セリス「前回はどこまでいったんだっけ」
レヴィン「セリス・・・お前それ毎回言ってるけどな、ユリウス倒したところだろうが」

と言うわけで今回はユニットを動かすのも終わっているのでエンディングです。

レヴィン「セリスよ、よくやった。よく苦しみに耐えてここまで来たな」
セリス「レヴィン、戦いは勝利に終わったけど世界は荒れ果ててしまった。私たちはこれからどうすればいいのだろう」
レヴィン「荒れ果てた国々を立て直すためには全ての人が力を合わせて苦労を分ち合わねばならない。それにはリーダーが必要だ。
聖戦士の血を引く者はそれぞれの国に戻り王となる。そして、皆で協力し誰もが幸せになれる新しい世界を築くのだ」
セリス「新しい世界・・・」
レヴィン「そうだ、そしてセリスよ、お前はこのグランベルの王となるのだ」
セリス「わたしたちの ちからで あたらしい せかいを つくるんですね!!」
レヴィン「誰がそれをパネルでポンだと分かるんだ。お前には、グランベル王としてこの世界の全てを導く責任があるのだぞ」
セリス「私がグランベルの王に!?」
レヴィン「そうだ、グランベル王家の血を受け継ぐ者はもはやお前たちだけだ」
セリス「えっ!? あたしが じょおうさま!?」
レヴィン「もうパネポンはいい!!お前はユリアと共に失われた者達の遺志を継がねばならぬ。人々が求めた光を忘れてはならない」
セリス「はい・・・分かりましたレヴィン王、この力の限り、やってみます」
レヴィン「ユリア、お前もいいな?」
ユリア「はい、私もセリス様・・・いえ、兄様をお助けしたい。たとえどんなに辛くても私は逃げたりしません・・・」
セリス「・・・んっふふふふ・・・」
レヴィン「不気味に笑うな。そろそろ皆が戦地から戻る頃だな。セリス、お前の王としての初仕事だ。皆に労いの言葉をかけてやれ」

みんな城の周りにいましたが、アルテナなんかは非常に遠くにいたから戻るにも時間が掛かるか・・・。
というわけで、最初はイザーク国に帰る人が登場。

シャナン「セリスよ、私は国へ帰る。イザークの民が待っているからな」
セリス「シャナン、あなたには何と礼を言えばよいのか分からない、ずっと私を守り続けてくれて感謝しています」
シャナン「私はシグルド公に助けられ、ディアドラ様に可愛がって頂いた。しかし私の過ちでディアドラ様を失ってしまった。
その日のことは今でも忘れられない。セリスよ、詫びねばならないのは私の方だ」
セリス「母上がいなくなってしまった日・・・レヴィンなんかよく覚えてるんじゃない?」
レヴィン「ああ、あれは私の目の前でマンフロ・・・何を言わせる」
セリス「私はシャナンとイザークの人達のおかげで生きて来られたのです。イザークは私のふるさと、決して忘れたりはしません」
シャナン「その言葉を聞けば、イザークの者達も喜ぶだろう」
パティ「シャナン様ったら、まるで弟にでも話してるみたい。セリス様はグランベル王なのにね」
セリス「あ、パティ・・・このプレイ日記でしゃべったことあったっけ・・・」
シャナン「そうだな、これからはセリス王と呼ばなければな。それとも国王陛下とでも言った方がよいか」
パティ「あ、シャナン様ったら怒ってる。そうか、離れ離れになるのが辛いんだ・・・ごめんなさい、やなこと言っちゃって・・・」
シャナン「フッ、いいさ。お前には嘘はつけない」
パティ「シャナン様・・・」
セリス「シャナン、私はあなたをロリコ・・・・・・兄と思っている、どうかいつまでも忘れないでほしい」
シャナン「・・・ん?私はセリス王に剣を捧げた。私は生涯、忘れはしない・・・」
スカサハ「セリス様、私も王と共に国へ戻ります。シャナン様をお助けして、イザークを再建したいのです」
セリス「そうだねスカサハ、シャナン王には君が必要だ。亡くなったアイラ様の為にも、イザークの人々を助けてほしい」
スカサハ「はい、この命にかけても!」
ラナ「スカサハ嬉しそう、でも気持ちは分かるわ。やっと国に帰れるんだものね」
スカサハ「ああ、ラナだってそうだろ。イザークは俺たちが育った国だからな・・・ラナは一緒に帰ってくれるだろう?」
ラナ「うん・・・そのつもりだけど」
スカサハ「よかった、それを聞いて安心したよ」
セリス「・・・8ヶ月も放置してたから誰がどう恋人になってるか分からないな・・・」
レヴィン「子世代は成り行き任せだっただろ・・・では、別れの時だ。イザークの者達よ、元気で暮らせよ!」

