第9章「聖王エメリナ」のはじまりはじまり。
オープニングで「インバース」さんとペレジア王「ギャンレル」さんが話している。

兵士がこちらの足取りがつかめなくなったということを報告しに行ったら、
あっさり、インバースさんが、斬殺。

斬殺シーンはカメラさんが空を映していたけどだからこそ怖ええっ!!

「人の命を何だと思っているんだこいつらは・・・」
「ぼくたちが姿を見せたらとびっきり派手に皆殺しにするって言っていたけど・・・」
「・・・だが、ルフレが考えてくれた策がある。きっと上手くいくはずだ。姉さんを救出し、みんなで笑って帰るぞ。
「ああ。行こうか・・・!」

そして次に、ファウダーさんと誰かさんの会話。
ファウダーさんは「ギムレー様」と相手を呼んでいるが、相手の名前は「???」です。

しかもそのギムレーさんと思しき人の発言は「・・・」だけでファウダーさんが翻訳して
話してくれているのでプレイヤーにも分かるという感じ。

「どうあがこうとエメリナは死ぬ。それが、決められた運命というもの」
とのことだが・・・そしてそのムービーが終わった直後、ルフレが飛び起きるシーンに。

「――っ!!」
「わ!?ど、どうしたの?ルフレさん・・・もしかして、変な夢でも見た?」
「夢・・・?そうか、夢か・・・あれ?リズはどうしてここに?」
「フレデリクが、そろそろ出発の時間だって。一緒にいこ、ルフレさん」

リズちゃんはルフレを「さん」づけで呼んでいる。
呼び捨てにしそうだが、王女さまだからだろうか?ああリズちゃんかわいー。

と、和んでいる暇はありません。
次に、なんとエメリナ様が処刑台の上に立っているシーンに切り替わりました。大変だ・・・!!

とても高いところで、斧を持った処刑人が後ろにいる。
まさにエメリナ様に斧が振り下ろされるというところでルフレがフラヴィアさんに合図をし、
フラヴィアさんの攻撃が見事に非常に遠くにいるであろう処刑人にHIT。間一髪・・・!

だが処刑人さんが、処刑台からまっさかさま。
ま、また、人がお亡くなりに・・・。

命は投げ捨てるもの!ではない!

そして戦闘マップに切り替わりました。
左半分は砂漠、右下も砂漠、左上から反時計回りに進んでボスのところに行くようです。

落ち着いて配置されているユニットをある程度見てみました。
緑色、つまり友軍ユニットがいる。名前は「リベラ」というらしい。リュシオンみたいな美人さんだ。

リベラさんは左下、敵の真っ只中にいるが大丈夫だろうか・・・。
さらに1ターン目に「サーリャ」というダークマージの女の子も寝返りたがっているようで発言しました。

「長年続いてきた遺恨という名の呪い・・・私はそんなものに縛られたくない。
私は私自身の気持ちで誰かを思い、誰かを呪うわ。」
とのこと。

思うのは大いに結構だが呪うのはおやめになった方が・・・!!

さて左上に配置された自軍ユニットは下にいるドラゴンナイトなどとまず戦うことになるが、
リベラさんを助けに行かないといけないのでペガサスナイトに下に早く飛んでいってもらいたい。

というわけでティアモちゃんとスミアちゃんの二人で徒党を組んで左下に移動。
弓兵の攻撃範囲を表示させてそこに入らないように飛んでいきます。

二人ともだいぶ強くなっているので弓矢の攻撃さえ当たらなければどうということはないだろう。

しかし今回は非常に成長率がいい!みんなが5種類以上はパラメータがアップしています。
これはなんとしてもイッパツでクリアしたいところだ・・・!!

ああセーブがしたい!!

リベラさんはどういう因果があって戦っているのか分からないんだが、
エメリナ様を助ける!というその一心で頑張っている様子。

積極的に自分から敵ユニットに攻撃を仕掛け、持っている「キラーアクス」で必殺を出している。
さらに敵の「ミィル」という闇の攻撃魔法はNO DAMAGE!魔法防御、高すぎ・・・!?

