さて、マリーのアトリエプレイ日記の4日目です。
マリーが工房で「精霊の光球」を作っていると、扉を叩く音が。

マリ秋「よし、ここで雨雲の石に蒸留水を・・・タイミングが狂ったら大変だぞ・・・」
オキグリド「よっ!マリー!元気に卒業試験に励んでいるかっ!」
マリ秋「あ゛ー!!い、石が割れた・・・!!博士!失敗したじゃないですか!!」
オキグリド「うむ、アイテム調合は失敗することもある。その積み重ねが大事なのだよ」
マリ秋「いや、博士のせいで成功率98%の調合を失敗したんですよ。」
オキグリド「そう言うな、ほれマリーよ、これをあげようじゃないか。」
マリ秋「・・・なんですかそのカード?新しいアイテムですか?調合するとどうなるんです?」
オキグリド「なんでも材料だと思うなたわけたまえ!!こりゃアカデミーの図書館の暗証カードだ!」
マリ秋「え、じゃあそれがあれば図書館に入り放題?」
オキグリド「入り放題の見放題!だけど絶対に再発行はできないから大事にするんだぞ」
マリ秋「はあ・・・あの、ここでGBの伏線って何の意味が・・・?」
オキグリド「いーから早く図書館で読める本がないか探してきなさい。」
マリ秋「あ、ああ、そうですね・・・じゃあ行ってきます」
クライ那「じゃあ博士、一緒にこの「うに」投げ合戦でもやって遊んでましょうよ!」
オキグリド「それはいいな!よしクライスよプレイボールだ!」
マリ秋「椎那いつからいた。帰れ。アトリエが壊れる。博士も出てってください。」

アカデミーに行って、図書館で参考書を読んでみました。
本棚はいくつかありますが、どこで読もうと同じ本があるようです。

そしてマリーは採取に行くついでに、先に武器屋のおじさんに話しかけてみました。

武器ビィ「うーん・・・」
マリ秋「カービィ?なにを悩んでるんだ?」
武器ビィ「あ、千秋。ねえ髪が一気に長くなるアイテムってない?」
マリ秋「・・・いや、そんなの聞いたことねえけど・・・?育毛剤ってこと?」
武器ビィ「そうそう!」
マリ秋「・・・お前に髪が必要とは思えないんだけど・・・マルスでもコピーしたら?」
武器ビィ「長い髪がほしいんだよ!長い髪をネスにみつあみにしてもらってる間じっとしてるのが夢なの」
マリ秋「今まで生きてきた中で一番分からん夢だ・・・」

というわけで、またアカデミーの図書館に戻ってきたマリー。

「・・・「生命の神秘」なんて本があるけど・・・なんでこんなタイトルで育毛剤のことしか書いてないのか・・・?」

マリ秋「仕方ない、カービィのよく分からん望みのために作るかその育毛剤・・・」
クライ那「・・・・・・。」
マリ秋「じゃあまず、魔法の草を乳鉢ですり潰すか。ほいしょっと」
クライ那「わーわー!!調合失敗しろー!!千秋先輩お邪魔しまーす!!」
マリ秋「これから調合って時に来るな!!しかもわざわざタイミング合わせやがって!!」
クライ那「なに作ってるんですか?」
マリ秋「これ、「育毛剤「竹林」」。ものすごく伸びそうな名前だろ」
クライ那「確かに・・・でも竹林っていうぐらいだから材料に「竹」がいるんじゃないですか?持ってます?」
マリ秋「・・・・・・あ、持ってねえ・・・お、おい椎那お前持ってない?」
クライ那「爆竹ならありますけど」
マリ秋「んなモン持ち歩くな。じゃあ妖精さんに「メディアの森」に行って竹とってきてもらお・・・」
クライ那「でも前にこの妖精さんは寝てばっかで何もしてくれなかったじゃないですか」
エカポロ精「・・・ぐー・・・」
マリ秋「そうなんだよな・・・銀貨も要求してこないでただ寝てるだけなんだよこいつ・・・。」
クライ那「じゃあ、この妖精さんの代わりに別の妖精さんに来てもらえばいいじゃないですか」
マリ秋「あー、そうなんだけどな。おい妖精さん、森に帰っていいぞ〜」
エカポロ精「・・・すー・・・」
マリ秋「・・・・・・。」
クライ那「まあ寝てるだけだし可愛いし、インテリアだと思えばいいんじゃないですか?つんつん」
エカポロ精「うーん・・・・・・隣の人は・・・イカルス星人だったのか・・・・・・!」
クライ那「・・・そうだったのか」
マリ秋「いやいやいや。」

