手紙をバグらせる裏技の最後は「カタログの項目を増やす」手順の紹介です。
とは言っても今までの手順と完全に一致です。
お金を増やし終わったところからがカタログの項目になっているので、 その部分までバグってフリーズしない文字で埋めましょう。さらりとそこまでの手順を書きます。 １．10通目の手紙のあて先を3文字の人にして「さんへ」を消し、名前の前後に空白を4字ずつ入れる ２．本文の1行目と3行目を「あ」、2行目と4行目を「た」で全部埋めてコピーし、本文は消す ３．あて先の一番最初を選択し「はりつけ」を1回押し、1文字消して1文字空白を入れる ４．Yボタンを2回押し、右ボタンを5回押し、「はりつけ」を2回押し、8文字削除する ５．適当なアイテムを15個入手するために30文字入力する（メンドーなら「な」を30文字） ６．お金を決めるために「あをぐあ」や「ああああ」と入れる 
「ああああ」と入れてお金を決定すると、上のスクリーンの持ち金は「6843009」と表示されます。 入れる文字がずれているとフリーズすることがあるので、 文字数は絶対に間違えないようにしましょう。 お金を決める4文字を入れたら、 その次に入れる文字によって「手持ちアイテムの形式」が決まります。 一番変化が少ない（と思われる）「ああああ」という4文字を入れましょう。 これにより、手持ちアイテムの4つがプレゼントの形になります。中身は変わりません。 次に「♪」を71文字入れます。なんで「♪」なのかって･･･？ 文字コード表で見ると「♪」は「FF」で･･･なんつーか、分かりやすく言うと全部という意味みたいな文字です。 余計わからんわ。もうちょい詳しく説明してみよう･･･。 Fは16進数で16。Fにあと1足すと10になります。 Fは2進数だと1111。あと1足すと10000になります（桁数が4桁って決まっていたら0000に戻っちゃう）。 ゲームの中ではその2進数で表したときに、1なのか0なのかで色々なことを判断します。ONとOFFみたいな感じ。 で、カタログの中身も「ここが1になっていれば「アジアなベッド」は手に入れたことがあるということ」 「その次が1になっていれば「アジアなタンス」を手に入れたことがあるということ」みたいに判断をしています。 つまり、カタログの中身の埋まり具合のところが全部「0」ならば一つも手に入れたものがないということ。 カタログの埋まり具合の領域が全部「1」ならば、カタログコンプという意味になるのです。 そこで、その領域を全部「1」で埋めるために「11111111」であり「FF」である「♪」を入力しているのです。 ここを「あ」で全部埋めた場合、「あ」は「01」なので「00000001」になります。 となると、全部♪で埋めた場合の8分の1の埋まり具合になります。分かるだろうか･･･。 例えば「ゾ」だと「88」なので2進数だと「10001000」になり、♪の4分の1です。 1つ埋まった後に3つは手に入れてないことに、また1つ埋まった後に3つは空きってことになります。 お分かりいただけただろうか。わかんなくてもいいのです。♪を入れれば埋まるだけなのです。 
さて中途半端な説明は放っておきまして、♪を71文字入れたら最後に「あ」と1文字入れます。 これで、手持ちアイテムが4つだけプレゼントになっていますが、 カタログの家具のところが562になります。 他にバグっている部分はないはず。 しかし、71文字も♪を数えるのはメンドーなものです。 これは「家具をコンプ」するのが目的の裏技の手順だったので そこ以外は変わらないような手順にしたわけですが･･･。 
10通目の手紙をバグらせて入力できる文字は、カタログの服の領域の途中までとなっています。 なので、手持ちアイテムの形式を決める「ああああ」を入れた後、 「♪」71文字、「あ」を1文字入れるなんてことをせずに、 ♪を押しっぱなしにしてもOKっちゃOKです。 その場合は、家具は562になるのに加えて、 服のカタログが人によっては少しだけ埋まってしまいます。 でも、その増える範囲の服を全部手に入れたことがある人は1つも増えないってことです。 服のカタログは自力コンプしてやるのよ私は！！という人以外は、 わたしの ポリシーはね･･･ うめて うめて うめまくることよ！ という人以外は、 71文字なんて数えずに♪押しっぱなしでも大丈夫です。 これで手紙バグの検証結果と手順の説明は全部おしまいです。 ･･･が、手順紹介動画で使った画像をちょっとのっけて、すこーしだけ説明。 （「この画像が最初にあったら分かりやすかった」というおコメントを頂いたため。 ･･･半ばギャグで作った図だったんだけど、資料的価値あるんだ！よかった！と浮かれたので説明に使っちゃいます）  ああ、字が汚ねえ。 ･･･ではなく、手紙をバグらせる裏技の仕組みはこういうことになっています。 （動画だとカタログのところが75文字となっていますが、正しくは71文字です。この図では修正しました） この図より左は「あ」と「た」が大量に入っている範囲（2回貼り付けた部分）で、 そこは10通目の「手紙の本文」と「あて先」と「便箋の種類」と「プレゼント」が含まれています。 かの有名な従来の「全部「な」を入力する」という方法だと、確かに「むらさきのバラ」は大量に手に入るし、 金も増えるとは思いますが、余計な部分にまで「な」を入れているということになります。 手紙の本文や形式の部分、上の図の部分にも全て「な」が入るため、 手紙に本来入らない「な」の値が入りまくってバグり、役場に出すしかなくなります。 
