの・・・」
ウレア「あ、あの、ごめんね?俺、全然記憶がなくて・・・反撃していいから・・・」
ベルトレー「反撃だなんて!私は全てをハグで包み込んであげるから安心してくださいませな」
ウレア「・・・ベルトレー・・・」
リツキ「おお・・・いいやつだなお前・・・」
ベルトレー「全てを包み込んで一緒に「ほろびのうた」で倒れましょ」
ウレア「・・・あ、はい・・・」
リツキ「・・・殺すのか・・・」

さてポケモンセンターで「いわくだき」を覚えられるポケモンを選出。
とりあえずクチートのフェノールに「いわくだき」を覚えてもらって連れて行くことにしました。

リツキ「よし、これでマグマ団アジトに本格潜入できるな!行くぜみんな!!」
チオ「じゃあここはトクサネシティだから、左の海に行けばいいね」
リツキ「そういやこの前海をさまよってたら「サイユウシティ」ってとこに入っちゃったんだよな」
チオ「あー、滝があってすすめなかったね。多分「たきのぼり」が必要なんだろう」
リツキ「だな。何はともあれマグマ団アジトだ。さあウレア、なみのりだぜ!!」
ウレア「お任せください!」
エノール「おおー、海は広いな大きいなー」
エナミン「エノールの歌を応援するー」
アパタイト「・・・ふあー、着いたら起こせよ・・・」
ベルトレー「ところでリツキさま、アジトは確か深海にありましたけど、どこでダイビングするのです?」
リツキ「ふふ、それはもちろん」
チオ「おお頼もしいね」
リツキ「バッチリ忘れたぜ」
チオ「おおやっぱりね」

せっかく見つけた海底洞窟のアジト、また探しなおし。
・・・いわくだきがいるとか知らんし・・・。
2012年12月15日
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