やあ、帰省から帰宅したぜ!おばあちゃん家でぼくは何をしていたでしょうか。

一日目、リビングでおじいちゃんとぼくはおしゃべりしながらおやつを食べていたんだが、 おじいちゃんの話を聞いていると段々おばあちゃんの生活ぶりが明らかになってきました。

おじいちゃんの発言の一例。

「放っといたら夜中の2時でも3時でもずーっとゲームしとる」

「アイツは寝かしといたら何時まで寝とるかわからん」

おばあちゃんがエスカレートしている・・・。

さらにゲームやりまくりなライフを送っているようです。 そういや前に帰省したときはFF10でシンが倒せないと言っていた。

FF10は目の前でクリアしてあげたことがあるんだが自力でやりたいということだった。 なのでぼくが七曜の武器を手に入れて強化しておいてあげたらさすがにできるだろう。

そう思って、アルテマウェポンやロンギヌスなどを聖印も集めて強化しました。 その甲斐もあってか、どうやらFF10はクリアしたとのこと。よかったよかった。

おじいちゃんとしゃべっている間もおばあちゃんはひたすらゲーム。 なんかゲームの部屋からキャラの掛け声が聞こえてきます。

どうやら遊んでいるのは「ヴァルキリープロファイル2-シルメリア-」のようだ。

そういやヴァルキリープロファイル1は3種類のエンディングを見るまで遊んだが、 それはおばあちゃんがブラッド・ヴェインが倒せないから何とかしてと言って ぼくがコントローラを受け取り、でも全然倒せないしシステムも何もかも分からんから 最初からぼくがプレイし、キャラを育て、なんだかんだでやり込むことになったんだよな・・・。

だがぱっと見、2はプレイステーション1から2になっていて奥行きのあるフィールドでバトっている。 システムも大分違うんだろう、やっぱこれもいきなりコントローラを渡されても分かりそうもない。

ゲームの部屋を覗きに行ってみた。 なんとラスボスと戦っていた。うおお、ラスボスはレザード・ヴァレス!アイツなのか! どういうストーリーか全然分からんがなぜか納得できる!!

おやつを食べ終わった頃におばあちゃんがリビングにやってきた。 「どうだった?勝てた?」と尋ねてみたところ。「2時間ぐらい戦ったけど倒せなかった」とのこと。

うぉいレザード!!おばあちゃんを2時間も戦わせるな!!

・・・ってか、そんなにヴァルキリープロファイルの戦闘で長引く? 操作がそこまで早くないおばあちゃんでも、そんなに長引いちゃう・・・?

・・・しかし、ラスボスなのか。ラスボスならば、今からちょっとぼくが何とかすれば、倒せるかもしれないな。

おばあちゃんはゲームのエンディングを見るのを楽しみにしているんだ。 倒すところを見せてあげるというのもアリかもしれない。 よし、やってみようヴァルキリープロファイル2を!!システムも何も分からないのにラスボスから!!

おばあちゃんがまた遊んでいるところの横に座ってまずは画面観察。 どうやらラストエリア「レザード・ヴァレスの塔」の中を歩いているらしい。 ロングヘアの女の子が歩いているがこの子が主人公なんだろうか。これがシルメリア?

シンボルエンカウントってところは1と同じらしい。しかも石を作り出したり敵を凍らせる「晶石」も撃てるみたいだ。 (後に「光子」というものを撃っているということが判明)

「どこに行くの?」と聞いたら「アイテムを全部使い切っちゃったから買いに行くの」とのこと。 ダンジョンの外じゃないとアイテムの補充ができないのか・・・。 原子配列変換でアイテムを入手はできない、そういうシステムなのか・・・。

分厚い攻略本が隣に置いてあるんだが大分迷っておられるようで、 しかも雑魚敵(つよい)とイチイチ戦っていてちょっと効率が悪い。 ので、ここで「ぼくがやってみるね」とコントローラを替わる。

