前回でヴァルム帝国の王ヴァルハルトさんを倒し、イーリスに戻ってきました。

「クロム。どうしたんだ、こんなところで?」
「少し考え事を・・・・・・な。」
「懐かしいな・・・この場所。クロムに助けられて、
自警団のみんなと初めて会ったのがここだった。
僕にはその前の記憶がないから、
すごく・・・・・・大事な思い出なんだよ」
「そうだったな。
お前と出会ってからはずっと、
戦いの連続だったような気がするよ」

「望んだ戦いなんて、ひとつもなかった。いつも戦うことに迷って、立ち止まって、振り返って。
それでもクロムは先頭に立って、たくさんの人の想いを背負ってきた」
「お前がいた。仲間がいてくれた」
「これからもずっといるさ」
「残る「黒炎」の宝玉の行方は、今フレデリクに調べてもらっている。「覚醒の儀」はナーガの炎をその身に浴び、
精神と肉体の苦痛に耐えることで神竜ナーガの力を授かることができる・・・・・・らしい。
もし耐えられなければ命を落とすそうだが・・・」
ルキナ「命を落とす・・・?
あの、大丈夫なのでしょうか・・・」
クロム「聞いていたのか。
あまりいい趣味とは言えないな」
ルキナ「お行儀の悪いことをしてしまい、
申し訳ありません、お父様・・・・・・
声をかけようと思ったんですけど
お二人のあいだに入りづらくて・・・」

「まあいい。心配するな、ルキナ。俺はどんな苦痛だろうと耐えてみせる」

大丈夫か、「覚醒の儀」。
炎を浴びるって、大丈夫か。え、ホント大丈夫か。心配だ。

そしてフレデリクがやってきて「ペレジアが持つ「黒炎」の宝玉をクロム様に返還したい」
ペレジア王が申し出ていると知らせてくれました。

怪しさ満点です。
だがクロムは話し合いに応じると言い、炎の台座も盗まれたら大変なので持って行くことになりました。

そしてペレジアへ・・・という前に、もう少しでクラスチェンジできるキャラを育てておくことにしました。
クロムとロンクーがあと50ぐらいの経験値をGETすればレベル20になってチェンジプルフが使えます。

さて誰と戦うか・・・でも遭遇戦はないから、マップに召喚して一度戦いを挑んでボロボロにされた、
あの「暗黒竜と光の剣」のマルスしかいない。

マルスがいる場所で遭遇戦が起こるとマルスの軍がせっかくの屍兵を一掃してしまうので、
ずっとマップにいてもらうのは困るのである・・・。

というわけでマルスにリベンジ!
アレから少しぐらいは強くなったんじゃないだろうか・・・?!

戦いの場はあのムスタファーさんと戦った「中央砂漠」です。
本気でかからないといけないだろうから、本当に強いユニットだけを参戦させよう・・・!

道がたくさんあり、そこに自軍が3人ずつぐらいでセットされ、敵は上下にいる。

一番左にオリヴィエとヘンリーの夫婦、真ん中にルフレとルキナの夫婦+クロム、
その右にはロンクーとノノの夫婦+リズ、一番右にはガイアとマリアベルの夫婦。

ゆけ、夫婦チーム!
クロムの奥さんのスミア、リズの旦那さんのフレデリクは危ないかもしれないので置いてきた!

さてどうやって進軍しようかなとマップを見たら、一番上にマルスがいる。
おお、これはイカン。全軍、下にさがれ!!

だが下にもつよーいユニットが目白押し。名前はついていないけどマルスの部下だから誰だろう・・・。
ヘンリーはダークナイトだったのをチェンジプルフでソーサラーにしました。
じゃないと闇魔法を使える人がいないので魔法が余る余る。

そしてヘンリーで一度攻撃し、オリヴィエが踊って再行動させてまた攻撃。
これでなんとか一人撃破・・・!

クロムが南下して、弓兵を攻撃範囲に捉えた。

うわあ、2回攻撃できない。

だが歩数の関係でルキナをクロムに
隣接させることはできなかった・・・!

とりあえず反撃を受ける心配がない直接攻撃で
HPを減らし、ルフレが上から一気に攻撃だ。

うーむ、急に歯ごたえのある難易度に・・・。

・・・でも、これぐらいの難易度の方が楽しいです。やってやるさ!!

クロムでロングボウの人のHPを削ったら上からルフレがルキナの隣からトールハンマーをぶちかまして撃破。
魔道書もケチってなどいられない!相手は最強のロード、マルスなのである!

