前回のおさらい。
ロトの剣、ロトの鎧は持っているのにロトの盾が一向に見つからない。
というわけでメルキドの町ですごく高い「水鏡の盾」を買ったのだった。

しかし本当にロトの盾はどこにあるんだろうか。
今この場でHTMLのファイルを閉じてネットで攻略サイト様見ればすぐ分かるんだろうが・・・。
そ、それだけは絶対にしないんだ!自力でやるって決めたんだ・・・!

仕方なく。また性懲りもなく竜王の城へ。
竜王に話しかけたことなかったなあと思いつつ。

「キースドラゴンが あらわれた!」

おおお、キースドラゴン!
今まで戦ったことなかったけど・・・。今宵はもう来るものは拒まず!すべてと戦ってくれる!!

「キースドラゴンを たおした!」

・・・ありっ?
2ターンで倒せた?
そ、そうか・・・そこまで強くないのか・・・。

「ストーンマンが あらわれた!」

ぎょぎょ、前回会心の一撃を使ってようやく倒したストーンマンさん!
でも水鏡の盾がある、倒せるかな・・・。

「ストーンマンを たおした!」

おおおっ!
一度もべホイミを唱えることなく倒せたぞ!すごいぞ勇者ヘイハチ、かなり強くなっている!

もしかしたら、ロトの盾というものがなくても竜王を倒せるかもしれない。
よしよし、とりあえず竜王の城の奥へ進むぜ!
そこでふと使ってみた「おうじょのあい」。

「ヘイハチさまが 次にレベルになるまであと519ポイント必要です。
ローラはヘイハチさまをおしたいs

おお、あと519ポイント!もうすぐでレベル19じゃないか!
じゃあこの竜王の城でちょこちょこと戦いながらレベルを上げよう。

「しにがみのきしが あらわれた!」

ちょこざいな!!ヘイハチ様の敵ではないわ!

「しにがみのきしは ラリホーをとなえた!」

あ、すみませんやめてください。

「ヘイハチは めをさました!」

ははは、己の未熟さを思い知るがよいわ!!
くらえロトの剣をー!

「しにがみのきしは ラリホーをとなえた!」

あ、ごめんなさい、ぼくが悪かったです。
未熟なのはこっちです。ごめんなさいごめんなさい。

「ヘイハチは めをさました!」

ははは、貴様などロトの剣のサビにしてくれるわ!!

「しにがみのきしを たおした!」

というわけで、最強モンスターっぽい死神の騎士も倒せました。
なっほ、レベル18とはそれくらいかなり強いレベルなのですな。

そして上から回ってきて竜王がいる場所まで来ました。

でもレベルが上がるまで後106ポイント・・・。歩けばHPは回復するし、ちょっと修行をしちゃえ・・・。
竜王の目の前でムーンウォークを繰り返すヘイハチ。

「・・・なんだコイツ」と竜王に思われていそうですが目の前でとにかく戦います。
ナイスステップを踏みつつ左右に動いております。

「ダースドラゴンが あらわれた!」

うをっ、そうかキースドラゴンより一つ上のドラゴンがいたんだ!
すっかり忘れていたが、勇者ヘイハチ、敵が何であろうと背中は見せぬ!!

「あなたは しにました」

何ー!?

急に攻撃力上げやがってー!
最初12しかくらわなかったくせに次の攻撃で28とかおかしいだろう!

王様が心配そうに目の前でヘイハチを見つめています。ローラ姫が多分嫉妬しています。

そしてまた懲りずに竜王の城へ。もうロトの盾は忘却の彼方。

その途中で、ついにレベルアップ!
ヘイハチはレベル19になりました!まだラッタにすらならない!

ちからが 2あがった! すばやさが 2あがった!
HPが 14あがった! MPが 7あがった!
じゅもんを おぼえた!

おお、新しい呪文を覚えたのか!何だろうな、ザキとかあるのかなあ・・・。

・・・ベギラマだった。
つ、使うだろうか?攻撃にMP使うなら回復した方がいいような気が・・・。
ギラもローラ姫を助ける時にドラゴンに1回唱えて失敗しただけだし・・・。

そして満を持してついに竜王に話しかける!おいそこのローブ着た変なやつ!!(いきなり失礼)

「よく来たヘイハチよ。わしが王の中の王、竜王だ」

な、なぜヘイハチの名前を知ってるんだ・・・。

「わしは待っておった。そなたのような若者が現れることを・・・」

えっ、待ってたの?!
だって竜王を倒すための勇者なんじゃ・・・あんたを倒しに来たのよ??

「もし わしの味方になれば世界の半分をヘイハチにやろう。」

何だこのお約束的展開は!!

選択肢は・・・「はい」「いいえ」だ。やめようよこういうの!よくないよ!
だって、すごく「はい」を選んで何て言われるか試したいじゃん・・・。

で、これをプレイしているときに近くにいたお母さんに「ねえ「はい」を選んじゃダメかなあ」と聞いてみると、
「そういうのは2回目とかにしたら?」というご返答が。

うむ・・・そうだな。
最初はちゃんとストーリー通りっぽく、勇者っぽく答えるか!