とりあえずこのダンジョンの外に出られればいいんだろう。 晶石を敵に撃って凍らせながら進めば戦闘しなくて済むだろうし、マップを見ながら歩けば大丈夫だ。よし、レッツゴー。

まずはボタン配置を見てみる。×でジャンプってところは同じだ。○で剣を振るが今は必要なし。 □で晶石を撃つ、よし、これだけ分かればOK。どうやら主人公は走れないらしい。

しゃがみながら晶石を撃つと1だと低い位置に真横に撃ったんだけど、 この2はしゃがみ晶石は斜め下に撃つみたいだ。つまり低い位置にいる敵に撃つには飛ぶしかない。

でも何とか出口付近まで到達。おばあちゃんに交代してクレルモンフェランでお買い物。 1と同じ舞台のようで、1と同じ町があるみたいだ。

ユニオン・プラムを買えるだけ買っている。(いわゆる「げんきのかけら」)。ついでに仲間全員のHPを1500回復するアイテムも99個購入。 だがパーティのHPの最大値は数万だから1500回復って微々たる効果じゃないのかな・・・。

しかも「まんたんのくすり」みたいなHP全回復アイテムは持ってない。大丈夫かラスボス。 でもまたおばあちゃんがレザード・ヴァレスの塔に入って進み始めたので、 ダンジョン内の敵にあわないようにまたぼくが操作を開始。

操作ミスって雑魚とのバトルになってしまいました。操作が分からずおろおろ。 敵は遠くにいる、十字キーを動かすがキャラが歩かない。左スティックを動かしたらキャラが歩いた。スティック操作なのか!

だが4人いるパーティのうち一人しか歩かない。なんだこれ! 後ろからぐいぐい押すがダメ。おい、一緒に来いよ!

フィールド画面で動かしていた女の子はパーティメンバーにいなかったようで、 戦闘画面にいるのは野郎が4人。なぜ彼らを選んだおばあちゃん。

後に判明したのは十字キーで動かすキャラを選択し、スティックで移動するということ。 つまり最初に十字キーで一人を選んでしまい、歩くのが一人になってしまっていたらしい。

全員で歩けよ・・・といいたいところだが、あとで読んだ攻略本によると 敵の「部位破壊」ということができてそこからイイ素材をGETすることができ、 挟み撃ちにして攻撃するとかが効率がいいんだとか・・・最初からやったら楽しそうだが・・・。

おばあちゃんに「一人しか歩かないんだけどどうして!?」とあわてて尋ねるが、 「あら?どうしてかしらねえ」と分からない様子。分からないのか! さっきのセーブ画面でプレイ時間が300時間って書いてあったけど!?

・・・だが、基本システムを分からずに遊ぶのはおばあちゃんの基本プレイスタイルである。 今更驚くまい・・・。あのスフィア盤をほぼ発動させずにスフィアレベルだけがモリモリたまっていたFF10・・・。

敵に近づいたら1と同じく4つのボタンがそれぞれキャラの攻撃ボタンになり、 直接リアルタイムで斬りに行くっていう1と同じ戦闘になりました。 遠くにいる敵に歩いて行かせる時間は必要か・・・?必ず先制攻撃されるんですけど・・・。

雑魚(つよい)をヒーヒー言いながら倒し、ステータス画面を見てみた。 うーむ・・・システムが全く分からないが所持アイテム数はハンパない。 装備品もすごく多い、どれがいいのか分からない・・・。

おばあちゃんの装備が最適だったことはあまりないのでとりあえず装備品の見直しだ。 ってかパーティメンバーはこれでいいのか?いっぱいエインフェリアがいるみたいだが・・・。

一番レベルが高いおじさんはなんとレベル90。育ってるね・・・! 他のキャラも一番低くて80ぐらいという、なかなかの高レベルです。

普通の人がこのゲームをプレイしたらどれぐらいになっているのか分からないが、 レベル80ぐらいまで育ててもクリアできないゲームなのかコレは・・・?

