ファイアーエムブレム聖戦の系譜、第9章「誰がために鐘は鳴る」。
トラバント王が一人で帰ってきたアルテナにお怒りです。

トラバント「どうしたというのだ!なぜマンスターを攻撃しなかった!?」
アルテナ「父上・・・ですが・・・」
トラバント「お前は女でありながら武技に秀で、アリオーンと共にわしの手足として働いてくれるものと期待しておった、
ところがどうだ命令を無視し部下を失いのこのこ帰ってくるとは、全く・・・失望したぞ」
アルテナ「申し訳ありません、ですが父上!他国の民を虐げて豊かになることが、トラキアの民にとって幸せと言えるのですか、
父上のなさりようはあまりにも・・・」
アリオーン「黙れアルテナ、お前が口を挟むことではない。今は黙って父上に従え!
父上、アルテナはまだ若い、実戦を前にして気が昂ぶっているのでしょう。今回だけは、どうか許してやって下さい」
トラバント「アリオーン、お前がそうやって甘やかすからアルテナがつけあがるのだ。アルテナ、もう一度だけチャンスをやる。
竜騎士団を率いてミーズを取り戻して来い、今度失敗すれば娘とて容赦はせぬぞ、分かったか!」
アルテナ「はい・・・」
トラバント「ふっ、血とは恐ろしいものよ、あいつはわしを嫌っておる・・・」
アリオーン「アルテナはまだ子供なのです、父上に甘えて感情のまま憎まれ口を・・・」
トラバント「そっかな・・・そうだといいな」
アリオーン「キャラが崩壊しております父上」
トラバント「私はカパトギア城へ行く、ハンニバルは私のやり方が不服のようだ。奴が裏切らないように、手を打っておかねばならぬ」
アリオーン「・・・父上はたまに変になる・・・一体、どうされたというのだ・・・」

で、トラバントさんがカパトギアに行きハンニバル将軍とお話。

トラバント「解放軍は我が部下を殺しミーズ城を奪ったのだぞ!」
ハンニバル「そうですか・・・致し方ありませんな」
トラバント「裏切るつもりではあるまいな、ハンニバル」
ハンニバル「私も多少は名の知れた武人だ、裏切りなどあろうはずがない!」
トラバント「そうか、ではその忠義の程を見せてもらおう。戦いが終わるまで、お前の息子はわしが預かる」
ハンニバル「トラバント王!私を信用してくださらないのですか!」
トラバント「裏切る気がないなら、息子の命を心配する必要もあるまい」
ハンニバル「なんと・・・」
トラバント「ハンニバルの息子を連れて来い!」
コープル「父上・・・」
ハンニバル「シャルロー・・・すまぬ・・・」
トラバント「心配するな、この戦いが終われば返してやる。しかしハンニバルよ、実の子でもあるまいにそれほどこの子が可愛いか」
ハンニバル「シャルローは私の宝だ、血の繋がりなど関係ない・・・」
トラバント「はっはっは、トラキアの名将も子供には弱いとみえるな。わしもだぞ!
ハンニバル「陛下もですか、これは奇遇ですな!」
2人「はっはっははは!!」
コープル「(二人とも怖い・・・ってかぼくシャルローじゃないんだけど・・)」

