リツキ | 「結構みんなレベル上がってきたかな」 |
チオ | 「ぼくはレベル37で一番高くて、エノールとエナミンは35だね」 |
アパタイト | 「俺もいつの間にか35になってビブラーバになってるな。いやー、努力の賜物だな」 |
リツキ | 「学習装置持ってるだけで何もしてないだろ・・・」 |
ベルトレー | 「私はまだレベル30、もっと戦闘に参加させてくださいませな」 |
リツキ | 「ベルトレーは「そらをとぶ」以外まともな攻撃技がないからな・・・」 |
ベルトレー | 「そんなこと言って、私を傷つけまいとするお心遣いですのね。お礼にハグ〜」 |
リツキ | 「くるなああああ!!」 |
チオ | 「あ、あとは・・・ヒンバスのウレアだね。まだレベルは28か」 |
ウレア | 「・・・リツキさん」 |
リツキ | 「は、離れろベルトレー・・・え?なんだって?どうしたウレア?」 |
ウレア | 「俺のこと・・・どうして戦闘に出してくれないんですか?」 |
リツキ | 「え・・・だ、だってまだお前「たいあたり」「はねる」「なみのり」しか覚えてないし・・・」 |
ウレア | 「雨が降ってるから威力上がりますよ。なみのり使わせてください」 |
リツキ | 「そ、そうなんだけどな・・・でもこの辺りはナゾノクサばっかり出るからチオの方が・・・」 |
ウレア | 「チオ・・・・・・そうですか、リツキさんは、チオの方が大切なんですね・・・」 |
リツキ | 「あ、あのう・・・」 |
ウレア | 「・・・分かりました。俺、リツキさんに気に入っていただけるよう努力します。頑張りますね」 |
リツキ | 「そっ・・・そっか、よかったよかった。もうちょい強くなったら、ウレアも普通に戦闘にも出せるからな。
攻撃受けて倒れちゃったら経験値も入らないだろ?あ、そうだ。強くなるためにもこれ食べろよ」 |
ウレア | 「わあ・・・!ありがとうございます・・・!!」 |
リツキ | 「さっきウレアのためにとっておいたんだぞ。甘くておいしいだろ」 |
ウレア | 「もぐもぐ・・・あの、これは・・・なんなんですか?」 |
リツキ | 「それは、なんとレベルが上がるふしぎなアメ・・・あり?ここに入れといたのにポロックしか入ってない・・・」 |
ウレア | 「甘くはないですね・・・もぐもぐ・・・」 |
リツキ | 「え、ああ、ゴメンな・・・あれ、ふしぎなアメいっぱい入れといたんだけどな・・・?」 |
アパタイト | 「おいリツキ、このアメ甘すぎるぞ。ほんとまずいわ。全部食ったけど」 |
リツキ | 「お前!!」 |
リツキ | 「今は「おくりびやま」ってとこにいるんだっけか?」 |
チオ | 「いるんだっけかじゃなくているだろう。」 |
リツキ | 「何のために来たんだったっけ・・・とりあえずヨマワルばっかり出てくるな」 |
チオ | 「バッジはいくつ?」 |
リツキ | 「えーっと・・・この前、ひこうタイプのナギって人と戦ったんだ。3回負けた」 |
チオ | 「所持金が・・・あのジム行ったの結構前じゃないか」 |
リツキ | 「手持ち弱いかなあ・・・どうなんだろ・・・」 |
エノール | 「そっか?俺たちはこの前かみなり覚えたもんなー」 |
エナミン | 「そうですそうです!二人でかみなり落としたらスゴイと思います!」 |
リツキ | 「ここでやるなよ。そういやここの頂上にマグマ団がいるんだっけ?」 |
チオ | 「ちゃんとストーリー把握しながらやりなって・・・」 |
リツキ | 「そーなんだけど・・・なんかさ、やる気出なくって・・・」 |
チオ | 「はあ?!主人公がなんてこと言うんだい!?」 |
リツキ | 「だってさあ、全然木の実育たなくて・・・はー・・・この前また電池が切れたんだよ・・・」 |
チオ | 「別の中古ソフトから電池を入れ替えるからだろう!?」 |
リツキ | 「すぐ切れるって教えてもらってたから、一応覚悟はしてたんだけどな〜・・・」 |
チオ | 「どうするんだ、木の実が育たないんじゃポロックが作れないじゃないか」 |
リツキ | 「そこで、俺は考えたんだ。ソフトの電池が切れていても木の実を育てる方法」 |
チオ | 「・・・??」 |
リツキ | 「このように、一晩中電源入れたまま放置。」 |
チオ | 「素直に電池を入れ替えなさい。」 |