1は一応無限に稼げるバグっぽいことはあったが基本は戦闘は有限だったはず。 2だといくらでも戦えるみたいだが、レベルを上げて物理で殴りエンディングが見られる、 そんな措置をおばあちゃんのために施しておいて下さい、お願いします。

戦ってみて分かったのは敵に近づく、歩くなどして時間を経過させないと こちらが行動できない(=経過すれば敵も行動する)みたいなリアルタイム感がある以外、 そこまで1と戦闘システムは変わっていないということ。

ということはオジサン4人剣士パーティは少々バランスが悪そうだ。 せめて魔道士を一人入れようじゃないか。

えーと、カワイイ女の子の魔法使いを入れよう。 強い子はいないかな、とは言ってもみんなレベル80ぐらいだから同じか・・・。

攻略本をパラリと見てみる。オススメの強い魔道士の名前はイーとかつく長めの名前だった。 (攻略サイト様をいま見てみたら「ファーラント」だった。イーはつかなかった) だが、エインフェリアの一覧を見てもそのファーラントさんはいない。

その人の隣のページに「ソロン」という人がいる。攻略本によると「ファーラントに比べると成長率でほぼ全てに劣る。 いいところは初期装備魔法がいいことぐらい」とボロクソに言われている。

どうやら二人のうち一人しか仲間にできなかったらしい。サムソンとアランみたいな感じか。 で、おばあちゃんはその強くなるファーラントさんではなくソロンさんを仲間にしていた。 うーむ、仕方ない・・・「ソロモン」に名前が似てて可愛いし、ソロンさんにしよう。

ってか魔道士は野郎しかいないっぽい。1にはかわいい子がいたのに・・・。

もしかして大量にある魔法の詠唱ボイスを使いまわすためではなかろうな・・・。 クラスによってみんな見た目が似たり寄ったりだし、なんかそんな感じがするぞ・・・。

さて、魔道士のソロンさんを入れ、どうやらストーリー上大事らしい「ルーファス」という 弓使いの青年がいたのでその子も加入。主人公らしい「アリーシャ」という子も おばあちゃんは使っていなかったが参入させ、最初からパーティにいたレベル90の人も入れた。

レベル90のおじさんの名前を忘れてしまったんだが、確か3文字だった気がする。攻略サイト様を見ると、 「ギルム」と「ザンデ」というのがいた。「ン」はつかなかったような気がするので多分「ギルム」だろう。

というわけで改めて、ギルム、アリーシャ、ソロン、ルーファスの4人でレッツパーティ。 だがギルムさん以外のHPがめちゃ低い。なぜこんなに差が出るの?どんな育て方をしたの・・・??

でももうレベル上げはほぼできないし、武器強化システムがあったとしてももうラストダンジョン内。 今からシステムを理解する暇はないから、あとはもう持っている装備品でガチガチにするしかない。 使っていないキャラの装備品を一つ残らず剥ぎ取り(全員がフル装備だった)、改めて決めた4人に装備を施していくことに。

・・・だが、この装備のシステムもなんか難しいことが書いてあるぞ・・・。 装備できるものの種類は1と変わらないようで、武器、服、頭、手にはめるヤツ、足に履くヤツ。それに加えて飾りが4つ。

しかしこれらの装備品全てに色が設定されており、赤、青、緑、灰色の4種類がある。 さらに装備画面の右側に四角形が表示されていてその場所が重要っぽい・・・。

ひし形に並んだ装備品たちは真ん中が服で上下左右の角が武器、頭、手、足、 四つの辺にあたる場所が飾りになっていて、隣りあわせで同じ色のものを装備すると効果UPするものもあるらしい。 それは「リンクで強化できる」と書かれた装備品。

もちろんこれをおばあちゃんが理解しているはずはなく、 リンクなどされておらずブツ切りの装備だったので、 全員の装備を色をある程度統一しながら、左半分は赤、足が青がいいから右半分は青、 みたいな感じでなるべく色をそろえて装備していきました。