というわけで4人はイザークへ帰っていきました。
次はトラキアです。

リーフ「セリス様お世話になりました、私はレンスターに戻ります」
セリス「リーフ・・・プレイ日記の会話に全然出てこなかったね」
リーフ「そうですね・・・でも大丈夫です、これから国に帰ったらトラキア776でもプレイします」
セリス「それはいい考えだね。と言うかリーフ、トラナナ持ってるの?高いよねあのソフト」
リーフ「フィンが自分の食費を切り詰めて買ってくれたんです」
セリス「そうか・・・なんか涙出てきたよ・・・」
リーフ「私は戦火に焼かれたトラキア半島の国々を再建します。我が姉、アルテナもそのことを望んでいます」
セリス「トラキアが滅亡した今、きみは統一トラキア王国の王として重大な責任を負っている。どうか頑張ってほしい」
リーフ「はい、セリス様もどうかお元気で」
セリス「かつて、父上とキュアン王子は生死を分かち合った親友だった。リーフ王子、私達もそうありたいと願っています」
リーフ「はい、私も!さり気に従兄弟ですし」
セリス「そうだよね!年末年始は遊びにおいでよ!」
アルテナ「・・・あの」
セリス「あ、アルテナ王女・・・あなたもトラキアへ・・・」
アルテナ「はい、リーフ王を助けてトラキアの統一を成し遂げてみます。それがトラバントやアリオーンへのせめてもの罪滅ぼしです」
セリス「あなたは・・・アリオーンを愛していたのでしょう」
アルテナ「・・・・・・!それ、アリオーンが死んでいるときのセリフじゃ・・・」
セリス「兄妹だからってなんですか!ガッツですよ王女!」
アルテナ「え、あ、はい・・・??はい、でも私たち実際に血が繋がっているわけでは・・・」
フィン「セリス様、私も国へ戻ります。どうかお元気で」
セリス「フィンありがとう、あなたには親世代と子世代、二代にわたって助けて頂きました」
フィン「あの、親世代って・・・」
セリス「フィン殿、本当に、何と礼を言えばよいのか・・・」
フィン「私はレンスターの騎士として主君への忠誠を果たしただけ、騎士として当然のことをしたまでです」
セリス「トラキアを頼みます。リーフ王子を助けてトラキアの平和をかなえてください」
フィン「はい、それこそがキュアン様の願いでした。この力の限り尽くしてみます」
セリス「でもちゃんとゴハンは食べてくださいね」
ハンニバル「セリス王よ、世話になった。私もこれで失礼する」
セリス「ハンバニル将軍・・・」
ハンニバル「もう一度」
セリス「ハンルバニ将軍」
ハンニバル「TAKE3」
セリス「ハンニルバ将軍」
ハンニバル「段々遠ざかっていますな」
セリス「ハンバルニ将軍、あなたもトラキアへ?」
ハンニバル「うむ、民が待っているのでな。トラキアを救わねばならん」
セリス「あきらめましたね。そうですね、トラキアの再建には将軍のお力が必要です、どうか若い彼らを助けてください」
コープル「セリス様、私も行きます」
セリス「シャルロー、きみも将軍と一緒に帰るのか」
コープル「はい、父さんと一緒にトラキアを再建します。」
セリス「そうか、でもうらやましいな。シャルローは幸せだよ」
コープル「はい、父さんはぼくの誇りです。血は繋がっていなくてもぼくはハンルニバ将軍の子供です」
セリス「そうだね。シャルロー、元気で!」
レヴィン「みんなのスルースキルが半端ないな・・・」
セリス「ほとんど誰も突っ込んでくれないね」
レヴィン「トラキア半島の者達よ、お前たちの任務は重い。憎しみ合う人々を一つにまとめ、平和な国を築き上げよ」