斧を使いこなせるユニットもいいかな、とにかく仲間にしなければ。
なんて思いながら進軍していたらマムクートのノノちゃんがサーリャちゃんの攻撃範囲に入っていた。

ノノの隣にはクロムがいるから大丈夫か・・・?!

と、思ったらサーリャちゃんの必殺が炸裂。

エルサンダーの必殺を食らい、
ノノちゃんが倒れてしまった・・・!!

7%ぐらいの低確率だった気がするんだが、
ファイアーエムブレムにおける必殺率は
1%でもあれば食らうと思った方がいいんだった・・・。

倒れたノノちゃんが可愛かったので、思わず撮影してしまった・・・。

「クロムのおにいちゃん」という発言からして、やはりノノちゃんはチキちゃんポジションのようだ。
すまないノノちゃん!強くしてあげるからね!

結婚相手は誰がいいだろう・・・いや、マムクートは数千年生きる種族なんだから、
寿命がつりあった相手じゃないと可哀想じゃないか・・・?

マムクートの男の子が出てきたり・・・しないだろうか。マムクートが繁栄しそうでいいな。
男性のマムクート・・・お年寄りしか思い浮かばない。

敵キャラに男性のマムクートはいっぱいいたが、やっぱりみんなお年寄りだ。
あ、思い出した・・・一応紋章の謎のネタバレなので反転⇒チェイニーがそうだったか・・・?

さて、この後も考えなしに飛ばせてしまったティアモちゃんが3回も弓兵の犠牲になり、
リセットを繰り返すことに。な、情けない・・・!

何度かやっていると、砂漠の砂に足をとられていたが城壁沿いは普通の床だということに気づきました。
ということは、出現位置からみんな壁沿いに右寄りに歩けば早く下に行けるということか・・・!

そして段々学んできてリベラさんのところにみんなで早く到達できるようになり、
クロムが「TALK!」のアイコンが出ていたのでリベラさんに話しかけてみました。

リベラさんはクロムのことを知っており、自分はイーリス王国の聖職者だと言いました。
さらに「エメリナ様の処刑の報せを聞き、なんとか止めることができたらと・・・!」ということで、
処刑を止めるために一人で戦ってくれていたようです。

「姉さんのために戦ってくれていたこと・・・感謝する。お前ほど強いシスターが仲間になってくれると心強い」
「僧侶です」
「えっ?シスター・・・だろう?」
「僧侶です。まあ、正しくは戦う聖職者、バトルモンクですが」

「・・・すまない、てっきり女かと・・・」
「・・・いえ、よくあることですので・・・。
私は気にしていませんよ。
・・・神よ、エメリナ様の弟君にまで
女性と間違われ、私はどうしたら・・・」
「・・・・・・すまん。本当に、そのセリフを見るまで
女性だと信じて疑っていなかった。
だってお前、CV:女性じゃないか・・・?!」

女性の声がしたから絶対に女性だと思っていた・・・。
あんれまあ・・・。

サーリャちゃんもクロムで話しかけたら仲間になってくれました。
やたらと心に闇を感じる子だが、大丈夫だろうか・・・ダークマージはそういう性格じゃないとなれないのか・・・?

「サーリャ・・・名前だけは実は聞いたことがあったんだ。こういうキャラだったのか」
「どうして?覚醒のキャラは誰も知らなかったんじゃないのか」
「覚醒のキャラかは知らなかったんだが、サーリャという名前だけはな」
「・・・??」
「スマブラ3DSに「サーリャ」という名のキャラのフィギュアが出るということを知っていたんだ。
だが、服装が際どく対象年齢が上がるという理由からか製品版ではフィギュアは削除されたようだ」
「・・・なんでそんなことだけ知ってるんだ」
「ネスが参戦するかどうかとか、発売前に調べに調べたからな」
「あっ、やめよう、この話題・・・」

ボスの場所に行く途中でユニットを回復させたリズが敵の攻撃範囲に入ってしまい、
それをかばうために誰かを移動させなければいけなくなってしまった。

だが、リズのところまで行けるのはフレデリクだけだった・・・だ、大丈夫か?!
非常に強いから何とかなるかと思ったんだが、魔法のダメージを受けた後にドラゴンナイトの攻撃を受け、
なんと残りHPが2という恐ろしい状況になってしまいました。

あ、あ、ああ、危なかった・・・!!
さすがだ、主君を守り抜いたぞ・・・!本当にビビったぞ!!