色がない灰色の飾りはリンクによる効果は得られないが効果が高いものが多く、 それも選ばないといけない。でも所持アイテム数が多すぎてどれがいいのか分からない・・・。

さて、もうわからない状態だができるだけの装備はした。いざラスボスに挑むぜ! よく分からないが1の主人公のレナス・ヴァルキュリアが氷の中に閉じ込められている! レザードがその氷の前で「ウフフフもうあなたは私だけのものよ」みたいな変態節を披露している。

ストーリーは全く分からんが、そのレナスが本物なのかも分からんが、どういう経緯で氷漬けなのか知らんが、 とりあえず変態を成敗だ!レナスお姉さまは私のものよ!!(←おまわりさんこいつもです)ムービーに突入!

すると、ムービーでレザードが「祝福に駆けつけてくれた」みたいに言いながら振り返った。 そのときに戦闘体勢に入るキャラが4人。あれ、他のエインフェリアは?いないぞ。

見えたキャラは主人公と思しき女の子のアリーシャ、弓使い系男子のルーファス、 あとなぜか1でシルメリアを封印っぽいことしてた不死者の王ブラムス、 さらになぜかいる1にも登場したエインフェリアの・・・名前なんだっけ・・・。

あー・・・アリューゼ!アリューゼだ、なんでいるんだ? よく分からんがその4人がムービーに登場しているってことはこの4人を使うべきか?

おばあちゃんのプレイではその4人のうち一人も使っていなかったわけだが、 (全員のレベルが満遍なく上がっていたのは、初代の「がくしゅうそうち」みたいな効果がある アイテム的なのを持っていて全員に経験値が振られていたからっぽい) ぼくの采配で二人はパーティ入りしたぞ!今からブラムスやアリューゼに交換できないからこれでいくぜ!

さて、いざ戦闘画面に。レザードは浮かんでいて全体魔法攻撃をしてくる。 そしてエリアの真ん中にはレナスが氷漬けになっている結晶の柱が。コレも攻撃できるっぽい。 ・・・ということは、レザードは放置しておいてこのカッチカチを攻撃するべきか?

よし、変態は放っておいて、レナスお姉さまを救助するぞ!

「ポイズンブロウ」で毒状態にされたので状態異常を回復する魔法やアイテムで治療、 なんかこっちの攻撃の威力が常に2桁でものすげえ長丁場だったんだけど、 (数十分戦い続けた)なんとかカッチカチを破壊してレナスが出てきました。ふー・・・。

ってかこの攻撃力の低さ、どうなってるんだろう・・・。 ギルムさん以外のHPの低さもおかしいよコレ・・・。

またムービーが始まった。ストーリーが分からないので今のうちに攻略本を見てシステムのお勉強だ。 ムービーを見ているおばあちゃんが「ほらほら!女の子に羽が生えたよ!」と喜んでいるが、 相槌だけ打って必死に攻略本を読む。うう、このHPの格差、攻撃力の低さを何とかできる方法は・・・!

ムービーでレザードがめっちゃ怒ってる声がしてる。 どうやら女の子、アリーシャが3人のヴァルキリーを吸収しちゃったから怒っているらしい。 なんで?この人なら「レナス入りのアリーシャ!しかも他の二人のオマケつき!一人で四度おいしい!」 みたいに喜びそうなもんだが・・・レナスを返せ!みたいにめっちゃ怒ってる。

アリーシャちゃんは好みじゃないのか・・・。 ・・・ん?

羽が生えたアリーシャちゃんが「覚悟ッ!!」って最後に叫んだんだけど、 今の声がどう聞いても「クレヨンしんちゃん」のしんちゃんの声だったぞ。 ・・・え、もしかしてもしかするの?アリーシャちゃんの声はしんちゃん?