敵の命中率も非常に高いし2回攻撃されることもあってかなりヤバかったが、
マルスは「ノーブルレイピア」という直接攻撃武器しか持っていない上に
歩数も6歩なのでとりあえず逃げ回ってから間接攻撃で削って何とか倒しました。

ぶはー、大変だった!楽しかったけど・・・!
そしてマルスが仲間になりました。めちゃ強い。何だこのパラメータ。

・・・だが、今回のプレイでは異界の住人の方々は参戦しないことになっているので、
ユニット「マルス王子」もただ軍にいていただくだけにしました。

そしてその戦いでクロムとルキナの支援会話が発生しました。

すごく気になっていたことをクロムが尋ねました。

「この戦いが終わった後、
お前は元いた世界へ帰れるのか?」
と。

そう、それすんごく気になっていた・・・。
この世界にはルキナちゃんが二人になっちゃうぜ・・・?
でも帰らないでほしいぜ・・・??

「・・・わかりません。時空の門を逆にくぐることができたとしても、
元いた世界に戻れる保障はないと・・・ここに来る直前に、ナーガ様から聞かされました」
とのこと。

よし、じゃあ大丈夫だな!ってか元の世界に帰る必要はないな!

「かなり心配していたんだが。これで一安心だな」
「うーん・・・ルキナが未来に帰らないでくれるのは、まあ嬉しいことだけど・・・」
「どうした?」
「いや・・・こういう系の話の根本的なことなんだけど、つまりルキナは過去に来たってことだろう?
過去を変えたら未来も変わるのかな?例えばぼくが過去に行って城の外にあるあの大木を切ったら、
今の時代にあるその木はどうなるんだろう?消えるのかな?それとも過去は過去、未来は未来なのかな」
「・・・わからないな。現在のルキナが大きくなっても過去に戻る必要はないわけで・・・ん??分からん・・・」
「多分・・・過去を変えても未来は変わらないタイプの時間干渉なんだろうね。
だとしたらこの時代が平和になったとしても、ルキナがいた世界は暗黒のままってこと・・・?」
「いや・・・大抵の人が思いつくだろうからそうはならないと思うが・・・」
「じゃあどうやって暗黒の未来が平和になるのかって考えると、
ルキナが未来に戻って世界を平和にするぐらいしか方法がないんじゃないか?」
「今は分からないがきっとハッピーエンドが待っているはずだ。
最初にも言ったがルフレの幸せが一番だからな、そうなりさえすればいいだろう」
「い、いいのか・・・??」

さてようやく第21章「5つの宝玉」のはじまり。

ファウダーさんは「黒炎」の宝玉と炎の台座を寄越せとか言ってきました。
もう何もかも話が違います。

当然ながらそれを拒否り、ルフレがあらかじめ確保していた逃げ道から脱出することになりました。
だが道中敵がわーらわらいるので、それを潜り抜けなければならない・・・!

というわけで戦闘マップ。
右上に自軍、宝箱が4箇所に点在していてそのうち二つは扉の先にある。うわー。

「スライム」という遠距離闇魔法を装備したユニットがかなりいて、これは狙われたら大変だ。
なるべく必ず支援効果が出るように固まって進軍することにしました。

まずガイアが扉を開けて、オリヴィエに再行動させてもらい、そのまま宝箱をオープン。
ガイアなら死なないとは思うがその部屋に敵兵がいたのでフレデリクで倒しました。

宝箱に入っていたのは「ノーブルレイピア」。
さっきのマルスが敵として戦うときに持っていた武器だが・・・多分クロムとルキナしか使えないんだろう。

左上の宝箱は「万能鍵」を偶然持っていたフレデリクに開けにいってもらいました。

全軍固まりながら南下し、間接攻撃を食らう位置には間接攻撃ができるユニットを置き、
ルフレはサンダー、マリアベルはエルファイアー、リズはギガサンダー、ヘンリーはリザイア、
ガイアはキラーボウ、リベラはショートアクスを持って壁沿いに待機。

スミアが一度弓矢の攻撃を受けてしまったが、死ななかった。あぶねえッ・・・!
左上に行っていたフレデリクがみんなと合流した頃に、左上の宝箱の下から増援が出てきた!
しかも強そうなユニット4人。これは大変だ、どこで彼らと戦おうか・・・?

だがもう左下の扉を輸送隊から「扉の鍵」を受け取ったクロムがいち早く開けてしまっていて、
下からも敵が来るような状態になってしまっている。

あ、ガイアの弓矢の武器レベルがやっと上がった!やっと「ロングボウ」が使えるようになるぞ!
持たせておいたから次のターンに使っちゃおう。

・・・と、思ったら装備できない。あれ?

あ。「アーチャー系専用武器」って書いてある。
アサシンには使えない武器だったのかー!やっと武器レベルが上がったと思ったのにー!

