マリカ「えーとなになに・・・」
ホノオグマ「ん?どうしたんだ、誰から連絡?」
マリカ「またラッテだよ・・・「強いエーフィがほしいから厳選してください♪」だって」
ホノオグマ「またか、自分でやればいいのに・・・」
マリカ「ハートゴールドの方が何かしら便利なんだってさ・・・仕方ねーな、もう」

エーフィを育てよう!ちゃんと厳選して育てよう!
いつかホワイトに送ってバトルサブウェイで戦わせるためにも強いのが生まれるまで頑張ることにしました。

まず「ひかえめ」なイーブイに「かわらずのいし」を持たせて育て屋さんへ預ける。
そしてサファリゾーンで捕まえた「とくこう」が最大のメタモンに「パワーレンズ」を持たせて育て屋さんへ。

生まれてきたとくこうが最大の「ひかえめ」なイーブイの♀に「パワーレンズ」を持たせて預け、
生まれてきた強いイーブイの♂とまたまた預ける。

マリカ「ぜー、ぜー・・・やたらとタマゴが見つかるな・・・」
ホノオグマ「あ、また育て屋のじーさんが左向いてるぞ」
マリカ「育て屋さんの内部は一体どうなってるんだ・・・10秒ごとに1個タマゴ見つかってるぞ・・・」
ホノオグマ「2匹のイーブイの仲が「まずまずのようじゃ」だからだろうな」
マリカ「・・・いや、さ。本当のところどうなってるんだ?」
ホノオグマ「な、なにが?」
マリカ「こんなにポケモンが入ってるタマゴがポコポコ見つかっていいのか?
育て屋の中はどうなってるんだ?タマゴが「みつかる」って何なんだ?」
ホノオグマ「えー・・・あのー・・・」
マリカ「同じタマゴグループのポケモンを一緒に手持ちに入れててもタマゴ見つかったことなんかないぞ?
ポケモンたちは一体どうやってタマゴを持ってくるんだ?産んでるのか?それとも・・・」
ホノオグマ「そういう質問は任天堂に送れ。そして無視されて来い!!」
マリカ「えっ、ひどい!!」

ポケモンがボールに収まる能力を持っているということよりも、
タマゴが「みつかり」そしてそのタマゴからポケモンが「かえる」ことの方がとってもフシギだ。

どう見ても哺乳類なミルタンクですらタマゴから孵るんだもんな・・・。

マリカ「いや、ポケモンに直接聞くのがいいかなと思って・・・」
ホノオグマ「ゲームにそういう質問は御法度だ!!
じゃあリンクは99個の爆弾や矢の束や大きな鎧をどこに持ってるんだ!?
ファイアボールを出している手は燃えないよね?!
足が水面に出ているだけでなぜ死なない!?どうやってコインで酸素補給?!
カービィが吸い込んだ敵は死んだのか!?なぜ吐き出すと星になるんだ!?
帽子になったヘルパーは死んだのか!?
アップルキッドは食べ物をほしがっているのに
なぜ「かぜぐすり」で満足するんだ!?」
マリカ「ま、待って、なんか、俺が悪かったから・・・。」

そして、イーブイのボックス一つがいっぱいになりました。
こんだけたくさんタマゴがどんどん見つかるならば、
手持ちがタマゴでいっぱいになったらタマゴを全部預けてまたもらう、という方が早いということに気づきました。

どうせブーバーのロジウムと一緒にタマゴを持って走っていればすぐに孵る。
だがそのおかげで。

マリカ「・・・ブーバーのロジウムがさ」
ホノオグマ「どした?」
マリカ「めっちゃ擦り寄って来んだけど」
ホノオグマ「うおお、極限まで懐いてるな・・・。」

ブーバーのロジウムのなつき度が最大になっています。レベルは18なのに・・・。

イーブイのタマゴを孵化しまくります。
「ひかえめ」な性格で、とくこうは絶対に最大になるのであとは遺伝したパラメータが最大だったらよし。
さらにランダムで決まるパラメータたちがいい数値だったらとても嬉しい。