・・・まあ、コープルも可愛いっちゃ可愛いんだけど、シャルローの方が・・・。
ううう。シルヴィアめ。

コープルは一番左下のルテキア城に連れて行かれました。
そしてその先のグルティア城にもトラバントは向かい大忙しです。

レヴィン「トラキアから竜騎士団が出たようだ、いよいよだな」
セリス「だけどレヴィン・・・私たちの敵は帝国のはず、こんな戦いに意味はあるのだろうか」
レヴィン「意味があるかはお前の戦い方次第だ、今更後へは戻れない」
セリス「だがマンスターの山で私たちを見ていたあの竜騎士・・・とても悲しそうだった・・・。
あの人とも戦わねばいけないのかと思うと・・・」
レヴィン「セリス、いい加減にしろ!これは戦争なんだ、戦うのが嫌ならティルナノグに帰れ!」
セリス「レヴィン・・・」
オイフェ「レヴィン殿、殿下は少し疲れていらっしゃるのです、そこまで言わずとも・・・」
レヴィン「分かっているさ、しかし苦しいのはみんな同じだ。我々は一日も早くグランベルに戻り、
ロプトウスの復活祭を止めねばならぬ。それができなければ、世界は破滅なのだ」
セリス「ヒゲ、いやオイフェ、レヴィンの言う通りなんだ私が間違っていた」
オイフェ「ヒゲ?」
セリス「戦いが避けられないなら如何にして意味のある戦いにするかが私の役目だ」
レヴィン「その通りだ、セリス」
オイフェ「・・・ヒゲそった方がいいでしょうか」
レヴィン「ヒゲの話はしていないぞ」

リーフ「フィン、どうしたんだ?何か考え込んでいるようだけど」
フィン「リーフ様・・・マンスターの山にいた竜騎士をご覧になりましたか?」
リーフ「いやティニーばっか見てて・・・」
フィン「・・・え、あー・・・それで、その竜騎士が持っていた槍がゲイボルグでして」
リーフ「なに!?フィン、それはどういうことだ!」
フィン「行方不明だったアルテナ様がご無事でいらしたということです・・・」
リーフ「姉上が・・・本当に!?でも、どうしてトラキア軍の指揮官なんかに・・・?」
フィン「恐らくトラバントが連れ帰り、自分の子として育てたのでしょう」
リーフ「トラバントは冷酷な男だと聞いていたがロリコンの心も持っていたのか」
フィン「いいえ、そうではないでしょう。地神ノヴァの血はアルテナ様に受け継がれ、
ゲイボルグを使えるのはアルテナ様しかおられないのです」
リーフ「姉上は騙され、利用されているのか・・・ってかどうして私はゲイボルグ持てないのかな」
フィン「光の剣★×50も強いじゃないですか」
リーフ「そうだな、フィン、姉上をお助けしよう!真実を伝えて力を合わせ、父上、母上の無念を晴らしたい!」
フィン「それができるのはリーフ様だけです、弟のあなたが説得すればアルテナ様もきっと心を開かれるでしょう、
どうか王女をお救い下さい」

で、まあようやくゲームが操作できるようになりました。
アルテナが率いる竜騎士団が上のミーズ城に向かってきます。
さらに左の村が山賊に襲われている!これも守らないといけません。

でもそれができるフィーはまだ恋人予定のアーサーとくっついていない・・・。
しかしとりあえずフィーには全速力で左に飛んでいってもらいます。

早く攻略がしたいので、カパトギア城にもちょっかいを出しに行きます。
アルテナの軍とかち合いそうですが、とにかく騎馬兵は左下に進む。

と、思ったらファバルとパティが会話しています。

ファバル「まさか俺たちの母さんがそんな高貴な人だとは思わなかった、パティは母さんのこと、覚えてるか?」
パティ「ううん、全然・・・お兄ちゃんは?」
ファバル「俺は、少しだけ・・・とても綺麗でさ、優しい人だった・・・」
パティ「それで母さんは・・・ブリギッド母さんは死んじゃったの?」
ファバル「それは分からない、この戦争が終わったら二人で探しに行こうよ」
セリス「死亡フラグだね」
ファバル「違いますよ!どこから出てきたんですか!」
パティ「そうだね、母さんと、名前も分からないお父さんを・・・」
セリス「父上の攻略メモによると・・・あっ・・・」
ファバル「俺たちの父さんのこと書いてあるんですか!?」
セリス「・・・とりあえず、「The apple doesn't fall far from the tree.」という言葉をプレゼントするよ」
ファバル「何で急に横文字なんですか!!」