説明書のキャラ紹介も攻略本の方も、キャラ紹介ページに「CV・だれそれ」って書いてないから分からない。 すーんげえ余談で蛇足なんだが、ぼくは最近のキャラ紹介ページなどでイチイチ「キャラ名・CVだれそれ」と書いてあるゲームは あまり好きでなかったりする。「もしかしてこれってこの人かな!」と声を聞いてから分かる方が好きなのである。 まあお好みの声優さんがいる人は「このキャラはこの人なんだ!じゃあこのゲームを買おう!」となるのかもしれないが、 ぼくはそっちからゲームを選ぶことはないので、キャラにピッタリでお上手なお方ならこだわりはないんだ。うむ蛇足であった スタッフロールとかで最後に判明するのがイイ。FF10はよかったなあ。だからその点、このヴァルキリープロファイル2もぼくの好みである。

さて、さっき誰のお声なのか調べに行ってしまったらアリーシャはしんちゃんのお方だった。 ついでにルーファスはウルトラマンエックスのお方だった。マジか!全然分からんかった!!

レナスお姉さまを解放したらキャラの装備画面に切り替わった。セーブはできないらしい。 アリーシャの名前が「ヴァルキリー」になっているから、三姉妹を取り込んでマジのヴァルキリーになったらしい。 ヴァルキリー以外が空白だからちゃんと入れなおさないといけない。

えーと、ルーファスが一番弱いから後衛、中段にヴァルキリーとソロンさん、 前衛に妙に強いギルムさんを置いて、もう装備とかよく分からんからとにかく戦闘開始!

レザードしか戦闘画面にはおらず、駆け寄っては斬る、駆け寄っては斬る。 だがやはり一回の攻撃のダメージは2桁。ルーファスの一撃なんて13前後。弱い!

しかもある程度レザードのHPが少なくなると今度は全体に4000×2ぐらいのダメージの攻撃をしてきて、 いよいよどうしようもない。毎ターンユニオン・プラムを使って一人を復活させるのみ。これじゃあ負けないが勝てない。

毎回確実に死ぬルーファスはもう地面に放置し、3人で頑張る。 一人を確実に殺す魔法も使ってくるし、何より1ターンでダメージを100も与えられない。 こりゃあダメだ・・・と思っていたら全員凍らされていきなりゲームオーバー。

・・・え、少し時間経過するだけで凍結状態は解除されるのに、 MOTHER2の「ダイヤモンド」とは違うのに、ポケモンの「ねむり」みたいなのに、 全員が凍ってしまったらその場でゲームオーバーなの。マジですか。

またレナスお姉さまを氷から救出するところからやり直し。変態節からやり直し。うそーん。

晩御飯になり、片付けも終わり、おばあちゃんがゲームの部屋にいなかったので攻略本を読む。 ほほう、どうやら「スキル」というものがあるらしい。

先ほどの装備の話になるが、9つの装備品の組み合わせによってはスキルが発動するようだ。 HPが一人だけ異様に高かったギルムさんは「タフネス」というスキルを身につけており、 それによりHPが2倍になっていたようだ。なんだそりゃ!

もしかして人それぞれ習得できるスキルが違ったらどうしよう・・・と思ったら、 そんなことはなく「タフネス」は誰でも身につけることはできるようだ。よかった。

じゃあその「タフネス」が発動するような装備にすればいいということ。 というわけでそれが発動する3つの装備を隣り合うようにして「タフネス」が発動! よし、これで全員のHPは2倍だぜ!

・・・と、思ったらスキルをつける画面に「タフネス」がない。他にもスキルってのはめっちゃくちゃ種類があるようだが、 おばあちゃんはスキルのことは知らなかったので習得しているこれらのスキルはたまたま装備の条件が揃っていて偶然身についたもののようだ。

で、なんで装備を変えたのに「タフネス」がないのかというと、 なんと装備をそろえて発動したスキルはそのまま戦闘をこなして習得する必要があるらしい。な、なんだってー!

