前回は発電所に行ってギンガ団の「マーズ」という人を倒しました。
無事に発電所の上の道を進むことができるようになり「ハクタイのもり」へ向かいます。

レキセ「全員!せいれーつ!!」
フィライト「な、なんでしゅ?」
レキセ「そこ!はみ出すな!等間隔で並べ!!我らはアルベルトくんを隊長とした軍隊だ!!」
アルベルト「・・・え、いつからそんなことに?」
エドネル「また一人で張り切ってんなレキセは」
レキセ「エドネル!お前は・・・!口の周りがパン粉だらけだぞ!!」
エドネル「だってメンチカツパン食ってるのに呼び出すんだもん」
レキセ「立って物を食べない!軍紀を乱すんじゃない全く・・・!アルベルトくん、ここでひとつ
隊長としてガツンと言ってはくれないだろうか!」
アルベルト「え?別にいいんじゃない・・・?」
レキセ「隊長であるキミがそんなことでは困る!!ほら、気合を入れる一言を!頼んだぞ!!」
アルベルト「えっと、えっと・・・フィライト、どうしたらいいんだろ・・・」
フィライト「て、適当に出発進行!みたいなことを言っときゃいんでしゅよ」
アルベルト「そ・・・そっか!えーと・・・・・・ルナーノード・アストロノ」
フィライト「違う違う違う違う。」

ハクタイの森はエラいところだから、しっかり準備して行けよと町の人たちに忠告されまくりました。
そんなに険しいダンジョンなのか・・・!

例えば・・・イワヤマトンネルぐらい過酷なのだろうか・・・?
初プレイ時のイワヤマトンネルは長く感じて、後半は大分息切れした・・・。

森というくらいだから状態異常にしてくるポケモンばかりが出てきて、
「どくけし」が足りなくなって野垂れ死ぬのだろうか・・・。

恐る恐る「ハクタイのもり」に入ると、緑色の髪のお姉さんがいました。
「モミ」という名前のお姉さんで、一緒にハクタイの森を抜けてほしいと頼まれ行動を共にすることに。

ポケモンは後ろから連れ歩けないけどお姉さんは連れ歩きOK。
まさかRPGのように仲間が増えるとは思いませんでした。

野生のポケモンは2匹セットで出現するので、モミさんが出すポケモンと戦います。
ミミロルが出てきたのでHPを減らして捕まえようとしました。
いけっ、モンスターボール!

「だめだ! 2ひきいて ねらいが さだまらない・・・・・・!」

マジかよ。
そしてラッキーがミミロルを爆殺。ぅおい!!なんてことしてくれる!!

2匹いるとボールが投げられないとは・・・!
ブラックホワイトでは野生のダブルバトルでボールを投げたことがなかったっけ・・・?

狙いが定まらなくてもとりあえず投げちゃえばいいじゃん!
「ポケモンに うまく あたらなかった!」ということもあるんだし・・・。
そんなちゃんと狙い定めて投げてたとは思わなかったよ・・・。

「ハクタイのもり」は特に強いポケモンも出ないし、全滅の危機に陥ることはありませんでした。
それよりも早く次の町のジムに挑戦してバッジをもらい、レベル30までのポケモンに言うこと聞いてもらいたい・・・!

難なくハクタイの森を抜けてついにハクタイシティへ。
さあ何はともあれ、とっととジムに向かうぜ!!

ハクタイジムは森になっていて、隠れたトレーナーと順に戦って全員倒すとジムリーダーが出現。
「ナタネ」という恐ろしくウエストの細いお姉さんでした。
ちゃんと内臓と骨はそのウエストに入っているのか!?