というわけでトラキア組が帰っていきました。アリオーンはどうしたかな。
そしてお次はアグストリアです。

アレス「セリス、お前には大きな借りができた。俺は生涯、忘れはしない」
セリス「あなたと巡り会えて幸せだった。あなたのお父上と我が父は無二の親友だった、不幸な出来事はあったがそれでも信じ合えたと聞いています。
アレス王子、父上たちが果たせなかった夢を我らが実現しましょう。あなたと二人、手を取り合ってこの世界を導いていきたいのです」
アレス「それは俺とて同じ、セリス王よ、アグストリアの統一と平和は我が父の願いでもあった。俺は父の意思を継ぎアグストリアを再建する」
セリス「(・・・ノディオンはどうするんだろう?)」
アレス「そのためにはナンナ、お前の力が必要だ。俺を助けてほしい」
ナンナ「はいもちろんです、戦火に焼け出された人々を助け、誰もが住みやすい国を作りましょう」
アレス「ふふっ・・・そうだな、お前となら頑張れそうだ」
セリス「リーン、きみは・・・」
リーン「あたしには祖国なんてないし、アグストリアに行ってみる・・・」
セリス「そうか・・・でも元気出して。素敵な人が見つかるさ、リーンは可愛いもの」
リーン「ふふっ、セリス様慰めてくれてるんだ。でもいいの、あたしには踊りがあるし、今までだって一人だったから一人で生きて行けます」
セリス「リーン・・・」
レヴィン「・・・リーンには罪はないのにな、父親が王族じゃなかったから継承する国がなかったのか・・・」
セリス「だからってアレスがいるアグストリアに行かなくても・・・」
レヴィン「修羅場だな・・・。」
セリス「これでアレスにもリーンにも恋人がいなかったらもっと切ないEDだね」
レヴィン「・・・・・・。」
セリス「レヴィン?どうしたの?」
レヴィン「・・・はあ・・・シルヴィア・・・」
セリス「アグストリアはまだ内乱の最中にあると聞く。困難な仕事だが力を合わせて頑張ってほしい。アグストリアの未来はお前達の手中にあるのだ」
レヴィン「おい!私のセリフを!!」

シグルド「せめてシルヴィアの恋人がノイッシュじゃなくてジャムカだったらな・・・」
セリス「でも山賊だらけの国にリーンを帰すのも不安ですよ、父上」
シグルド「それもそうだな・・・」
セリス「リーンの恋人をリーフとかにすればよかったかもしれません」
シグルド「カップリング表記はリーリーだな」
セリス「あははっ!!そうですね、どっちがどっちか分かりませんねっ!!」
シグルド「どっちがどっちって!!ははっ、セリス面白いことを言うじゃないかっ!はははっ!!」
レヴィン「和むな!!シグルドお前は出てくるな!!」

というわけでヴェルダン王国に帰る人はいません。
次はユングヴィ家です。

ファバル「セリス様、では私達はユングヴィへ戻ります」
セリス「うん、ファバルがユングヴィを継いでくれるのは心強いよ」
ファバル「俺・・・いや、私もまさか、思ってもみませんでした。でも母さんがユングヴィのブリギッド公女だと知り自分の成すべき事が分かったのです」
セリス「そうか・・・よく知れたね。占いのおじいさんに聞いたのかな?」
ファバル「セリス様に従います、この聖なる弓に誓って!」
レスター「セリス様、では私もユングヴィへ戻ります」
セリス「うん、君の力は必要だ。色々と助けてあげてほしい」
レスター「はい、私たちは従兄弟同士、仲の良かった母達のように私たちも助け合っていきます」
セリス「そうだったね・・・あれ、二人だけでユングヴィに帰るの・・・?」
レヴィン「二人とも恋人ナシだったか・・・誰かとくっつけてやればよかっただろう」
セリス「・・・ま、まあいいじゃん。二人とも仲良くね」

お次はフリージ。
今回のティルテュの恋人がレヴィンだったため、アーサーはフリージを継ぎません。

セリス「ティニーがフリージを継ぐのか・・・ごめん、辛い思いをさせてしまう」
ティニー「ううん母さんのためだもの。私、できるだけのことはやってみる。でもセリス様、助けてくださいね」
セリス「ああもちろんさ、手を繋いで行こうよ」
ティニー「それに大丈夫です、母さんと私をいびっていた人たちは全滅しましたから」
セリス「ぜっ・・・」
レヴィン「ぜん・・・っ」

ティニーは一人でフリージに帰っていきました。
誰か恋人にさせればよかったが、間違えてリーフとくっつけてしまったので離れ離れでした。すまん二人とも・・・。

ヨハルヴァ「セリスよ、世話になった」
セリス「ヨハルヴァ王子、ドズルを頼みます」
ヨハルヴァ「国に帰るのは辛いが親父の償いがある、まあやってみるさ、お前には感謝してるぜ」
セリス「ヨハルヴァ王子は不思議な人だ、自分の優しさを語ろうとしない」
ヨハルヴァ「ふっ、よせやい、そんな言葉は俺には似合わねぇ。まっ、セリス頑張りなよ。じゃあな、あばよ」
ラクチェ「セリス様、ヨハルヴァは照れているの。この人は不器用だから・・・」
セリス「ははは、分かっているさ。ラクチェも元気でね、ヨハルヴァを頼むよ」
ラクチェ「はい、こんな人放ってはおけません、私がしっかり見守ります。ではセリス様もお元気で」
セリス「・・・スワンチカ(笑)」
レヴィン「こら!!」