例えば「わざマシン01」をピッピに使って「メガトンパンチ」を覚えた!やったぜ! と思いきや、わざマシン01を使った直後にメガトンパンチは使えない。 この状態であとレベルを3上げて使えるようになるという感じである。

う、うわあ・・・時間がないってのに、これはめんどい・・・。実際にぼくがプレイしているのならば楽しい育成になりそうなんだが・・・。 今はそんな時間の余裕はないのだ、帰宅の時刻は迫っている。

どうやらパーティの全体のレベルが低く、敵のレベルが高いと習得までの戦闘回数は少なくてすむようだ。 だがおばあちゃんがパーティのレベルはたっぷり上げてくれている。 ・・・ああ、FF8もそうだったがレベルが高いと困ることもあるのか・・・。

仕方なくレザード・ヴァレスの塔の雑魚(つよい)と戦闘開始。あー、つえー・・・。 ってか必ず先制攻撃されるー・・・あ、敵にリーダーが設定されていて、そいつ倒すと他のも死ぬのか・・・。へー・・・ほー・・・。

などと惰性で戦っていたら、ついに全員が「タフネス」を習得!よし!! これで全員のHPが2倍になりました。これであの変態に遅れなど取らぬぞ!!

ただ気になるのは防御面は強化されたが攻撃面に変化はないということです。 レザードに与えられるダメージは1ターンで100ぐらいなのは変わってないぞ・・・。

だがもう帰宅時刻は迫っている!早くレザードと対戦だ!! ラスボス直前のセーブポイントでセーブをして、いざ氷の中のレナスの救出作戦開始!

なんとかリフレクションみたいな魔法を1回跳ね返す魔法を使いつつ、マイトレインフォースだったか、攻撃力を1.5倍にする魔法もかけつつ、 氷を攻撃しまくっていたら数十分かかったがさっきよりかは早く戦闘終了。

おばあちゃんがまたキラキラと目を輝かせながら後ろから見ている。な、なんとしても変態に勝利しなければ・・・。

再びいよいよラスボス戦へ。えーと、どういう配置にしよう。ヴァルキリーは先頭にしようか。 よし、もう時間がない!戦闘開始じゃ!!

えーと、まずは魔法を跳ね返す魔法を・・・あれ?ヴァルキリーのHPがすげえ少ない。あれ?

はっ・・・もしや、アリーシャからヴァルキリーになったときに装備が変わった!? そして装備が変わったからスキル「タフネス」が外れた!?

う、うわあああ!てーへんだ!!毎ターン必ずヴァルキリーが死ぬぞ!! 1のようにヴァルキリーが死んで数ターンが経過するとゲームオーバーということはないようで、そこらへんは救いだが・・・。

しかしやはり1ターンで100未満のダメージしか与えられない野郎3人。一番強いギルムさんも、攻撃力1.5倍の魔法をかけても一回の攻撃で90程度。 あまりに敵のHPが減らず、毎ターン殺され、復活させ・・・を繰り返していたら、もうなんか段々心が折れてきました。なんだこの防戦一方・・・。

・・・ああ、時間切れ。倒せると思ったんだが、やはり根本的な育成が・・・。

ぼくが今からイチから育成することはできない、おばあちゃんの途中からのプレイでできる最大限のことはしただろう。 口惜しいですが、変態の撃破は成りませんでした。ってかヴァルキリーのスキルが自動で外れてるとか知らんし・・・ぬおお。

というわけで、プレイしたのは数時間ですがヴァルキリープロファイル2-シルメリア-のラスボス周辺のプレイ状況でした。

おばあちゃんのために、レベル99まで育てたら無条件で勝てちゃうぐらいの救済措置をお願いします。 おばあちゃんに複雑なシステムは難しいのです。

おばあちゃんは一度も魔法を使ったことがなかったらしいです。ってか行動できるタイミングも分かっていませんでした。 時間を経過させるボタンも分かっていませんでした。

うう、彼女のためにも次に帰省したときにラスボスをなんとしても撃破したい。 300時間以上プレイしたおばあちゃんに、エンディングを見せてあげるのだ!

待っていろ、変態ロリコンストーカーフィギュアフェチ!!

2016年8月29日
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