今の軍で弓矢が使えるのはガイアだけ。
ロングボウは我が軍ではただの粗大ゴミと化しました。

使える武器の割り振りが明らかに偏っているから、2周目はその辺も考えよう・・・。
フレデリクはパラディンなので斧を使える人がバトルモンクのリベラだけだし・・・。
斧があまるあまる・・・。

スミアを壁越しに攻撃してきたヤツをクロムとルフレで下から直接攻撃。
さて次のターンは・・・と思ったら、ボスがクロムに向かってきた。

え、え!?ここのボスも向かってくる系!?もうやめてくれ!!動くな!!
このマップのクリア条件は・・・ま、また「敵将撃破」じゃないか!お前を倒したら終わってしまうんだ!!

来るな、来るなあああああーッ!!

そしてあっさり返り討ちに。

あああ・・・。
さっき出た増援、まだ一人も倒してなかったのに・・・。
右下にも左下にもまだ敵がいたのに・・・。

難易度がノーマルだからか、
どうも敵兵にはアホの子が多く、
反撃で勝手に死んでいってしまいます。

NO DAMAGE!の相手にも向かってきて勝手に反撃食らって死ぬし、一人を集中攻撃しないし、
間接攻撃⇒直接攻撃をある程度するけどそれによって集中攻撃をすることはない。

うーむ、難易度がハード以上だともうちょっと賢くなるってことなんだろうか?
それはそれで大変そうだが・・・。

宝箱も一つ開けずに終わってしまってもったいなかったですが、もう今は先を目指すことにしました。

あと少しで脱出できるということころでクロムの前に現れたファウダーさん。
だが「炎の台座」を渡そうとしないので、なんとファウダーさんはルフレに命令を下しました。

そしてファウダーさんに操られたルフレはクロムから「炎の台座」を奪い、ファウダーさんに渡してしまったのであった・・・。
え、えええ・・・うわあ・・・大変だ・・・。

ファウダーさんは「儀式の場に急がねばな」と言っていなくなってしまいました。
あなたが「覚醒の儀」をするの?燃え尽きませんか?それとも違う儀式があるんだろうか。

ファウダーさんの謎の操り術が解けたルフレはクロムに謝るが、
とにかくペレジア城の外に脱出することが先決だということでみんなで外に逃げるのでした。

ルフレ「・・・僕は・・・なんてことを・・・」
クロム「大丈夫だ、まだ間に合う。追うぞ、ルフレ」
ルフレ「けど・・・あいつの前に行くと、また操られて・・・・・・くそっ!この血のせいなのか。
あいつの術に惑わされるのは・・・あいつが、父親だから・・・」
クロム「完全に操られたわけじゃない。気持ちを強く持て!
お前は、あんな術には負けない!次は必ず打ち勝てる!」
ルフレ「・・・クロム・・・」
フレデリク「立ってください、ルフレさん。貴方には、やるべきことがあるはずです」
ルフレ「・・・けど、僕は・・・」
クロム「過ちだったとしても、今なら取り戻せる!いや、取り戻すんだ!そうだろう?」
ルフレ「・・・・・・すまない。ありがとう、みんな・・・」
ルキナ「・・・・・・」

・・・最後のルキナちゃんの沈黙がすごく気になった。
もしかして・・・。

「・・・ルフレさん。内密にお話したいことがあります。」
「ルキナ・・・。話って・・・?」
「お父様のことです・・・私、元いた世界でも・・・お父様には優しくしていただいたんです。
私が幼い頃・・・お父様が亡くなるまでは・・・」
「そうだったのか・・・」
「お父様の話はたくさん聞きました。どんなに勇敢な人物だったか、どんなに悲しい最期だったか・・・
お父様にまたお会いしたい・・・私はそう思いました。お父様に会って、色々な話をして・・・
そして、お父様の命を私が救ってあげたい・・・」
「お父さんのことが大好きだったんだな」
「・・・ごめんなさい・・・ルフレさん。私はいくら謝っても・・・許されないことをしようとしています」
「ルキナ?」

「・・・動かないでください、ルフレさん。
私は今から・・・あなたを殺します」
「!!」
「私の知る世界で・・・
あなたはお父様を殺しました。
そう、あなたが殺したんです」
「僕が、クロムを…!?」

「・・・・・・今まで、 確証はありませんでした。
私が聞いた話では、お父様は最も信頼していた仲間に裏切られたとしか・・・
この世界でお父様とあなたの絆を知れば知るほど・・・ありえないと思っていました。
それでも、わかってしまったんです。あなたはファウダーの支配には逆らえない。
あなたは未来でお父様を殺した・・・そしてあなたはもうすぐ、その手でお父様を殺す」
「ぼくが・・・」
「運命を変えるためには、こうするしかないんです・・・!!私はもう、あんな未来にしたくない・・・
あんな・・・闇に閉ざされた絶望の世界・・・だから・・・・・・だからっ!こうするしかないんですっ!
・・・・・・私にはもう・・・・・・こんなやり方しか・・・・・・っ!」
「・・・ルキナ・・・」
「せめて・・・苦しまないようにします・・・抵抗しないで下さい、ルフレさん」