ヘイハチ「誰が貴様なんかの仲間になるものか!ぼくは、お前を倒しに来たんだ!!」
竜王「おろかものめ!思い知るがよい!!」

勇者ヘイハチはそんな誘いに乗ることもなく、ついに竜王と決戦!!(「はい」を選ぼうか悩んだくせに)

「りゅうおうは ベギラマをとなえた!」
「ヘイハチに 20のダメージ!」

・・・毎ターンベギラマを繰り返す竜王。
うー?弱くないか?

「りゅうおうを たおした!」

倒した?!

倒しちゃったよ?!え、そんなあっさり?

「りゅうおうは しょうたいを あらわした!」

な、なんだってー?!

何だか本物の竜になっちゃった!
でかっ!!

「私はあと変身を2回残しています」とか言わないだろうな!!(大丈夫だ、それだとヘイハチでは勝てない)
すごくでかいグラフィックの竜王相手に、改めて戦う!

「ヘイハチのこうげき! りゅうおうに7のダメージ!」

あ、あれっ?
急にダメージが減ったぞ??

「りゅうおうは ほのおをはいた! ヘイハチに48のダメージ!」

ぎゃあああありえん!!何だそのダメージの多さは?!

危なくなったらべホイミ、余裕がある1ターンは攻撃。それを繰り返しはするけどいつかMPは尽きる・・・。
そもそもダメージが7なんかじゃどう考えても倒せないだろう。

・・・やっぱ、ロトの盾がいるんだ。あーあ、そうなのかっ!

きっと3つロト系の装備が揃って初めて攻撃力が上がったりするんだろう。
3つ揃ってないとダメなんだろうな・・・!

結局竜王には敗北。む、無念なり・・・。

じゃあ・・・本当にどうすんべ?
ロトの盾に関する情報、本当に今までなかったんだけど、全部の町の全部の人たちに話しかけるしかないのか・・・!

「ああ愛しのローラ姫・・・ヘイハチ、お前が憎いぞ」

この兵士、セリフ変わってる!ラダトームの城の中の兵士のセリフが変わってる・・・。
ということは、何かのフラグが立ってセリフが変わっている可能性もあるのか。
そして変わったそのセリフがロトの盾に関する情報なのか・・・!?

うげげ、今からまた全部の町に行くのか。ラダトーム、ガライ、マイラ、リムルダール、メルキド・・・。
ドムドーラは会話できる人はいないが・・・。

魔法の鍵を使いながら頑張って話かけまくる。未だに「キムこう」「ゆうてい」などの人たちの謎が解けない。
しかしセリフが変わってる人がほとんどいない・・・。

そういやどこかの町で「かざりはせんしの たしなみだ!」
とか言っている兵士がいたけどいざ勇者の指輪をはめてから話しかけてみたら。
「ゆびわなどして おまえは はずかしいやつだなあ。」

ロトの剣のサビになりたいのか・・・。

・・・さて、メルキドだけは左を大回りしないといけない。
リムルダールまで来たんだが、もう一度だけ竜王の城にいってみよう。
そしてあの選択肢をやってみたい。大抵選択肢があるとどっちもやりたくなっちゃう・・・。

というわけで強くはなっているからストーンマンとかも普通に倒しつつ、竜王のところまでやってきました!

「もし わしの味方になれば世界の半分をヘイハチにやろう。」

「はい、是非ともなりたいです!」

「本当か?」
「え?あ、はい」
「ならばお前に復活の呪文を与えよう!」

・・・え、そんなものくれるの?
じゃあ書き留めておくか・・・。

ほやねえく したでぶれぐじ
だどべうき もりわ ・・・と。よし。

あれ?
あれれ?

画面が凍っちゃったよ?

画面が赤黒くなって竜王が笑っているよ?
A、B、START、SELECT、十字キー、何を押しても動かない・・・??

それなら仕方ない、リセットボタンを押そう。
そしてさっき竜王から教えてもらった復活の呪文を入れよう。

ほやねえく したでぶれぐじ・・・

ああ、よかった王様の前から始まった。
ん?

ローラ姫どこ行った?

あれ、おかしいな・・・。「どうぐ」を選ぶと。

「つかえる どうぐをもっていない。」

あれれ?っていうか・・・。

レベル、1なんですが・・・。

新たなる歴史を刻んでるんですが・・・。
はっ、そうか!

竜王め、謀ったな!!(今更な上に、自業自得)

・・・というわけで、ぼくの好奇心のせいで今日やったことが全部無駄に。
せっかくレベルも上がったのに、全部無意味になりました。おい!!

しかもロトの盾の情報もなーんもない・・・。うう、あと少し、あと少しだけ頑張ってみよう。

もしどうしてもロトの盾が手に入らなかったら、レベルを上げまくってから竜王に戦いを挑んでやる!
「はえみつ」がない状態でゲップーと戦うようなもんだ。それは、ほぼ無理である。

2008年6月2日
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