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前回の「サント・アンヌ号」に向かいます、という言葉の通りクチバシティの右に走っていったんだが、 走っている途中で思い出して桟橋をスルー。「ディグダのあな」へ向かいました。

フッソ「サント・アンヌ号に行こう、って言って走り出して船を無視して進むからどうしたのかと思ったぞ…」
ケミカ「あはは、ゴメン。ポケモン図鑑を埋めるのに、「ディグダのあな」でディグダを捕まえておこうかと思って」
フッソ「あ、ああそういうことね…2秒前に言ったこと一瞬で忘れたのかと…」
ケミカ「確かディグダって、素早さが高いんだよね。なるべく早く倒したいけど、誰を先頭にしておこうか」
フッソ「ディグダを捕まえる気なら「うたう」覚えてる俺でいいんじゃね?割と打たれ強いぞ」
ケミカ「フッソでもいいんだけど…ディグダに効果抜群な技持ってる方がいいかなって」
フッソ「じゃ、ディグダは地面タイプだから水か草辺りだな。…さり気に俺たちの中に水タイプっていねーのか」
ケミカ「フッソに「みずのはどう」覚えてもらうのもアリかもね。とりあえず、ナゾノクサのルニットの「すいとる」でいいかな」
ランタン「私!私が「みず」タイプですわよー!!ディグダなんて一撃…いえ、十二撃ぐらいで倒して見せますわ!!ねっ、お姉さま!!」
アルキル「私に振るのね…でもランタンもレベル19だし、ここは町も近い安全なダンジョンだからみんなのレベルを上げるのもいいんじゃないかしら、ケミカ?」
ケミカ「そうだね…じゃあランタンを先頭にしておこうか」
ランタン「やりましたわああああ!!私にお任せをおおおおぉ!!(びちびちびちびち)」
フッソ「めちゃめちゃ跳ねてる…」

ディグダはHPが低いので、数匹を倒してみんなのレベルをちょっと上げました。 いきなり「マグニチュード」なんて使ってきてビックリしたが、そうこうしているうちについにコイキングのランタンのレベルが20に上がりました。

ランタン「おや?ランタンの様子が…?」
フッソ「あれって自分で言ってたのか…」
ランタン「おめでとう!ランタンはギャラドスに進化しましたわ!!キャーッ!!」
アルキル「洞窟内で叫ばないの…よかったわね、ランタン。まあ随分と大きくなっちゃって…」
ランタン「しかも「かみつく」を覚えましたわ!これでそこらのディグダは一撃粉砕ですわね!!」
フッソ「物騒な…。」

コイキングのランタン、ついにギャラドスに…!コイキング売付け詐欺おじさんから買って、 真面目にレベルを上げてギャラドスまで育てたのは、今まで初代ポケモンは何周もしてきたけど1度たりともなかった。 今回が初です。ギャラドスを使うのも初!やったぜ!!

ケミカ「ランタン、ギャラドスになったんだ…!すごい、6.5メートルって、長いね…!!」
ランタン「これでケミカさんをのせられますわね!やりましたわー!!」
ケミカ「頑張ったねランタン!じゃあ、あのディグダを楽勝で倒しちゃうところ見せて!」
ランタン「今の私なら瞬殺ですわ!かみつく!かみつく!かみつく!!」
ケミカ「…あれ??」
ランタン「ディグダ、撃破!!予定より少し多くかみついたのは気のせいですわね!!」
ケミカ「そ…うだね、あれ?おかしいな…ギャラドスってもっと強いはずじゃなかったっけ…?」
アルキル「ケミカ…ギャラドスは攻撃はすごく高いけど、特攻はそこまでじゃないのよね」
ケミカ「そうなんだ…?でも「かみつく」の威力がイマイチっていうのはよく分からないんだけど…」
アルキル「「かみつく」がノーマルタイプじゃなくなったのは金銀からでしょう。「かみつく」は悪タイプなのよ。 それと、ファイアレッドは第三世代でまだ技ごとの物理と特殊の区分けがされてないから、 悪タイプである「かみつく」は特攻で計算されるのよね…」
ケミカ「あんなに噛んでるのに特殊攻撃なの…!?」

意気揚々とランタンの「かみつく」を早速使ってみたのに、やたら弱くて「たいあたり」の方が威力が高いからなんでだろ、 と思ってちょっと考えて判明。レベル20で覚える技がリメイクで急に使えなくなっているって、ギャラドス弱体化…!?