ティニーやパティのレベルを上げつつ、リーフがアルテナに話しかけます。

リーフ「待って下さい、姉上!!」
アルテナ「姉上だと!?お前は誰だ!私にはかっこいい兄しかいないぞ!
リーフ「へ?!あ、いや、私は・・・レンスターのリーフです」
アルテナ「リーフ?そうか、お前がレンスターの王子なのだな。私はトラバントの娘、アルテナだ。寝ぼけてもらっては困るな」
リーフ「あなたは我が両親、キュアンとエスリンの子だ。十七年前、二人はトラバントに殺された。
幼かった私の姉は神器ゲイボルグと共に行方不明になったのです」
アルテナ「なんだと!?では、私が父だと信じていた人は、仇だったというのか・・・まさか・・・そんな・・・」
リーフ「私を見て下さい、私が言ったことが嘘かどうかは見ていただけば分かるはず。姉上、どうか・・・」
アルテナ「くっ・・・なぜだ?!なぜお前の言葉を嘘だと言い切れない・・・!」
リーフ「姉上・・・!!」
アルテナ「待て!父上に確かめてくる、すべてはそれからだ!」

そして、アルテナはトラキア城に飛んでいってしまいました。

リーフ「姉上・・・」
セリス「リーフ、ナイス説得だったよ、いい演技だね!」
リーフ「演技じゃないんですけど・・・」

一方、トラキア城では。

トラバント「アルテナ、一体何のつもりだ、また部下を置き去りにして逃げ帰るとは!」
アルテナ「父上!お聞きしたいことがあります、私が父上の娘でないというのは本当ですか?!」
トラバント「えっ!い、いや、そんそsんそそなかことがあるわけがなしあkぁk」
アリオーン「父上がバグっておられる・・・!」
トラバント「・・・まあよかろう、いずれこんな日も来ると思っていた・・・確かにお前はキュアンの娘だが、それが何だと言うのだ。
お前を育ててやったのはこのわしだ、その事実に変わりはあるまい。遠足にも運動会にも一緒に行っただろう」
アルテナ「・・・では、本当の私の両親は、父上、あなたが・・・」
トラバント「そうだ、お前の両親はわしが殺した、しかしそれがどうしたというのだ?
戦争とは殺し、殺されるもの、今更そんなことを言っても始まるまい。父の日も幼稚園で一緒に遊んだだろう」
アルテナ「くっ・・・許せない、私を騙して・・・父上、いや、トラバント!!」
アリオーン「よせ!アルテナ!これ以上父上をバグらせるな!」
アルテナ「兄上、とめるな!私はこの男を殺す、誰にも邪魔はさせない!」
アリオーン「そうはいかない、父上に刃向かうならこの私が相手になる!」
アルテナ「ま、待て!私は兄上とは戦えない・・・!」
アリオーン「もはや遅いな・・・死ね、アルテナ!!」
アルテナ「あ、兄上・・・」
トラバント「・・・アリオーン、アルテナを殺したのか?なにもそこまでせずともよかろうに・・・」
アリオーン「父上、ハンカチをどうぞ」
トラバント「わしは泣いてなんかいないぞ、悲しくなんkぇrばld」
アリオーン「後半が聞き取れませんでしたが・・・」
トラバント「・・・まあよい、こうなればわしが出る。城の守りはお前に頼む」
アリオーン「お任せ下さい、父上」
トラバント「お前にはこの槍を預けておく。よいな、トラキアを守るのだ」
アリオーン「父上、これはグングニルの槍ではありませんか、これから出陣されようかという時にどうしてこれを?
まさか・・・父上?」
トラバント「もういい、わしは疲れた。後はお前の好きにせよ。お前なら奴らも憎んではおらぬ」
アリオーン「彼らと休戦せよと?それは同意しかねます!」
トラバント「だから好きにせよと言っている、ただし民をこれ以上苦しめるな、わしの願いはそれだけだ」
アリオーン「父上・・・戦場でバグったりなさらないだろうか・・・」