ひええ・・・二人っきりになったから何となく予想はしていたが・・・。
だがルキナはルフレがクロムを殺したことをちゃんと知っていたというわけではなかったんだな。

というか、奥さんに殺されてしまうの?ど、どうしたら・・・。
と、思っていたらなんと。

魔の選択肢が出現。

ギャーッ!!
なつかしの選択肢!やめてくれ!!

「はい」にカーソルを合わせて撮影したけど、
確か初期状態では「いいえ」に合っていた気がします。

というか、なぜ選ばせてくれるんだ!!うわー!
精神的にキツいぞこれは!!

・・・だが、もし抵抗するとしたらこちらも剣を持って戦うということだろう?
ルキナ相手に?それはイヤだな・・・うん・・・。

それに二人が戦ったらルキナの「天空」が発動し、ルフレの「華炎」が発動し、お互いの必殺が発動し、
お互いに跡形も残らない凄惨な戦いとなることは目に見えている。二人は強すぎるのだ・・・。

というわけで・・・うん、「抵抗しない」ことにする。「はい」を選択。

「・・・ああ、わかった」
「ルフレさん・・・どうして・・・ですか?どうしてそんなに優しい顔を・・・
私はお父様と世界のために・・・恋人のあなたを殺そうとしているのに・・・」
「ぼくが死ねば、ルキナを苦しめた絶望の世界はもう来ないんだろう?」
「それは・・・」
「それなら、それでいい。大丈夫だよ。ぼくのことは忘れてくれればいい。
ルキナ・・・どうか、幸せになってくれ」

・・・と、言ったんだが・・・ルキナは泣き出してしまいました。
そして泣きながら何度も謝ってくれました。

ここでクロムお父様が登場。

「ルキナ・・・・・・気はすんだか?」
「お父様、さっきの話を・・・」
「ああ。聞かせてもらった。ルキナ。お前が俺のためを思ってしたことなのはわかった。
だが、無用だ。俺はルフレを信じている。俺とルフレは今までずっと・・・苦楽を共にしてきた。
俺とルフレは二人で一人、俺たちはそう誓ったんだ。
その絆は、何があろうと断てるものじゃない。
俺は運命より、絆を信じる。」
「お父様・・・」
「それに、ルキナ。お前との絆も。
元の世界では、お前はまだ幼かった。
だが、ここではお前も仲間なんだ。
同じなはずはない。運命は、変えられるんだ。」

「・・・・・・わかりました。ごめんなさい、ルフレさん・・・私は決して許されないことをしました・・・
未来がどうなるのか・・・私にもわかりません。でも私も・・・信じます。お父様と、愛する人を・・・」

・・・と、いうわけで、うーむ・・・うーん・・・。
夕焼けがとても綺麗なシーンでした。

「・・・クロム、ありがとう・・・」
「いいや、ルフレを探していたらルキナと出て行ったと聞いたからな。しばらく話を聞いていたんだが」
「・・・そうじゃないよ。ルキナはクロムが姿を見せる前に、自分でぼくを殺さないことを選んでくれた。
ぼくが感謝しているのは、クロムもルキナも、こんな状態のぼくを信じてくれたことだよ」
「ルフレのことはこれからも信じ続けるし、ルフレの幸せを一番に考えるのは変わらないぞ。
・・・にしても今のルキナとの会話、もしルフレとルキナが親子(母子)でも発生するんだろうか」
「急な話題転換だね・・・するんじゃないか?母を殺す決意をするなんて、想像もつかないぐらい辛いだろうね・・・」
「まあ・・・ルキナはそんなことはできないということはわかっているからな。ルキナを許してやってくれ」
「最初から恨みもしてないよ。運命を変えられるなら、ぼくもできる限りのことをする。約束するよ」
「よし。・・・えーと、第22章は「滅びの予兆」か」
「・・・サブタイトルでもう心配になってきたんだけど・・・」

早くも第21章をクリアしたわけだが、紋章の謎だと次辺りで終わるぐらいのマップ数だ。
でもまだすぐに終わりそうなストーリーじゃないし、一体何章まであるのだろうか・・・?

とにかくストーリーが不安だが、ルフレを幸せに、奥さんであるルキナも幸せに・・・してみせる・・・!!

2017年7月9日
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