ボックス一つ分のタマゴを孵化して、全部のイーブイをジャッジさんに見せました。

マリカ「・・・・・・。」
ホノオグマ「今度はどうした?」
マリカ「・・・いや、ボックス一つ分のイーブイをジャッジさんに見せてきたんだけど」
ホノオグマ「まだ強いのいなかった?その中でいいやつをまた親にして預ければ?」
マリカ「・・・そ、そうじゃなくてね」
ホノオグマ「なんだよ、歯切れ悪いな」
マリカ「どういうわけか4Vのが混じってた」
ホノオグマ「なぬな?!」

どういうわけか、こうげきとぼうぎょ以外のパラメータが最大の「ひかえめ」なイーブイがいました。
4Vなんて初めてだ!こ、これってどれぐらいの確率で生まれるんだろう!?

そして、あまりにも驚いて嬉しかったのでこのエーフィになる奇跡のイーブイをNEWメンバーに加えました。

マリカ「・・・というわけですごい確率で生まれたエーフィ。こいつの名前が決定した」
ホノオグマ「どうせ「〜ウム」って名前なんだろ?」
マリカ「違いますよ。ちゃんと考えました。「イオルク」です。」
ホノオグマ「いおるく?なんだそりゃ?」

このエーフィのイオルクは、後から生まれたのにポロニウムの兄という設定になります。

マリカ「イオルク、さあ努力値を入れに行くぞ!」
イオルク「俺は天才!奇跡の存在!努力なんて必要ない!ははははは!!」
マリカ「まためんどくさい性格だな・・・素質はよくてもレベルが低くちゃ弱いだろうが!!」
ホノオグマ「あの・・・それでマリカ、どうしてこいつ「イオルク」って名前なんだ?由来は?」
イオルク「天才である俺が自ら教えてあげよう。個体値の幅は一つにつきいくつ?」
ホノオグマ「えーと・・・ハートゴールドは、31だっけ・・・?」
イオルク「二つのパラメータが最大である確率は?」
ホノオグマ「え・・・31×31=961だから、961分の1?」
イオルク「961をひらがなにするとどうなる?」
ホノオグマ「は・・・?961だから「クロイ」か?」
イオルク「それをアルファベットで表記すると?」
ホノオグマ「KUROIになるけど・・・もしかして・・・」
イオルク「さらにそれを逆さから読むと「IORUK」。そう、イオルクになる!!」
ホノオグマ「アホか!!どんだけ長いプロセスだよ!!」

イオルクに「とくこう」の努力値を入れるために、コダックやゴルダックを倒しに行くことにしました。

マリカ「おい、イオルク」
イオルク「さあこの天才の前に跪け!!ウバメの森のゴルダックたちよ!!」
マリカ「いいから戻れ。お前じゃゴルダックに勝てないから。」
イオルク「な、なにっ?俺は天才なんだぞ、奇跡の存在なんだぞ、負けるわけないだろ」
マリカ「だからな、素質がいいのは分かる。分かるけどお前まだレベル5だろ?」
ベルトレー「そうそう、ここは私と交代してくださいませな〜」
イオルク「なにをっ!この俺に勝てない相手などいない!一撃で倒してみせる!!」
マリカ「・・・あーはいはい、じゃあもういいから何でもやってみろ」
イオルク「ええと、ええと・・・出せる技は・・・食らえ!!「しっぽをふる」!!」
マリカ「・・・はい、いい子は後ろで見てようね」

ポロニウム「バトルフロンティアのアイテムをもらうためにまた今日もバトルステージかあ」
イオルク「おいポロン!バトルステージで100勝もできないとは兄として恥ずかしいぞ!!」
ポロニウム「げっ、イオルク兄ちゃん!!さっきロズレイドに負けたの見てたの・・・!?」
イオルク「この天才である俺の戦いぶりを見ていろ。稼いだBPでお前に技マシンでもあげようじゃないか」
ポロニウム「え、いいの・・・?」
イオルク「兄として当然だ、俺は奇跡の存在だからな。軽く全勝してきてやろう!はははははは!!」
ポロニウム「が、頑張って・・・いってらっしゃい・・・あ、マリカ?」
マリカ「ぅおーい!イオルク!!努力値入れきってないのに勝手にどっか行くな!!」
ポロニウム「・・・・・・。」

2013年1月7日
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