育毛剤はちょっと保留して、新しい妖精さんを雇うことにしました。

マリ秋「よっ、また来たぜ妖精の長老さん、もといケミカ」
長老ケミカ「あ、千秋、ようこそ妖精の森へ。また妖精さんを雇いたいの?」
マリ秋「ああ、ちょっと金にも余裕が出てきたし作業が複雑になってきたからさ。」
長老ケミカ「大変だね、卒業試験頑張ってね。どの妖精さんにする?」
クライ那「いきのいい子が揃ってるみたいですよ先輩・・・ふふふ、さあどの子にしますか・・・」
マリ秋「なについて来てんだよ!!」
長老ケミカ「椎那もようこそ、やっぱり作業効率を考えると紺の妖精さんが一番いいと思うよ」
マリ秋「そうか?今いるやつは何の役にも立たんぞ」
長老ケミカ「あはは・・・エカポロは植物用の栄養剤使ったらすごく働いてくれると思うよ」
マリ秋「・・・え、植物用??」
クライ那「千秋先輩ー、この子にしましょうよ、ほらほら」
フランシ精「私を選ぶとは、なかなか見る目がありますね」
マリ秋「・・・・・・この丸いのが役に立つのか?お前、その手で物を持てるか?」
フランシ精「失敬な!私のカラーリングとそっくりなドラえもんだって持てるでしょう!つまりは同じこと!」
マリ秋「いや、そのりくつはおかしい。」

毎月銀貨300枚払わないといけませんが、またマリーと同じ速度で仕事をしてくれる妖精さんが工房にやってきました。
さっそく妖精さんには、メディアの森で採取作業に取り掛かってもらいます。

マリ秋「というわけで、メディアの森に行って、竹を採ってきてもらいたい。分かるか、竹は?」
フランシ精「当然。ツインローバの片割れのことでしょう?」
マリ秋「お前に連れて来られるか!!というかそれは名前もゲームも何もかも違う!」
フランシ精「竹ね、あれをギコギコ切って採って来いって言うんですね。」
マリ秋「そうそう、なるべく竹ばっかりいっぱいな。ほれ、採取にこのノコギリも使ってくれよ」
フランシ精「ノコギリ・・・ふう、まったくあなたは何を考えているんですか」
マリ秋「な、なにが?もっといい竹を切る道具なんてあったか?」
フランシ精「私がそんなの扱えるわけないでしょう。持つことすらできませんよ」
マリ秋「じゃあ竹も持てないだろ。」

8日もかかる少し遠い場所なので心配ですが、マリーはメディアの森に妖精さんを送り出しました。
これで竹が揃えば、育毛剤を作ることができます。

マリ秋「さて、あの妖精さんが帰ってくるまでに、俺は俺で依頼でも受けてアイテム作るか」
シアルカリ「あっ、マリー。今から「のみの市」に行かない?」
マリ秋「!?・・・あ、アルカリか・・・ビックリした・・・」
シアルカリ「えへへーすみません、今日のみの市やってるんですよ。行ってみません?」
マリ秋「のみのいち?なんだそれ?」
クライ那「「蚤の市」とは、ヨーロッパの大都市の各地で春から夏にかけて開かれる古物市のことです。 「marche aux puces(フランス語、1文字目の「e」は表記不可)」の訳で、語源は「ノミのわいたような古着が主な商品として扱われていた」、 「ノミのようにどこからともなく人や物がわき出てくる様子を表現した」など諸説ありますが定かではありません。 日本でも各地で催されていますが、「蚤」という名前のイメージがあまりよくないため日本では「ガラクタ市」や「フリーマーケット」と呼ばれます。 つまりフリマのことです。」
マリ秋「突然出てきて長い説明ありがとう。でも最後の一行だけでよかったと思うな。」

数日後、妖精さんがメディアの森から帰ってきました。

マリ秋「おっ!お帰り!竹はいっぱい採れたか?!」
フランシ精「いや・・・それが、今は竹が採れる季節じゃないらしくて・・・」
マリ秋「え?!春と夏に採れるだろ、8月だったからギリギリ間に合ったはずじゃ・・・?」
フランシ精「探してたら9月1日になってしまったんです」
マリ秋「えっ・・・」
フランシ精「9月1日になった瞬間、目の前の竹林が消滅したんですよ」
マリ秋「メディアの森ってそんな構造なの!?」

何ということでしょう。春と夏にしか竹は採取できなかったのです。

マリ秋「・・・え、じゃあ後半年待てと?」
クライ那「ぼくの持ってる爆竹をバラして竹にしてあげましょうか?」
マリ秋「いらんわ。おい妖精さん、他に何か採れたのか?」
フランシ精「そうですね・・・ほら、このヤドクタケ。」
マリ秋「・・・あ、ああ」
フランシ精「そしてこちらのヤドクヤドリ。」
マリ秋「・・・なんかドクばっかだな」

(ヤドクヤドリは毒キノコに寄生している植物で、解毒効果があるらしいよ!)

2012年1月17日
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