途中で自軍出現位置辺りからドラゴンナイト4体の増援があったけどそれも経験値にしておいしくいただき、
ショートスピアを持ったボスを無事に倒しました。ああ緊張した・・・!!

さあ、いよいよエメリナ様救出作戦のその2の開始だ!!

クロム「ルフレ!敵ドラゴンナイトは全て落とした!予定通り合図を出すぞ!」
フィレイン「エメリナ様!今、お救いします!」
ギャンレル「なにっ・・・ドラゴンナイトを落としておいて天馬騎士団で空から助けるってか!?
イーリスの軍師の策か!小賢しいマネしやがってよぉ!」
インバース「・・・ふふ。でも、残念・・・」
ルフレ「屍兵・・・!?弓兵が大量に現れるなんて・・・!!」
クロム「馬鹿な、こんな偶然が・・・!」
ギャンレル「ハッハー!!まさか屍兵がおでましとはなァ!!天もこのオレに味方してくれてるぜぇ!!」
フィレイン「なぜだ・・・なぜ、屍兵が・・・こんなときに・・・」
エメリナ「フィレイン!!」
ギャンレル「天馬騎士団長フィレイン様〜ご退場〜ッ!!ぎゃっはっはっは――っ!! 落ちろ落ちろぉ!!」
ルフレ「そ、そんな・・・!」
クロム「失敗か・・・!」

ギャンレル「形勢逆転、ってところだなあ?
さあ、這いつくばって
惨めな負けを認めろぉ!!」
クロム「まだだっ!俺たちは生きてる!
生きてる限り、負けはしない!」
ギャンレル「おお?かっこいいねえ?
死ぬまでに一度は言ってみたい
セリフってヤツだな?
んじゃ、城のてっぺん見てみろよ?」
クロム「・・・!!ね、姉さんっ!!」
ギャンレル「おーっと、動くなぁ!処刑人!こいつらがぴくりとでも動いたらエメリナを殺せぇ!」
クロム「く・・・!き、貴様・・・!!」
ギャンレル「おらっ!?どうする?どうすんだ、王子様!大好きなお姉ちゃんを見捨てんのか?
ああ?聖王様を見殺しにできんのか?できねーよなあ?だから甘いんだよてめーらは!」
クロム「ギャンレルっ!!」
ギャンレル「武器を捨てて降伏しな、王子様!んで炎の台座を俺に渡せ!
そうすりゃ命だけは助けてやる。エメリナの命もなあ!」
クロム「ぐ・・・っ・・・!」
ルフレ「クロム・・・!」

・・・えっ?
選択肢が出てきた。えっ?

「エメリナを犠牲にする?」

はい いいえ


で、できるかあああああぁぁ―――――ッ!!

なんだこの選択肢!なぜ選ばせてくれるんだ?!できるわけがないだろうが!!

いや・・・ここは軍師らしく、こんなときでも冷静に状況を見極めて判断し、
最良の結果にたどり着くような最善の選択をするべきだとでもいうのか?

エメリナ様を犠牲にする、つまり武器を捨てず、炎の台座をギャンレルに渡さない。
犠牲にしない、つまり武器を捨てて炎の台座をギャンレルに渡す・・・どちらが、最善か。

プロローグでギャンレルはどの道、こちらを皆殺しにすると言っていた。
これだけ外道を働く者が、武器を捨てれば殺さないなどという約束を果たすとは到底思えない。

つまり、武器を捨てればこちらは無抵抗となりエメリナ様も含めて全員この場で殺され、
炎の台座は奪われる・・・という、結末を迎えるということか・・・?!

ならば、ここで「エメリナを犠牲にする?」という問いに対して「はい」を選ぶなど
で、できるかああああぁぁあ――――ッ!!

無理!!ムリムリ!!ここでゲームオーバーになろうとも「はい」など選べない!
姉さんを助けるために唯一できることは、武器を捨てることだ・・・!
いずれここで殺されるとしても、俺は姉さんを犠牲になどできない!!

