・・・どうしよう。
ちょっと今日だけ、ゲームと全然関係のない、サイトとも全然関係の無い話をしよう。
あいつは話を聞かないからな。それゲームと関係あるよね。

サイトのどこにも置く場所がないからサイトでは話さずに、
インターネット上にひっそりと動画だけ置いておこうかな・・・。

・・・とも思ったんですが、一応サイトのページの一つとすることにしました。

先日、ふと思い出したので皿を洗いながらヘイヘーイと歌った歌がありました。
「ニョキニョキ」という不思議な歌でした。

これは2003年か2004年ぐらいにネット上で流行った歌で、
知っている人もいるかもしれません。イミフな歌詞の電波ソングです。

その歌の2番の歌詞に「トンピリピにおねがいして 土瓶蒸しつくったの」というのがあります。

この歌の歌詞は特に意味はないらしいのですが、「トンピリピ」というのは人の名前です。
作詞者様も、それを知ってこの語句を入れたんじゃないかなと思うんだが・・・。

で、実はぼくはその「トンピリピ」という歌も知っています。
正しい名前は「トムピリビ」です。

その歌が入っている古いカセットテープがおばあちゃんからお母さんに渡され、
そしてちっちゃい頃のぼくはそのカセットテープを何度も何度も聴いていました。

それは「みんなのうた」のカセットテープで、どこから入手したものかは不明です。

1番最初に「ドレミの歌」が入っていて「ねこふんじゃった」とか「禁じられた遊び」とか、
「五匹のこぶたとチャールストン」とか「ウンパッパ」とか「小さな靴屋さん」とか、
「クイ クワイ マニマニ」とか、とにかくカセットテープいっぱいに入っていました。

それをひたすら聞いていたので全部歌詞は覚えていていつでも歌えます。
その歌の中に「トムピリビ」という歌もありました。

男の人たちのコーラスですーんごく綺麗な歌なのです。
「トムピリビは二つお家を持っている エコースに一つ モンテネグロにも」
という歌い出しで、トムピリビさんという大金持ちの人の歌です。

1番では、彼は家を二つ持っていて船も二つ持っていて、世界中の宝を探しに行くんだって。
トムピリビは大金持ちで幸せな人だなあ、ぼくも大人になったらトムピリビみたいになりたいな。

ということが歌われます。
どうやらトムピリビさんは有名人で、歌っている男の子は憧れているご様子。

2番では、トムピリビは異国の言葉もしゃべれる赤と青のオウムを飼っていて、
トムピリビは何でも知っているんだって、ぼくも大人になったらトムピリビみたいになりたいな。

・・・と言って、それで歌はおしまいです。
ぼくはいつもそれを歌っていて、その歌詞しか知りませんでした。

そして先日思い出した「ニョキニョキ」という歌。
これに「トンピリピ」という人物が出てくることから「トムピリビ」を思い出しました。

もう家ではカセットテープはデッキがないため聞けないので、
インターネット上で聞けちゃったりして・・・と思って検索してみたのです。

すると、一応引っかかりました。
でも、ぼくがいつも歌っていた歌詞となんか違うのです。
内容は似ているんだけど、なんか違う。

1番は、トムピリビは二つの家と船を持っていて宝を探しに行く。
トムピリビは何でもできる大金持ちでステキな人、仲良しになりたいな。

・・・みたいなことを言っています。ちょっと違うけど似てます。

2番は、トムピリビは赤と緑の2羽の何でも知っているオウムを飼っている。
そのオウムは魔法の国の鳥。トムピリビは何でもできるステキな人、仲良しになりたい・・・と。

オウムはファンタジーの世界出身だった。
魔法の鳥なの!?急にこの歌がファンタジーの世界に行ってしまいました。

さらになんと3番があるのです。
その3番の内容が・・・。

みんなに愛されるトムピリビには一つの悪い癖があります。
それは、ウソをつく悪い癖です。
二つの家も船もオウムも全部作り話なんです。という衝撃の真実が。

うおおおお!?
マジか!?
トムピリビ、お前、ウソつきだったんか?!

ぼくはこの歌を聴いたときから、トムピリビの身の上話を全部信じていたのに・・・!!
衝撃の3番を知り、ぼくは愕然としました。なんてことだ・・・。

・・・ってか、この歌は内容からして海外のモノだろう。
というわけで原語の歌詞を調べてみました。あとウィキペ先生にも聞いてみました。
すると。

この歌は元々フランス語の歌で「Tom Pillibi」というタイトル。
「1960年の第5回ユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝した歌」らしい。
・・・あれ、童謡じゃないの?

