本当は「だあああ!マジでありえねえ!!」というセリフから、今日の日記は始まるはずだったんですが。

もうちょっと、理性的に行こう。理性的に、理性的に・・・。そう、人間には、動物とは違う理性というものが備わっているのだ。 それを行使するか否かは、個々にかかっているのだ。

そして、そしてぼくは・・・。
ぼくは・・・・・・。

だあああ!マジでありえねえ!!

行使しろよ。

・・・えーと。今日、トルネコの大冒険2をやっていました。で、とりあえず不思議のダンジョンをやっています今のところ。 少しずつ、深い階層に行ってみよう!と、思っています。今日、「カギ」を手に入れるためにレベル5の井戸に入りました。 とは言っても「透視の指輪」と剣と盾を持っているのでとっても楽・・・。

ちなみに剣は「せいぎのそろばん+75」盾は「オーガシールド+88」。 不思議のダンジョンに行き「鉄の斧+2」とか「青銅の盾+3」とかを合成してプラス値を増やしていたらこんなことになりました。

そしてカギを無事入手し、再び不思議のダンジョンへ。 今回の目的は、地下50階のカギがないと入れない部屋に入って謎のアイテムを取る! (後で知ったが「剛剣かまいたち」という剣らしい。攻略本に効果だけ書いてあって「8方向に攻撃できる」らしい。すげえ!)

剣と盾がさらに強くなり、ガーゴイルのお店では必ずバイキルトとスカラの巻物があったら読み。 白紙の巻物を拾ったら「ばいきると」と書き込んで読み。

「スカラの巻物を拾った。」

お、またスカラ拾っちゃったよ。じゃあオーガシールド+97に読もう読もう。

「トルネコはスカラの巻物を読んだ。装備していたオーガシールド+97に+3された。」

プラス3?!ちょ、ちょっと待ってくれ!このタイミングで! ・・・まさか、プラス値は100を超えることはないだろう・・・。 で、見てみたら「オーガシールド+99」になっていました。1が無駄になりました。

オーゥノーゥ・・・。(読みにくいわ)

・・・ま、まあいいか。 ってか、今後スカラの巻物を拾ったらただのゴミになってしまう。それは困るぞ。 というわけで、オーガシールドの後継者を育て始めました。

選ばれたのはたまたま所持していた(選ばれてないやん)はぐれメタルの盾。彼女にどんどん効果をつけていくことにしました。 まずは「盗みよけの盾」「うろこの盾」「みかがみの盾」・・・。そして合成の壷を割り、出てきたはぐれメタルの盾+3をまた合成。 えーと、さっきお店で入手した「爆発よけの盾」も合成しちゃえ。

また合成の壷を割りました。出てきた盾は、呪われていました。

オーゥノーゥ!!

なんてことだ!シャナクの巻物ねえよ!これじゃあスカラの巻物拾った時に読めないじゃん!じゃあ結局同じことじゃん!! さらに剣もダンジョン内で合成していたら「せいぎのそろばん+99」になってしまいました。 あらら、じゃあ剣の後継者も育てるか・・・。

というわけでこれまたたまたま入手した別の「せいぎのそろばん+2」を育て始めました。 こっちにはアイスソードも合成しちゃおうかなー。はははっは。

2倍の速さで動き、1ターンに2回も攻撃してくる強敵、シルバーデビル。 さらにそれの上級モンスター、バズズ。ですらも受けるダメージはたったの「1」。オーガシールド+99、侮れません。 今までコツコツやってきた甲斐があるというものです。トルネコの大冒険1の頃の緊張感は一体何処へ。

ま、とにかく死ぬ要素はほとんどありません。爆弾岩も一撃で死んじゃうし。地雷踏みまくっても大丈夫だし。 そもそもそんなに連続で踏まないし。保存の壷も大量にあり、中にはたっくさんのアイテムが。 一番上の保存の壷には4枚もの聖域の巻物がストックしてあります。

はーっはっは、もはや誰も、私を止めることはできない!!と、完全に悪役と化していたら石に蹴躓いてすっ転んでしまいました。

「地面にでっぱりがあった。トルネコは転んでしまった!」

あらら。

「保存の壷[0]が割れた。」

あらら。
・・・あらら?

あららら?!

あ、あの、この壷ってもしかして・・・。

「聖域の巻物は地面にピッタリはりついている。」

えーと・・・じゃあこっちの巻き物は?

「聖域の巻物は地面にピッタリはりついている。」

・・・あの、じゃあこの地面にある4つの巻物って・・・。

「聖域の巻物は地面にピッタリはりついている。」
「聖域の巻物は地面にピッタリはりついている。」

マジかよ。全部くっついとる。壷って転ぶと割れるのか!知らなかったよ!! 聖域の巻物を持っていて転んだら、聖域の巻物が地面に貼りついて取れなくなるけど。 壷に入っていたら大丈夫だぜ!と思っていたのに!壷が割れるとは!!

