このページは間皿一平さんから頂いたテキストを掲載させていただいている頂き物ページです。



実は私、この周辺機器(事実上ゲームソフトですが)の大ファンです。 最初手に入れたときは「GBカラーの時代なのにモノクロで画質が悪い」「ゲームが作れるっていってもしょぼすぎる」 と不満たらたらで直ぐ遊ばなくなってしまいました

(雫月さんのご家庭の厳しい方針からすると、とんでもないことだろうと思います。 酷い子供だったと自分でも思いますが、その分がいろいろな形で今の私に返ってきてもいるのを実感してもいます、余談ですが)。

ですが後にやり直して、そのカオスな魅力に取り付かれた次第です (はっきりいって「公式が病気」なんですよこれ。たなかひろかずさん達が、本当に自由に作ったんだろうなというのがよくわかります)。

なので先日の更新には非常に驚きました。

所持している公式攻略本『ポケットカメラスーパーバイブル』(小学館刊、以下「攻略本」)をもとに雫月さんの疑問にもいくつか答えられると思ったので、感想を含みつつ以下で説明してみます。

1、ポケモンのスタンプ
ピカチュウがオリジナルなのは、ポケットカメラファン?の間では割と有名な話です。アニメ初期のずんぐりした感じでかわいいですね。

ところが、ラッキーがポケモン金にそっくりというのは初めて知り、びっくりです。本当によく似てますね。時期からして、開発中の「ポケモン2」から引っ張ってきていてもおかしくはありません。 もしかしてピカチュウも・・・?と考えると、楽しくなります。ちなみにミュウやイーブイなど一部のグラフィックは青だったりもして、なかなかカオスな陣容です。

2、「こんな画面」について
おにいさんが踊る謎の画面ですが、実際のゲームではコマが多くもっとスムーズに動きます。 それはともかく、この「ファンキーなダンスを披露してくれるのは、ポケットカメラ・キャンペーンボーイの西村建太郎クン。みんなもマスターして、学校や街角、職場などで踊ろう! ムシャクシャした気分をフッとばせるぞ!」(攻略本より原文ママ)

・・・だそうです。本当に「相当面白い」皆さんですね。

ちなみに西村建太郎さんの本来の役割は「濃ーディね痛ー」、もとい(なんだこの変換は)、 「コーディネイター(マニュアル、作曲、モデル・・・・・・その他いろいろ)」だそうです。

ネタバレになってしまいますが、この「隠された条件」、「RUN!RUN!RUN!」のオールクリアなんですよ。

雫月さん曰く「わあ、楽しそう・・・」。とのことですが、モグラが異様に強いのでかなり本気で連打しないと勝てないんです。なのでついムキになってしまいます。 モグラや鳥の進む姿もかわいいですよ。

3、タイトル画面
BGMは日本語と同じです。確かにスーパーマリオのアレンジでしょうね。 途中に時々挟まれる「ポペポペポッペ♪」って変わった音色の音も1UPの効果音のアレンジみたいです。

4、BGM
いやー、まさか他のゲームから引っ張ってきている曲があるとは思いもよりませんでした。妙にいい曲が多いなあ、とは思っていましたが。 よもやハローキティのゲーム(バルーンキッズ)からとは思いもよりませんでした。さすがは、いろいろやってらっしゃる雫月さんです。

ティンクル小学校はまさに雫月さんのご想像通りで、だいぶ後に「MOTHER」をプレイして元ネタがあったことに驚愕した次第です。

実はこのエンディングBGM、歌詞があって「攻略本」に載っています。 "Livin' in your town"というタイトルで、「作曲:たなかひろかず 作詞:にしむらけんたろう」となっており、楽譜までついています。 明らかに子供向けじゃない歌詞ですが、いい歌だと思います。

最後に。じつは私、「Gameboy Camera」もアメリカで中古を買い、持っています。学校の語学研修中にゲームショップで中古を7ドルくらいで買いました。
なぜか漢字スタンプが入っていたり、外国人スタッフの顔写真が登場したり、なかなか楽しかったです。




(このページを作った時点では自分はこのゲームを持っていないのですが、いつか実際にプレイしてみたいなあと思います。よく作られているなあ・・・。)

2014年3月1日
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