セリス「エッダに帰る人はいないね、クロード神父の子供はいないから」
レヴィン「そうだな・・・普通ならレスターやコープルが帰るんだろうな」
セリス「父上の攻略メモによると、クロード神父スキルないし、バルキリーの杖の必要性あんまないって」
レヴィン「・・・失礼なやっちゃな・・・」

さてお次はヴェルトマーです。

セティ「セリス様・・・」
セリス「セティ、君には一番辛い役目を押し付けてしまった、すまないと思っている」
セティ「いえ、ヴェルトマー公爵家の生き残りとして、一族が犯した罪を償わねばなりません。それは我が父アゼル公の願いでもあります」
セリス「そういやアゼルさんはバーハラ城に閉じ込められているはずだけど・・・どこかにいるはず」
セティ「いませんから。」
セリス「セティ、私はもうアルヴィス卿を恨んではいない。彼は運命に押しつぶされた哀れな人だ、手厚く弔ってあげてほしい」
セティ「セリス様・・・ありがとうございます」
シグルド「私はまだちょっと恨んでいるけどね」
レヴィン「出るなと言っとろーが!!」
セティ「私はこのヴェルトマー家の「炎の紋章」こそが「正義の印」だと人々に言われるよう頑張っていきたいと思います」
セリス「・・・・・・も、もしかしてこの一言だけが「ファイアーエムブレム」というタイトルの理由・・・??」
レヴィン「主人公はシグルドじゃなくてアゼルだったのか・・・」
セリス「セティが普通シレジアを継ぐような気がするよね、名前的にも」
レヴィン「まあシレジアではメジャーな名前なんじゃないのか?日本人が息子たちに「信長」とつける人が多いように」
セリス「・・・あんまつけないと思う」

最後に、シレジア。

アーサー「ではセリス様、私も父上と共にシレジアに帰ります。色々とお世話になりました」
セリス「アーサーはいいね、レヴィンのような父親がいてくれるんだもの」
アーサー「はい、父上は私の誇りです。私も早く父上のような人になりたいと願っています」
セリス「彼ほどの微妙な天然を兼ね備えた的確なツッコミを入れられる人はそうそういないからね」
アーサー「ええ、父上を見習いたいと思います」
レヴィン「違うだろう。そこじゃないだろう。」
フィー「セリス様、私もアーサーと共にシレジアに行きます」
セリス「フィーも?そうか、それはよかった。アーサーと力を合わせ、シレジアの人々を助けてほしい」
フィー「うん、あたし、頑張りますっ」
レヴィン「フィー、アーサーを頼んだぞ。私はシレジアへは行かぬ、シレジアはお前たち二人で治めよ」
アーサー「えっ、どうしてですか父上!もう戦いは終わったのです、一緒に国へお戻り下さい!」
レヴィン「・・・いや、私の役目は終わったのだ。他の国々がそうであるようにシレジアもまた生まれ変わらねばならない。
その為には、お前のような若い力が必要だ」
アーサー「私には分かりません・・・シレジアには父上が必要なのです、どうか、どうかお願いです、シレジアにお戻り下さい!」
レヴィン「くどいぞアーサー、私を困らせるな。・・・お前はもう気づいているはずだ。そうだろ、アーサー」
アーサー「・・・父上・・・」
レヴィン「・・・もはや、話すことはない。行け!シレジアを頼んだぞ・・・」
セリス「行っちゃった・・・レヴィンも、辛いだろうね・・・極意を伝えることも出来ずに、息子たちと別れるなんて・・・」
レヴィン「・・・ああ・・・。ん。極意ってなんだ。何の極意だ」

アーサーはフィーと帰っていきました。
というわけで、残ったのは。

レヴィン「・・・ではセリスよ、名残は惜しいが私も旅立つとしよう」
セリス「レヴィン・・・ありがとう、あなたは私達幼い者をずっと見守ってくれていた。本当に、感謝しています」
レヴィン「私は自らの務めを果たしたまで。私は風、暖かい光を導く風。そして光は、お前たち一人ひとりの心の中にある」
セリス「はい、分かっています。竜族は人間世界に関与する事を恐れていると聞きました。でもあなたはその掟を破ってまで我らを導いてくれた」
レヴィン「・・・・・・。」
セリス「私達はこの大地がある限りあなたのご恩を忘れません。レヴィン・・・いや・・・遥かなる異国の戦士、風のフォルセティよ・・・」


2011年9月21日

◆目次に戻る◆












セリス「・・・さて、そして誰もいなくなった・・・やっと、二人っきりになれたね」
ユリア「・・・セリス様・・・」
セリス「もう誰にも邪魔されないよ、ユリア・・・!」
ユリア「はい、セリス様・・・!」
レヴィン「コラコラコラああもう!!お前たちは!!」






ファイアーエムブレム聖戦の系譜プレイ日記







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