というわけで一つの部屋に聖域の巻物が4枚貼りつきました。 これが本当に聖域です。何人(なんぴと)たりとも侵せぬ神聖な聖域です。そんな部屋が突然できてしまいました。

あーあ、意味無っ。(いみなっ、と読む)

まあ聖域の巻物なんてなくても死にはしない。 危ないといえばドラゴンの炎を食らうと固定で30ダメージだけど、それぐらいかな? でも聖域の巻物に乗っててもドラゴンの炎は来るし、やっぱり同じことだ。あきらめよう。潔く。

ってかまだドラゴンシールドを合成していないのよね。 どこかに落ちてないかなー。店内でもいいんだけどなー・・・。(何をする気だ)

さーて、そうこうしていたら地下49階に到達!あとちょっと! こんだけ深く来ても、敵から受けるダメージはたったの1。もー笑ってしまうほど楽勝ですわい。 この辺には「ケダモン」というファーラットの上級モンスターがあちこちにいます。

よし、追い詰めたから1匹倒そう。斜め上に移動して・・・。

「変なスイッチを踏んでしまった!トルネコの装備が外れた!」

はい?

「ケダモンの攻撃!トルネコは49のダメージを受けた。」

うおおおおいっ!!49って!今のトルネコの最大HP300だよ!盾がなくなるとこんなに貧弱なのか!! あ、危ない危ない。死ぬ要素あった。盾が何らかの理由で外れると、死に掛ける。 盾がないと魔法攻撃も食らうし敵の技も食らってしまう。

装備外しのワナに乗り、ラリホーでも食らってタコ殴りに遭えば死んでしまう・・・気をつけなければ・・・。 そしてついに、地下50階に到達。目の前にダメージ床があるけど、こんなの気にしないぜ。10ダメージなんて、今の俺には痛くもかゆくもないぜ。

「この床はイタイ!トルネコは30のダメージを受けた。」

30ですって!?何だか値上がりしてませんこと!? い、いきなり3倍に跳ね上がっている・・・!地下50階からはそんなことになるのか・・・! 左に進むと、壁に囲まれた謎の空間を発見。お、ここはもしかして・・・。

・・・あった。鍵穴を発見。そして「保存の壷[1]」には、バッチリ「カギ」が一つ・・・。 んふふふふ。開けちゃうぜ。待っていろ、まだ見ぬ謎のアイテムよ!!

で、扉を開けてみたところ。目の前に ひたすら続く ダメージ床(字余り)。

げげげげげ・・・!1歩で30ダメージの床が、ひたすら続いている・・・!しかも渦巻状に・・・!! そして渦巻きの仕切りには水晶がある。渦の中心には、アイテムが・・・!

しかし1歩で30ダメージはちと痛い。痛すぎるよ。 というわけで、いくつも持っている壷の中をがさがさとあさる。 すると、あった。「トラマナの巻物」を発見・・・!!

持っていた!!やったぜええ!コレさえあれば、ダメージ床も無効!!持っててよかった! 何しろ壷があり余っているんだ。ちょっとやりすぎてしまうかもしれん。くっくっく・・・戦闘力にしたら100万以上は確実か・・・。

そして大手を振って歩き出す!トラマナの巻物のおかげでダメージ床はまったく痛くない! この調子で、ぐるぐると渦の中心へ行けばレアなアイテムが!地下50階、長かったぞー!

「しまった!落とし穴だ!」

・・・・・・ん?

「トルネコは5のダメージを受けた。」
「地下51階」

○♪★※#%▲¥@☆っ?!

な、なにが起きた?!落とし穴?!落とし穴だと?!なんと、まっすぐ進んで最初に右に曲がるところに落とし穴があったのです。 そ、そんな・・・!これは偶然そこにあったというわけではないだろう、こういうワナだったんだよ!!な、なんだってー!?

そして、あっさり地下51階に落下してきてしまいました。 もはや夢も希望もありません。ついでにカギももうありません。これ以上下に行っても無意味です。 見たことのないモンスターが群がってきていますが、もはや視界にも入りません。今日やるべきことは終わったのです。

何のために地下50階まで長い長い道のりを行ったのか! トラマナの巻物を偶然持っていて、ぼくがどれだけ喜んだか! ついにアイテムを手に入れられると、どれだけ嬉しかったか!その気持ちで歩き出したか!!

だあああ!マジでありえねえ!!

・・・ふへー・・・。そうか、さすがにレアアイテム、そう簡単にとらせてはくれないってか・・・。 というわけで、次にやるときは「トラマナの巻物」そして「わなぬけの指輪」を持って行ってやる!!

・・・という意欲に燃えたのでありました。ちっくしょう!あっさり落ちた自分が情けねえよ!!
2011年1月25日


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