ここのシーンは悲しすぎます。
初めてやったときはトラバントが急にいい人に見えたんだが・・・。

トラバントがやってきましたが、リーフ王子で普通に倒してしまいました。

トラバント「貴様がキュアンのこせがれか」
リーフ「トラバント・・・私は、この日が来るのをどんなに待ち望んだことか・・・貴様をこの手で
殺すことだけ夢見て私は生きてきたのだ!!」
トラバント「ふっ・・・おろかな・・・ゲイボルグも使えぬお前にこのわしが倒せるものか!」
リーフ「だから姉上をさらったのか!母上が私を抱っこしてたらどうなんだ!」
トラバント「アルテナだから連れて帰ったのだ!あの子ほど可愛い娘はおらん!!」
リーフ「やはりロリコン・・・」
トラバント「死ね、小僧!お前もキュアンと同じようにな!!」

ティニーで削り、リーフで倒しました。
本当は逆にした方がよかったんだが、乱数の関係で仕方ない。
つばめがえしを持っているデルムッドも竜騎士相手に大活躍です。

アリオーン「アルテナ、大丈夫か!」
アルテナ「・・・・・・あ、兄上・・・」
アリオーン「すまない、お前に当身を食らわせたが、あの時はそうするしかなかったのだ」
アルテナ「兄上・・・分かっています、でも父上・・・いえ、トラバント王は・・・?」
アリオーン「・・・戦死されたようだ、もはや戻っては来られぬだろう」
アルテナ「え?・・・それはどういうことですか?」
アリオーン「お前は聞かぬ方がよい、お前には・・・父上の心は分からぬ・・・」
アルテナ「父上の・・・?」
アリオーン「お前を娘として溺愛し、成長記録のすべてを完璧にアルバムに残し、
数々のイベントでビデオを撮りお前からの手紙はすべて箱にしまっておられたが・・・」
アルテナ「・・・はい?」
アリオーン「あ、いや、なんでもない」
アルテナ「・・・兄上、私はこれからどうすればよいのでしょう」
アリオーン「リーフ王子が待っているだろう、彼の元に行ってやれ」
アルテナ「でも、それでは兄上は・・・」
アリオーン「アルテナ、これも運命だ、仕方あるまい」
アルテナ「兄上、休戦しましょう、私は兄上と戦うなんて嫌です!」
アリオーン「父上の最後の言葉を聞かなければ私もそうしていたさ・・・。
もういい、アルテナ、行け!今度会うときは戦場だ、その時は私も手加減はしない!」
アルテナ「そんな、兄う;jあp@qy!」
アリオーン「そんなところは似たのか・・・」

そんなこんなでアルテナが仲間になったわけですが、その間本軍はカパトギアの軍相手に大苦戦していました。

騎馬兵をルテキアに走らせてしまったためセリス、ナンナ、デルムッドの支援がおらず、
ハンニバルさんの指揮官効果が星五つという大変なことになっているため、
ちょっと弱い自軍のキャラの攻撃が外れまくります。

とっととルテキアを制圧し、コープルが登場しました。

レヴィン「セリス、地下牢に子供が捕らわれていたそうだ」
セリス「君は?一体どうしたんだ?」
コープル「ボクはコープル、ハンニバル将軍の息子です」
セリス「そうだったのか、でもどうして地下牢なんかに?」
コープル「トラバント王がボクを人質にしたんだ、父さんはボクのために、無理矢理・・・」
セリス「そうだったのか、分かったシャルロー、急いでハンニバル将軍のところに行こう」
コープル「あれ?ぼくシャルローじゃないんですけど・・・」

でもその足でセリスは南下し、コープルだけ右に進みます。
ところでハンニバルさんを倒してルテキア城を制圧するとコープルも仲間にならないらしい。
というか姿を見せてすらくれないらしい。知らなかった。

セリスはほそみの剣を持ってグルティア城に向かいます。
大量のシューターがいますが、全部の攻撃を軽く避けてしまいます。
ジュダさんのフェンリルも避けまくる始末です。

さあ果たして、無事にグルティア城を制圧することができるのか!
多分セリスなら大丈夫だ!

2010年12月6日
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