迷宮組曲の画像のデータを見てみると、見覚えのない画像がありました。 いくつかあるんだけど、そのうちの一つ明らかに見覚えのないものをご紹介。

画像データは最初に数字、その次がよく分からないもの、単位のマーク、クリスタル、 フラット、シャープ、バルカーマ、ドーマ、強化済みバブル、ちっこいミロン集という順に入っていました。

ボーナスゲームに使われている音符はシャープとフラットとあとデカい音符ですが、 最初は1ポイント相当のデカいのはなかったということ?それとも隙間なく画像データを入れただけ?

チビミロンセットの次はバイオリン、煙、トランペット、太鼓、ハープ、オカリナ、シンバル、チューバという 楽器の箱に入っている楽器たち。ゲームでは太鼓が最初でバイオリンが最後なのでデータの並びとは違うようです。

次がデカい1ポイント用音符、通常バブル、楽団員、ボーナスステージの足場、カーマ、ホーマ。 魔獣の登場の順番とも全然違う・・・でも計画的に画像データを入れただけなのかも・・・?

その次がデカいミロン、壁とかの背景、アルファベット、コイン、ガーランド城とタイトルの文字。 数字、敵、パラソルやフーセン、ハートなどのアイテムなどなど。没になった敵の画像はありませんでした。

その次がアイテム。最初が薬、ランプ、シューズ、羽、エクスカリバー、絵の具、チョッキ、 スーパーシューズ、ハンマー、スイトウ、ホバリング、ショップの店員、影が入った背景の壁、 ノコギリ。なぜノコギリだけこんな離れてるんだ・・・? そして今度はカタカナ、ブロック、数字、マハリト、敵その2、炎とかのやくもの、ハニカム・・・。

・・・ん?

コレがゲーム中に使われているハニカムの画像です。 部屋によって色は違いますが、同じ画像が使われています。

ハチの巣の部分が浮き上がり、緑の部分はへこんでおり奥行きがあります。

これは色違いのもので、トラップの部屋のハニカムです。 やはり上の離れコインの部屋のハニカムと色が違うだけで色が濃い部分はへこんでいます。 周りのブロックより少し奥にある感じです。

だけど地形とかの画像の中に唐突にこんな画像があります。 ゲーム中に使われているハニカムとソックリなんだけどよく見ると違います。 分かりやすいように離れコインの部屋のハニカムと同じ色にしました。

ハチの巣部分が盛り上がっているのは同じなんだけど、パネル自体も盛り上がっています。 何に使う予定だったのか?ハニカムの別バージョンの画像?だとしたら微妙すぎる違いだが・・・。

いや捏造じゃありません。勝手に色を塗り替えて浮き出てる感じにしたわけでもありません! こういう画像が本当にあったんです、信じてください! と、叫ぶ前にもう少しデータを見ていると、この浮き出てる版ハニカムパネルの次の画像は もっと見覚えのないものでした。

そのものズバリ、ハチの巣。 ゲームでは使われていない、ハチの巣のパネルです。 今度はトラップの部屋のハニカムと同じ色をつけてみました。

し、しかし・・・なんだこれは?使うとしたら何に使うんだ? データが入っている位置的に、背景のタイルではなさそう。 ってか一面ハニカムやハチの巣のタイルじゃアイテムと紛らわしい。

この浮き出ているハニカムとハチの巣パネルの後はしばらく画像データは入っておらず、 ここにもっとパネルの画像を入れようと思えば入れられた、入れることになったら入ったであろう そんなスペースがあります。10個ぐらいは同じようなパネルを入れられた、入れる予定だったのかも・・・?

しかしゲーム内にこのハニカムパネルとハチの巣パネルを出すとしたらどういう効果があったのか? 通常のハニカムより後に入っているからプロトタイプというわけではないだろうし・・・謎です。

後で効果を発揮できるポータブルハニカム?ハチの巣を使えばハチスケがポータブル? ・・・わっからん。

というわけで、データとして入っているが使われていない謎の二つのパネルでした。 他にもいくつか見覚えのない敵っぽい画像もあるんだけど、使われていないという確証があるのはこの二つです。

やはりハニカム=ハチの巣=ハチスケの巣なのか・・・?

◆2020年1月追記⇒これはファミコン版の迷宮組曲の没データですが、 後にGB版「ミロンの迷宮組曲」の没データのページも書いたそうです。

2010年8月17日


◆目次に戻る◆






inserted by FC2 system