つまり「たきのぼり」も特殊技ということか…こりゃギャラドスに何を覚えさせればいいのやら…?!

ケミカ「…でもまあ、すごく強くなってくれたことに変わりはないよね。いつかランタンにのせてもらって、海を進みたいな」
ランタン「それは楽しみですわー!!今から素振りしておきます!!(びちびちびちびち)」
ケミカ「あんま跳ねてると振り落とされそうなのでほどほどに…」
フッソ「じゃ、これでようやくサント・アンヌ号に行くわけだな?」
ケミカ「そうだね。ディグダの穴を抜けるのは後回しにしておいて、先にサント・アンヌ号の中をくまなく回っちゃおう」

変わったところはないか、サントアンヌ号の客室を一部屋一部屋念入りにチェック。 扉を開けただけでバトルを挑んでくるトレーナーや、初代にはなかった回復してくれるお姉さんがいて、 ゴミ箱に入っていたスーパーボールはアイテムボールに入って食堂の左下に放置され、 代わりにゴミ箱には木の実がめっちゃ入っていました。

ケミカ「木の実が3つも落ちてた…魚を調理してるゴミ箱の中にあったから、どろどろだけど…」
アルキル「なんで拾っちゃったのよ。ゴミなんだから捨てときなさい…」
シリコン「なってないですニャー!!」
アルキル「わ、なんなのよ」
ケミカ「さっき草むらで捕まえて、6匹目の手持ちが空いてたから連れ歩いてるニャースのシリコンだね」
シリコン「状態異常を治せる木の実もあるんですニャ!ちゃんと洗えば食べられますニャ!!」
アルキル「そりゃそうなんだけど…。ケミカ、このニャースが6匹目のポケモンなの?」
ケミカ「ううん、一時的に「ものひろい」のためについてきてもらってるの。レベルも12だしね」
シリコン「ニャーは戦わず、落ちてるもの拾う係なんですニャ」
アルキル「それはご苦労様。あなたはそれでいいのかしら」
シリコン「丸いの拾うのは楽しいですニャ。これもさっき拾ったんですニャー」
アルキル「あら、チーゴのみ?割と落ちてるもんなのねえ、豪華客船の床なのに…」
ケミカ「この調子でお願いね。トレーナー戦の後でも拾ってきてくれるなんて、本当にありがたいなあ…」
シリコン「ニャーに任せるですニャ!ついでに撫でるですニャ」
ケミカ「うふふ、可愛いな。なでなで」
シリコン「ニャ〜…」
ホウソ「………。」
シリコン「なんか背中が火傷しそうですニャ…?」

結局「ものひろい」はありがたくて楽しい!既に、オレン、モモン、ナナシ、チーゴを拾ってきてくれています。 この調子で何かしらのレアなアイテムを拾ってきてくれることを期待したい…!

全滅して出港を回避する…みたいなのも考えたが(ファイアレッドでやったことはないが)、 このたびはお勉強のために素直にプレイ。サント・アンヌ号にもちゃんと「いあいぎり」をもらった後に 大人しく出港してもらいます。そのためにも、客室のアイテムを取り逃がさないようにきっちりチェック。 技マシンも落ちていたりして、非常にあぶない…。

サント・アンヌ号の中はひたすらくまなく回ったので、次回で船長室へ向かいます。 船長は居合斬りの達人。元気な時なら得意の居合斬りを見せてくれるということは、 船長室に日本刀を持ち込んでいるというわけで…非常にあぶない……。

2022年09月18日


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