そして歌詞は1番はぼくが聴いていたのと大体同じ。
フランス語の歌詞をGoogle先生に訳してもらったのを見た限りでは・・・。

トムピリビはスコットランド(エコース)とモンテネグロに家を持っている。
(ネット上で見つけた3番まである方の歌には国名は出てこない)
金銀財宝や珊瑚を運ぶ二隻の船も持っている。この辺は同じです。

でもオウムは出てこない。赤と青のオウムは日本語限定なのか・・・??
その代わりにトムピリビのガールフレンドが登場します。
なんとこの歌を歌っているのはトムピリビの彼女なのです。

その女性が恋人であるトムピリビのことを歌っている、という設定の歌でした。
彼に憧れている男の子が歌っているわけではなかったのです。

3番でトムピリビの彼女さんは、彼は実はウソつきなのよね。と明かします。

今話した二つの家も船も全部現実には存在しないけど、彼と一緒にいるときはそんなことは気にしない。
私は彼のお話の中では大きな国の王女様なのよ。トムピリビはとても優しくて魅力的なウソつきなの。

・・・という感じの歌だとぼくは思いました。
つまり彼女さんを楽しませるための彼の作り話を彼女さんが紹介する歌でした。

ぼくが知っている歌詞の方のトムピリビは、金持ちで物知りでみんなから慕われている人。
もう一つの日本語歌詞のトムピリビは、自分が金持ちだと吹聴しているけどそれは全部ウソで
大ボラ吹きなヤツである。だけどお人よしでステキな人だから仲良しになりたいと思われている。

大ボラ吹きが愛される理由が日本語歌詞だとイマイチよく分からないのですが、
フランス語歌詞だとトムピリビは大ボラ吹き野郎ではなくて
彼女さんを楽しませる作り話をしているだけだということが分かります。

トムピリビが話すジョークの範囲は、本当は彼女さんと二人だけの世界だったのです。
それが日本語歌詞になると広範囲になってしまってホラ吹きになってしまっていたのでした。

で、ぼくが知っていたホラ吹きじゃないトムピリビの歌はなんと
1961年にNHKの「みんなのうた」で放送されていた歌なんだそうです。

そしてもう一つの3番まである方の日本語歌詞のトムピリビは、
1965年に「みんなのうた」で放送されていた新しい方の歌。
どうやらこっちの方が有名らしい・・・。

・・・だが、ぼくにとっての「トムピリビ」は2番までしかない方のトムピリビなのである。
トムピリビはみんなに慕われている幸せな人で、ホラ吹きではないのだ。
そして彼がつくウソは恋人を楽しませるためだけの作り話なのである。

二つの家も二つの船も魔法の国のオウムも持ってんだぜーと周りの人間に吹いて回っている人間ではない!

でも「トムピリビ 歌ってみた」で検索してみても、
カラオケに入っているのが1965年版の方だけだからか3番まである方のものしかないのだ・・・。

これはひとつ、ぼくが歌ってしまおうではないか。と、思いました。
だがこの「トムピリビ」、ゲームにもサイトのないようにも全く関係がない。
これを思い出したきっかけの「ニョキニョキ」も、やっぱりゲームとは無関係。

だからサイトに置くものじゃないよなあ・・・。
でもYoutubeに2番までしかない1961年版のトムピリビを歌った動画が一つぐらいあってもいいじゃないか。
サイトでは何も言わずにそっとインターネット上に置いておこう・・・と思ったのでした。

でもこのためだけにアカウントを取るのもしょーもないし・・・。
一応、サイトにもひっそりと置いておくか・・・。

・・・と思って、きっかけとなった「ニョキニョキ」から1961年と1965年の2種類の歌詞の違い、
そして元のフランス語の歌詞との違いをさらりとお話しました。
さらりってなんだっけ・・・。

インターネット上に一つぐらいあってもいいじゃないかと思った、
「ダーク・ダックス」さんが作詞して歌っていらっしゃった1965年版の「トムピリビ」を歌ってみたのがコレ。



カラオケ音声がゆっくりだったので、
ぼくがかつて聴いていたぐらいの速さに
ちょっとだけ調整しました。

あと3番まであったので
動画も音声も途中で切って2番までにしてます。
中間を切ったので後半はピッチを下げました。

それと右上に日本語歌詞の字幕を足しました。

ダーク・ダックスさん版の歌詞を検索したら
「ぼくも大人になったら」とあったのですが、
家にあるカセットテープとぼくの記憶によると
「ぼくも大人になったなら」という歌詞だった
気がするので、そこだけ変えてあります。
最後の「トムピリビのようになりたいな」の部分は、カセットテープで聞いていたやつは
「ように」でもう少し上がって「なーりーたーいーなー」と盛り上がって終わるんですが、
カラオケ音声に従って歌い、歌詞はそのままということにしました。

サイトに置く予定じゃなく歌ったので「みんなのうた」用の歌い方です。

このサイトの内容とは全く関係がないので、テキストのセメタリー辺りにひっそりと捨てます。
そしてこの歌ってみた動画も、インターネット上にひっそりと存在させておきます。





2015年3月17日






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