初戦は、なんと敗北しました。ロズレイドが強い・・・。
2回戦目はエドネルの「めざめるパワー」でチェリンボとナエトルを倒し、ロズレイドはジェイダ(コリンク)と
フィライトの「つつく」で何とか撃破。

やっとバッジが2つになったのでレベル30までのポケモンは言うことを聞く・・・!
さらに「いあいぎり」の秘伝技も使えるようになりました。

アルベルト「じゃあ「いあいぎり」はビッパのモースに覚えさせて・・・」
フィライト「ハクタイシティをとりあえずぐるっと回ってみましゅか?」
アルベルト「それもいいんだけど、ここに来るまでに細い木がいくつかあったでしょ」
フィライト「ああ「ハクタイのもり」の中にもあったでしゅね」
アルベルト「そっちがちょっと気になるから、先にそっち行ってみよう」

ハクタイの森の出口付近に、上に進める道があったので行ってみることにしました。
上は行き止まりになっていて、大きなお屋敷が建っているだけ。

アルベルト「なんだここ・・・誰か住んでるのかな」
フィライト「ボロボロでしゅけど・・・「もりのようかん」って場所らしいでしゅよ」
アルベルト「お、おじゃましまーす・・・」

中に入るとまずBGMが恐ろしい。なんじゃここ・・・!
1階の広間から、階段で上の階にも行ける模様。まずは正面の部屋に入ってみました。

アルベルト「・・・あっ、おじいさんがいる。すみません勝手に入っちゃって・・・」
フィライト「ここは食堂みたいでしゅね、大きなテーブルでしゅ」
レキセ「椅子がたくさん並んでいるな。ご老人、あなたはここの住人ですか」
アルベルト「あのー、すみません・・・・・・行っちゃった、聞こえなかったのかな?」
フィライト「左の部屋に行っちゃったみたいでしゅね・・・」
レキセ「私が見てこよう」
アルベルト「ありがと・・・おじいさん、目が合ったと思うんだけどなあ・・・」
フィライト「食事の準備でもしてるんでしゅかね?左は台所みたいでしゅけど」
レキセ「み、みんな・・・・・・左には誰もいなくて・・・さらに、行き止まりだったのだが・・・」
全員「?!」
アルベルト「だ、だ、だ、だけど、確かにさっき、おじいさんが左に向かって・・・!?」
フィライト「みみみ見間違いじゃないでしゅかね!そうそう!そうだと言って!!」
エドネル「おい、ここってさ・・・床はボロボロだし、もしかして誰も住んでねえんじゃ・・・」
アルベルト「えええええ!?じゃ、じゃあ、さっきの人は一体・・・!?」
フィライト「管理人のおじいちゃんじゃないんでしゅか?!」
レキセ「ならなぜ老人が歩いた先に誰もいないんだ!?」
エドネル「冷蔵庫の中調べたらいるんじゃねえか!?」
アルベルト「それはそれで怖すぎるよ!!」

大変です。何かが出ました。
確かにあのご老人は、こっちを見てから左に歩いて行ったのだが・・・!?

ゴミ箱から「どくけし」が見つかりましたが、他には何もない・・・。
そして何より恐ろしいのが・・・。

フィライト「アル!野生のポケモンが出たでしゅよ!」
アルベルト「えええ?!ポケモン出るの!?一体なに・・・・・・ぎゃあああああああ!!」
レキセ「ど、どうしたんだアルベルトくん!?」
エドネル「うわ、ゴースか・・・!まあ何とか勝てるだろ・・・」
アルベルト「おおおおおオバケ!!ダメダメ!!ぼく、ムリなのオバケは!!」
フィライト「・・・ど、どういうコトでしゅ?」
アルベルト「ご、ゴーストタイプは・・・うわあああああー!!」
レキセ「まっ、まずいぞアルベルトくん!こういう状況の逃亡による単独行動は死亡フラグだ!!」

コラッタとか出るのかなと思ったら、ゴースしか出てこない・・・。
ポケモンタワーのような場所なのかここは・・・?!
まあ「マダツボミのとう」や「スズのとう」辺りにもゴースは出てきたけど・・・。

フィライト「一人で行っちゃダメでしゅよ!!死体で発見されたいんでしゅか!!」
アルベルト「そ、それはイヤだけど・・・!もうこんなゴースだらけのところ出ようよ・・・!!」
レキセ「だが、何か有用なアイテムがあるかもしれないぞ。ほら「むしよけスプレー」を使えばいいだろう」
アルベルト「・・・ああ、それを使ってればエンカウントはしないか・・・虫じゃない気がするけど・・・」
エドネル「上にも階があるから行ってみようぜ」
アルベルト「や・・・やめようよ、またおじいさんがいたらどうすんの・・・」
エドネル「大丈夫だって!じゃあ俺が先に行ってそんなのがいないって証明してきてやるぜ」
レキセ「こんなオバケがいるかもしれない場所に居られるか!私は部屋に戻るからな!!」
アルベルト「二人で死亡フラグ乱立しないでよ・・・」

