◆W256の裏技とは 通常「スーパーマリオブラザーズ」を遊んでいると1−1から始まり、8−4でゲームクリアになります。 そのあとは裏面仕様になった1−1から始まり、また8−4で終わりです。 「8−4の後は1−1」という命令がありその中で遊ぶ限りでは絶対にワールド1〜ワールド8までしか遊ぶことができません。 タイトル画面でAボタンを押しながらゲームスタートでコンティニューが出来ますが、「直前に遊んでいたワールド」の1面から再スタートになります。 しかし、何かしらの原因で「直前に遊んでいたワールド」の数が9以上になってしまった場合、その面でコンティニューするとワールド9以降が遊べます。 この「何かしらの原因」が後述する「テニス」のソフトの「歩数」なのです。 「ワールド」の数を決めるのに使う領域で表せる数は「256」までで、最高ワールド256まで遊ぶことができます。 この9以降のワールドのことは「W256」や「アンダーカバー」と呼称されているようです。 このサイトでは「W256」と呼びます。 ◆裏技を使う前に この裏技は「電源をつけたままカセットを抜く」という普通にファミコンで遊んでいたら絶対にやらない作業が伴います。 この行動によってファミコンが壊れるかもしれません。 (ぼくは壊れた事はありませんが、この裏技が発見され大流行した時、ファミコンが壊れたという苦情が続発したそうな・・・) ファミコン本体が壊れるかもしれない、ということを前提で遊んでください。 この攻略ページの目的は「全てのワールドを調べる」ことです。 調べるために、普通に遊んでいていは行けないような場所に行くために「小技」を使うことがあります。 全てのワールドを検証するためですので予めご了承下さい。 ◆裏技で遊ぶために用意する物 ・ファミリーコンピュータ本体(Newファミコンを使用) ・スーパーマリオブラザーズのソフト ・テニスのソフト ◆裏技の手順 1.まず「スーパーマリオブラザーズ」をファミコンに入れて電源をつけます。 2.そのまま電源を切らずにカセットを引っこ抜きます。 3.「テニス」のソフトを入れて、リセットボタンを押します。 (接触が悪かったらソフトの入れ方を調整し、またリセットボタンを押す。電源ボタンは押してはいけない) 4.「テニス」をプレイし、何歩かプレイヤーを歩かせます。 5.そのまま電源を切らずにカセットを引っこ抜きます。 6.「スーパーマリオブラザーズ」のソフトを入れて、リセットボタンを押します。 7.コンティニューコマンド(Aボタンを押しながらゲームスタート)をすると色んなワールドがプレイできます。 「ファミリーベーシック」なるものを用意するとさらに簡単に確実にできるらしいですが、 ぼくはファミリーベーシック自体見たことすらありません・・・多分かなりレアな代物なのだと思います。 なのでこのサイトでは「テニス」を使った方法のみをご紹介しています。 実は、普通にマリオ1で遊んでいて例えばワールド2−3をやっていたとします。 そこでゲームオーバーになってしまうとタイトル画面に戻り、Aボタンを押しながらゲームを始めると2−1から始めることができます。 しかし、別にゲームオーバーにならなくてもコンティニューをすることはできます。 遊んでいる途中でリセットボタンを押すと、タイトル画面に戻ります。そこからでもコンティニューができます。 手順4のテニスで歩いた「歩数」がマリオ1での「ワールド数」に当たります。 電源を切らずにソフトを入れ替えることによって、テニスの歩数を保持したままマリオ1に適用させるわけです。 テニスで歩く時はボールを投げる前の左右に歩くのは歩数に換算されていません。 タイトルの音楽が流れている間に歩いてもなぜか歩数はカウントされていません。 十字キーを押し続けていると歩いた分が何歩も増えてしまって何歩歩いたか分からなくなってしまいます。 そのため、確実にワールドを指定したい時は十字キーを小刻みに押して歩数を増やしましょう。 テニス⇒マリオ1に入れ替えた時「歩数(=ワールド数)」の値は保持されていますが、逆の場合でも保持されたままです。 つまり、マリオ1⇒テニスに入れ替えた時、マリオ1でワールド2を遊んでいた場合入れ替えた時のテニスは既に1歩歩いたことになっています。 何度も入れ替えてW256を遊ぶ場合は歩数を加算していかないといけません。 テニスの歩数が0に戻るには電源を切るか、歩数が256以上になるしかないようです。 ◆テニスの歩数とワールド数の関係 これは非常に単純明快です。 テニスで歩いた歩数 + 1 = ワールド数 となります。 つまりワールド9をやりたければ、テニスで8歩歩けばOK。 しかしワールド9の次は「ワールドA」となり、さらにA〜Z以降は色つきの四角や意味不明な記号などになっていきます。 目次ページではワールド数の右に括弧で数字を入れています。 これはワールド数ではなく、テニスで歩く歩数を表しています。 ◆W256とワープについて W256では、ボーナスステージに行く土管、豆の木、水中や地下のゴールの土管は全く機能していません。 それらに入った場合は、必ずスタート地点に戻されてしまいます。 さらに、最初からボーナスステージの面では下に落ちてもスタート地点に戻されます。 例外として、面の最後にワープ土管がある面(1−2のような面)の土管は、入るとワープすることができます。 土管に入った時「どこから入ったか」の値がなければ、出口の土管に入る時「どこに出るか」の値がなくなります。 W256では「ワールドいくつのどこに出る」という情報がないためスタート地点に戻され永遠にゴールできなくなります。 (なぜこういう仕様になっているかというと、同じボーナスステージを別々のワールドで共有するためです。ある意味容量削減。) W256でクリアできる面はポールがある面だけです。 城の形の面もクリアはできますが、次の面に進むことはできません。 |