あ、クロムのセリフのようになってしまった。落ち着け・・・。

クロム「・・・ギャンレルの言葉は全く信用できない。だが、今逆らえば姉さんは死ぬ! く・・・!!
ルフレ、俺は・・・!!俺は姉さんを犠牲にしてまで、「炎の台座」を守らねばならないのか!?」
ルフレ「いや、あきらめてはだめだ。何か手があるはず・・・」
クロム「俺もそう信じたい・・・だが・・・一体どうやってこの状況を打開するというんだ!?」
ギャンレル「三つ数えるうちに武器を捨てろ!さもなきゃ聖王は死ぬ! 一つ!二つ!み・・・」
クロム「待て!今武器を・・・!!」
エメリナ「クロム!いけません!」
ギャンレル「あぁん?」
クロム「姉さん・・・・・・!」
エメリナ「ギャンレル殿・・・もう話し合うことはできないのですね?」
ギャンレル「まーた得意の説教か?当たり前だろうが!いつもお高いところから
きれいごとを撒き散らしやがって・・・てめーの理想の成れの果てがそのザマだ!
弟や民の足を引っ張るだけのクズ王なんだよ、てめーは!」
エメリナ「・・・・・・」
クロム「黙れ!ギャンレル!! 姉さん!姉さんは、間違っていない!
希望を語る者がいなければ、世界には絶望しか残らない。
だから俺たちやイーリスの皆は、理想を・・・聖王を望んでいるんだ!」
エメリナ「クロム・・・・・・ありがとう」
クロム「姉さん・・・?」
エメリナ「――ペレジアの皆さん、どうか私の声を聞いてください。戦争は、何も生みません。
多くの罪なき人々が悲しむことになるだけです。憎しみに心を支配されてはなりません。
悲しみに縛られてはなりません。たったひとかけらの思いやりが・・・世界の人々を
平和へと導くのです。心の片隅にでもいい、どうかそれを忘れないで下さい・・・」
クロム「姉さん・・・・・・!?」

そ、そして、ムービーが・・・。

クロムはエメリナ様のもとへ全力で走り出す。
エメリナ様は、鳥が飛ぶ空を見上げる。

そして、静かに歩みを進め・・・・・・。
・・・エメリナ様は・・・自ら命を・・・・・・絶ってしまった。

高い処刑台から、ゆっくりと身を倒して、そのまま・・・。

ルフレ「エメリナ様・・・!」
クロム「・・・・・・!!」
リズ「いやぁっ!いやあああああぁ――っ!!」
ギャンレル「クァーッハッハッハッハッハッ!気高い!気高いぜぇ、エメリナ!!
この世にきれいな死なんざねぇと思ってたがよ!いくらか考えを改めてやる!
イーリス聖王エメリナ!てめぇは愛する者たちのために、美しく死んだ女だ!
そして、世界で一番無責任なクソったれ女だぁ!!」
クロム「貴様・・・貴様ぁっ!!」
バジーリオ「クロム!退くぞ!逃げ道は俺が確保してある!」
クロム「姉さんを・・・姉さんを・・・連れて・・・帰らなければ・・・」
バジーリオ「今は逃げるのが先だ!行くぞ!
ルフレ!クロムが無茶しねえようにお前がしっかりついててやれ!」

マルス「・・・間に合わ・・・なかった・・・
まさか、そんな・・・変えたはずの未来が・・・
・・・元に戻ってしまった・・・。
このままでは、世界はまた・・・暗闇に・・・」

マルスも、今回は間に合わず・・・。
変えたはずの未来が戻ってしまった・・・!?

マルスちゃんがまた出てきてくれたことには喜んだんだけど、だいぶそれどころではない。
え、エメリナ様が・・・そんな・・・そんな・・・・・・。

ムービーでエメリナ様を改めて拝見した。クロムに似てないなあなどと最初は思っていた。
だが、よく見ると目元がよく似ておられる・・・それに気づいたすぐ後に、こんなことになるとは・・・。

姉さん・・・。

2017年6月17日
◆前のページ◆  ◆目次に戻る◆  ◆次のページ◆






inserted by FC2 system