恐る恐る上の階にも行ってみました。
広い廊下で、部屋がいくつかあるようです。サントアンヌ号の中みたいな感じ。

アルベルト「・・・なんか、視線を感じるなあ・・・もしかしてあの絵かな」
レキセ「何を言っているんだ、ただの絵じゃないか」
アルベルト「でも、絵の赤い目がこっちを見てるような・・・」
エドネル「顔の絵だけど・・・目なんてねえぞ」
アルベルト「え・・・ここからだと目があって、こっちを見てるんだけど・・・」
全員「・・・・・・。」
アルベルト「ぼくが横に動くと、目が動いてずっと見つめられてるんだけど・・・」
全員「・・・・・・・・・。」

な、なんじゃあの絵は・・・。
近づくと目が消えます。目を閉じているのか?近くで目が合ったら怖いけど・・・。
いや、絵が動いている時点で・・・・・・。

アルベルト「や、やっぱこのお屋敷はマズい気がする、早く外に出よう・・・」
フィライト「・・・・・・ん?」
アルベルト「・・・えっ、隣から扉を閉める音がした・・・?」
エドネル「まさか隣の部屋に誰かいたのか?」
レキセ「右の部屋、行き止まりの部屋だな。誰かが出てきたのならこっちに来るだろう」
アルベルト「・・・でも、誰も来ないね?」
フィライト「でも確かに扉を閉める音がしたでしゅよ・・・?!」
エドネル「ど、どうする・・・右の部屋、調べに行くか・・・?」
レキセ「他に誰かこの洋館を調べている人がいたのかもしれないぞ。行ってみようじゃないか」
アルベルト「またおじいさんがいたらどうすんの・・・」

右の部屋に、確かに女の子がいました。
そしてその子は部屋から出て行きました。

・・・だが、廊下には誰もいない。

アルベルト「開けるよ・・・・・・えいっ!!」
フィライト「だ、誰もいない・・・」
エドネル「部屋の真ん中に何か落ちてるけど・・・」
レキセ「ど・・・どれどれ・・・アルベルトくん、これは「わざマシン」のようだよ」
アルベルト「ええと、中身は・・・「みがわり」・・・。」
全員「・・・・・・・・・・・・。」

なんか超★意味深なアイテムが落ちていました。
なぁにこれぇええええええ

アルベルト「こ、ここはなんか本当にダメだよ・・・は、早く、外に出なきゃ」
エドネル「なら早く、歩けよ・・・さ、先に行けって」
フィライト「ボクはイヤでしゅよ・・・!ええとレキセ、先頭歩くでしゅ・・・!!」
レキセ「わ、私は遠慮する・・・!なんだみんな、こ、ここここ怖いのか!」
アルベルト「でも、全員で部屋の真ん中でうずくまっててもしょうがないよ・・・」
フィライト「もういいから電源切ったらいいんじゃないでしゅか?!」
アルベルト「今日プレイした分が全部無意味に・・・ってかメタ発言やめなさいって・・・」
エドネル「このままじゃ埒が明かないだろ、とにかく歩こうぜ・・・」
アルベルト「あ・・・・・・」

”スプレーの こうかが きれた”

アルベルト「オバケが出てくるー!キャー!!キャーキャーキャー!!」
エドネル「お、おいおい!おいてくなよ!!」
フィライト「ってか足はやっ!!」
レキセ「アルベルトくんに続け、全員退避ー!!待ってー!!」

・・・こうして、「もりのようかん」の大冒険は終了したのだった。
誰もいないのについたままのナゾのテレビ、そして落ちていたナゾのアイテム「もりのヨウカン」。

あ、あはは、あはははは・・・。
不気味すぎて食えるかこんなモン・・・。

2015年2月8日
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