「ねえねえ先輩」 「なん・・・なんっ?!」 「何ですかその驚き方は」 「なんだ?って、普通に言いそうになって驚いたんだけど・・・」 「普通になんだ?って言えばいいじゃないですか」 「いや、お前としゃべると本当にろくなことがないし・・・何も持ってないだろうな」 「あ、このカバンの中ですか?大丈夫ですよ〜、変なものは入れてません」 「あっそ・・・ならいいけど」 「ほら、中身は普通に財布にハンカチ、携帯電話、スタンガン、iPodとかですね」 「今さらっととんでもないこと言ったな。」 「最近なにしてます?」 「なにって、なにが?」 「当たり前じゃないですか。何のゲームやってるかですよ」 「普通それは当たり前じゃねえんだよ。」 「このサイトなんだから普通にゲームの話が振られたと思って下さいよ」 「あーそー・・・最近実はやってない」 「じゃあ、はいこれっ!ぷよよんよ!」 「どこから出したんだよ。カバンよりでかいぞ・・・」 「前にアルカリ君に貸してもらって、遊び方が分からなかったじゃないですか」 「遊び方って・・・このぷよぷよの人形でどうやって遊ぶんだよ?投げんの?」 「野蛮ですね!怖いね、ぷよよんよ」 「だ、だってボールみたいじゃん!」 「このメガネかけて遊ぶんですって」 「メガネ・・・かけたけど、これでこのぷよぷよをどうするんだ?」 「これぷよぷよって名前じゃないんですよ、ぷよよんよって言うんです」 「ぷ、ぷよよんよ?どうみても緑色のびっぐぷよだけど・・・」 「野蛮ですね!」 「なんで!」 「お前もメガネかけんの?」 「二つあるでしょ。これをお互いにかけます。」 「はあ・・・それで?」 「このぷよよんよを。」 「ぷよよんよを?」 「殴ります!バーンナックル!!」 「うわ!!お前の方が野蛮だろうが!!」 「ひ、酷い・・・おいぷよよんよ、大丈夫か?」 「だって殴ってから遊び始めるってアルカリ君が言ってたんですもん」 「にしても久々に出たなそのバーンナックル」 「前にも出しましたっけ。主に破壊衝動が出た時に自然に撃っちゃうんですよ」 「な、なんてやつだ」 「あれ?目の前にぷよぷよのゲーム画面が!」 「そうなんですよ。バーチャル3Dゲーム機なんですって」 「すげー・・・政府直属の博士は、ゲームまで作るのか!」 「だってオキシライド博士は天才発明家ですもん。これで手を動かして全身で遊ぶんですよ」 「あ、ほんとだぷよぷよが入れ替わる!」 「二人で遊ぶ「ふたりでぷよよんよ」というモードもあるんですって」 「どう考えてもふたりでぷよぷよだよな。」 「おっ、2連鎖できた」 「こっちも連鎖できましたよ」 「手を動かさないとゲームも動きませんから、直接攻撃がしやすいですよね」 「・・・はい?直接攻撃??」 「だから、相手への妨害ですよ。こんな感じで」 「ごはっ!!どう考えても反則だろ・・・!」 「って感じの発明だったみたいですね。どうでした?」 「いや、普通に面白かったぞ。ってかぷよぷよは面白いだろ?」 「ぷよよんよですって。この他にも色々あるらしいんですけど」 「え、他にもソフトあんの?」 「二人で遊ぶやつは・・・この雪山を二人で登る「クレイジーアイスクライマー」ですね」 「それ二つのソフト混ざってるだろ。」 「まだまだ開発中だそうです。あ、そういえば先輩」 「な、なんだよ」 「ぼくたちの設定って最初はなかったんですけど、ちゃんと設定が出来てる人がいるんですよ」 「え?誰?やっぱオキシライド博士?」 「オキシライド博士は年齢とかも決まってますけど、違いますよ」 「じゃあ・・・アルカリか?」 「そうです。アルカリ君だけ、詳細設定と一緒に考えたんですよ」 「なんであいつなんだよ。」 「ぼくが知ってることを話してあげましょうか・・・?」 「な、なんで訊く?ヤバい話なのか?」 「そこまで言うなら教えてあげましょう」 「そこまで言ってねえって」 「アルカリ君は・・・お父さんが ピー で ピー になり、オキシライド博士にアルカリ君は ピー として ピー られた、だからオキシライド博士の助手として働いてるんですって」 「伏せすぎてなにが何だか分かんねえよ!」 「じゃあアンケート用紙にぷよよんよのことを書いておいて下さいね」 「はあ・・・えーと、このゲームは楽しかったですか?か・・・」 「はい!か、もちろん!かYES!で答えて下さい」 「それは選択肢とは言わん。」 「ワガママですねえ」 「こんなアンケート用紙見たことねえよ・・・」 「じゃあこっちをどうぞ」 「なんで2種類アンケート用紙があんの?」 「はい!か、あ、はい・・・か、は〜いっで答えて下さい」 「テンションが違うだけじゃねえかよ!」 |