ファイアーエムブレム聖戦の系譜の恋愛システムはほとんど分かっているつもりだったが、
「嫉妬システム」なるものがよく分かっていなかったので、調べてみた。

まあもう現在終章の闘技場だから嫉妬システム知っても意味ないんだけど・・・。

さて、じゃあ検索しよう。
えーと、「嫉妬システム」という単語が正しいのかは分からないから、「嫉妬」にしておくか。

それと、もう一つは「恋愛システム」だが、これも正しい単語か分からない。
聖戦の系譜の説明書ないからなあ・・・。

というわけで「恋愛」でいーか。

よし、それじゃ「恋愛 嫉妬」で検索・・・。

いやいやいや。
これだけじゃ絶対に関係がないページが出てくる。

いかん、もう一つ「聖戦の系譜」を入れて・・・。
よし、それじゃ「恋愛 嫉妬 聖戦の系譜」で検索。

それでまあ、一応嫉妬システムのことは分かりました。
一応確認の為にここで説明をしてみよう。

恋愛システムの説明。

男女共に「恋愛値」が500以上になった時にカップルが成立します。
一つの章で1〜50ターン目までは恋愛値が隣接していなくても一定値増えていきます。
さらにキャラが隣接していると通常もらえる値にさらに5プラスされます。

の、はずなんですが男性キャラ(A)と女性キャラ(B)が隣接していて、
さらにその女性キャラにもう一人女性(C)が隣接していると嫉妬システムが発動。

ABCに横に一列に隣接していると、CがBに嫉妬します。
そして本来Aに対してBは通常恋愛値+隣接しているので5=10ポイント入るはずが、その隣接恋愛値をCが奪い取ります。

おおお恐ろしい。

本来ならABCの並びならCには通常恋愛値の5だけが加算されるはずなのに、
Bの分を奪い取って1ターンに2倍の10ポイントも加算されるのです。

おおおお恐ろしい。

で、有名な「セリスとユリアを恋人同士にする」という裏技がありますが、あれの説明もこれでつきます。

まず、ユリアが登場した時にセリスとの恋愛値は490もあります。
カップル成立寸前なのです。

セリス「やっぱりぼくたちは結ばれる運命だったんだね!」
ユリア「セリス様・・・」
セリス「ユリア、ぼくは一目見たときから君を・・・」
レヴィン「コラコラコラコラコラ」

しかし、ユリアのセリスに対する毎ターン入る恋愛値は「-5」です。
つまり、毎ターンどんどん減っていってしまうのです。
これのせいでセリスとユリアは絶対に恋人同士になれないわけなのですが。

セリス「どうしてそのままなんじゃなくてどんどん減るんだろう・・・」
レヴィン「さあな・・・ユリアもなんとなく分かるんじゃないか・・・?」
セリス「なにを?」
レヴィン「お前達は、きょっ・・・いや・・・なんだろな・・・」
セリス「ぼくがこの前グリフォンマスクの真似してたの見られちゃったかな・・・」
レヴィン「お前そんなことしてたのか。」

でもセリスとユリアが隣接している時の恋愛値はちゃんと加算されます。
隣接していれば1ターンに5プラスされます。
しかし毎ターン5マイナスされていくため、隣接していてもプラマイゼロで増えません。

ここで登場するのが嫉妬システムさんです。

嫉妬システム「どうもー」
レヴィン「人!?」

第6章が始まる時、セリスとスカサハの男性キャラと、ラナとラクチェの女性キャラが登場しています。

セリスとラナが隣接していれば、隣接恋愛値が5プラスされます。
セリスとラクチェが隣接していれば、隣接恋愛値が5プラスされます。

ラナ
(+5)
セリス
ラクチェ
(+5)

と、なるはず(ターンごとの通常加算される恋愛は嫉妬システムでは関係ないので無視)。

もしくは、これでも同じことです。

セリス
ラクチェ
(+5)
ラナ
(+5)
 

さて、ここで我らがユリア皇女が入ってくるとどうなるのか。
まず、セリスとユリアが隣接した場合。

セリス
ユリア
(+5)

セリスとユリアの恋愛値は5上がりますが、毎ターン5減るのでプラマイゼロです。
では、セリスに隣接したラナにユリアが嫉妬した場合。

セリス
ラナ
(+0)
ユリア
(+5)

と、こうなります。
しかし、毎ターン5減るため実際には恋愛値は増えません。

セリス
ラナ
(+0)
 
ユリア
(+5)

配置はこれでも同じことです。

さらにこれでもう一人、ラクチェも加わると相当な修羅場になります。

セリス
ラナ
(+0)
ラクチェ
(+0)
ユリア
(+10)

これでセリスとユリアの恋愛値は毎ターン10増えることになり、
本来毎ターン5減るはずが500以上になってしまうので恋人同士になれるわけです。

ラクチェ「セリス様、お怪我はありませんか?」
セリス「ありがとうラクチェ、大丈夫だよ」
ラナ「杖で回復して差し上げられますからね」
セリス「ラナは優しいな、ありがとうね」
ユリア「(許 さ ん ・・・!!)」

というわけです。
ユリアが激しくラクチェとラナに嫉妬することによって成立します。

・・・ただ、ここで一つ重要なことが。

この「嫉妬システム」には重要なことが二つほどあります。
一つは、嫉妬するのは女性だけ、ということ。男性は潔いようです。

シルヴィア「レヴィン、怪我とか大丈夫?」
レヴィン「ありがとうシルヴィア、大丈夫さ」
フュリー「杖で回復して差し上げられますからね」
レヴィン「フュリーは優しいな、ありがとう」
シグルド「(許 さ ん ・・・!!)というのはないってことだな」
レヴィン「何か根本的に違うぞ」

もう一つの重要な事は、嫉妬するには条件があるということです。
その条件ってのがぼくもまだよく分かっていないんですが、どうやら「優先順位」があるらしい。

ユリアがセリスに隣接したラクチェやラナに嫉妬したのは、ユリアの方がセリスに対する恋愛の優先順位が
上位だから起こった現象らしく、これが逆だと嫉妬しません。

つまりラクチェとユリアの配置が逆になっても、ラクチェの隣接恋愛値は増えないわけです。
(斜めに配置されているため隣接恋愛値は増えないし、嫉妬もしていないためターンごとの値しか入らない)

で、第6章が始まったばかりの時だけセリスの指揮官レベルが2になっています(正しくは3)。
リセットすると直りますが、リセットをせずにそのままユリアを登場させた時だけ、
セリスに対するユリアの恋愛優先順位がラクチェとラナより高く設定されています。

つまり、嫉妬システムを使ってセリスとユリアが恋人同士になるためには、
リセットせずにユリアを登場させて上の修羅場配置にしなければいけません。
一度リセットしてしまうと女性3人の恋愛優先順位が同列になってしまいます。

恋愛の優先順位については誰がどうなっているのか分からないので、
とりあえずセリスとユリアを恋人にする裏技の説明でしたとさ。

レヴィン「・・・と、いうわけだ。分かったか」
セリス「分かりました!」
レヴィン「そうか、まあ今回のプレイではやってないけどな」
セリス「ユリア、やっぱりぼくたちは結ばれる運命だったんだね!」
ユリア「セリス様・・・」
セリス「ユリア、ぼくは一目見たときから君を・・・」
レヴィン「コラコラコラコラコラやっぱ分かっとらんな」

2010年12月5日
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