持ち金を決める4文字も「なななな」になるため、「な」は16進数だと15なので「15151515」になり、 10進数に直して3億5370万3189ベルとなります。うおお。 さらに「手持ちアイテムの形式を決める領域」にも「な」が入るので 左の画像のように12個がプレゼントになってしまいます。 さらにさらに、入力できる限界まで「な」を押しっぱなしにすることになるため、 家具と服のカタログの部分にまで「な」が全部入ることになります。 16進数で15だと2進数では「00010101」となり、これがカタログに全部入るとすると そう、スッカスカになります。3つ空白、1つ埋まって1つ空白、1つ埋まって1つ空白･･･。 この技の派生と言われていた「他の文字にすればそのアイテムが15個手に入る」というのは、 確かにそうなんだけど、例えば「はなダミー」となる「やと」で全部埋めるなんて事をすると、 やはり持ち金も「やと」に応じた金に、カタログの埋まり具合も「やと」に応じた数になります。 他のアイテムの文字で埋めた場合も、持ち金がその文字に応じた数値になるのはもちろん、 持ち金の次の「アイテムの形式を決める領域」にまでその文字の数値が入ってしまうため、 手に入れたいアイテムによっては使うことができないダメアイテムと化すこともあります。 （動画だと19分30秒辺りの、バラのたねが全て「うえる」項目が出なくなる現象などが起こる） 「どうやって検証したんだろう」というおコメントもあったのでちょっと経緯を話しちゃいます。 元々、この裏技をYahoo!知恵袋で発見して、自分でもやってみました。全部「な」を押しっぱなしで。 確かに「むらさきのバラ」がいっぱい手に入り、持ち金もすごく増えました。 だけど、なんかただそれだけだったので1回やっただけでその後は特に興味も持たずやってませんでした。 しばらくしてから、ビンタから写真がもらえない現象が起こっていたことを知りました。 「そういやあのバグ技を使えば、「ビンタのしゃしん」が手に入るのではないか」と思いました。 でも、その裏技を1回やったときに「絶対他のやり方があるよな･･･」というのは思っていました。 だって入れる文字数が明らかに多いんですもの。必要ない部分に絶対入れてる。 アイテムを決める場所、持ち金を決める場所があるのは確かなんだけど、 「な」を打ちっぱなしじゃそれがどこなのか分からない。通過しているのみである。 なので、1文字ずつ入れて調べました。 ･･･というのは若干大げさですが、ある程度絞ってからはそうなりました。 まず、入力できる文字は何文字なのか調べました。 そこからアイテムを決める領域は1つで2文字だろうと思っていたので30文字と仮定し（合ってた）、 持ち金を決めるところなどを引いていき、それぞれが何文字目のところなのかを調べました。 インターネット上にこのバグ技に直接使えるいい表が見つからなかったので、 いっそ自作するべし！と、一日がかりで全ての表を作成。 それを見ながら、さらにカタログの埋まり具合の字数などを調べたのでした。 そして最後に、サイトで紹介するための手順を考えました。 誰がやっても同じ結果になるように、手順を確立しないといけません。 というわけで、床に置くと回収できない恐怖のバグアイテムが出現する心配のない、 「あ」と「た」で埋めるという手順にしました。 「た」によって10通目のプレゼントは「なつのくものびんせん」になり、 8文字削除する前の1〜4個目のアイテムも「なつのくものびんせん」になります。 さらに、8文字削除するのでそのアイテムも上書きされることになるのでとっても安全。 ･･･ただし、ぼくはもう「あ」と「た」で埋めるってことはしておらず、 全部「あ」にしています。さらに8文字削除もしていないことがあります。 そうなると名無しバグアイテムがプレゼントにくっつき、8文字削除をしないと1〜4つ目も 名無しバグアイテムになりますが、10通目の手紙は繰り返し使うのでプレゼントを外さなければOK。 5〜15個目のアイテムだけ変えるということをしています。 ･･･が、名無しのバグアイテムは確かに恐ろしいものなので、 サイトに置く手順は二重に安全なものにしました。慣れてきたらアレンジしてください。 （「た」じゃなくて「な」にすればプレゼントにくっつくのも「むらさきのバラ」になります） 他にも色々とフリーズしてリセットさんに怒られまくって心が折れそうになったりもしましたが、 自分で好きなものを入手できるバグってのはやっぱりポケモンでも楽しいものなので、 せっせと検証してしまいました。 ありがとう、おいでよどうぶつの森。 そして、ごめんなさい。 でも、とっても楽しいよ！！ こういうバグが、たまにあるからさらに楽しくなるんだ。やっぱりありがとう。 |
2014年10月3日
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