大好きなゲームで地図描いて攻略し何度もクリアしたソウルソフト「ルパン三世パンドラの遺産」。

ルパン、次元、五ェ門の3人を交代させながらステージを攻略していく横スクロールアクションです。 さらわれた少女「クラリス」を助けるため、世界各国を冒険することになるというストーリー。

キャラクターごとのアクションの違いが絶妙で、部屋を探索する楽しみもあり、少々難易度は高いですがホント好きなゲームです。 幾度も攻略ページを作ろうとしていましたが、なかなか着手できず現在に至ります。

そしてゲームの没データを調べ始めたとき、このゲームの没データも真っ先に探しました。没になったアイテム、没になったキャラクターなどはいないのだろうか!と・・・。

全然いない。没になったちっちゃい敵キャラすらいない。

さすがは天下のナムコ(開発はトーセ)、よくできている・・・!それでもなにかないか、没データはないか、没テキストはないか、と探してみました。 没テキストの中に、全然関係のない言葉が入ってたりしないか!?「パックマンさいこう」とかそういう感じの!ネタにしやすいヤツ!!

・・・で、結果から言うとすごく面白くないのを一つだけ発見しました。もう、ページにして紹介する意義すらないようなどうでもいいものです。 だが、本当にこのゲームは好きなので、このゲームに関するページを作っておきたいと思い、 このどうでもよすぎる没データともいえない没データをひっそり置いておくページを作成したのでした。

さあ、その没テキストとは・・・。

 ←コレです。
これは、テキストデータの一番最後。なぜかエンディングのときのクラリスのセリフの後に、ボスを倒したときのセリフが入っていました。 その次が「GAME OVER」、そして「THE END」。だがその後に、TO BE CONTINUED という見覚えのない文字列があります。

「GAME OVER」は3人が捕まってしまってその通りゲームオーバーになったときに表示されます。 「THE END」はゲームクリアしたときに左の画像の鉄格子がない絵で「GAME OVER」の位置に出ます。

しかし「TO BE CONTINUED」という言葉は、ゲーム内では表示されません。記憶違いでなければ・・・。

タイトル画面に「CONTINUE」という文字は表示されますが、それとは別のデータです。(「START」などのタイトル画面で使われる文字と一緒に別の場所にありました)

・・・ということは「TO BE CONTINUED」という文字は「THE END」や「GAME OVER」と同じ場所で、 使われる予定だった文字列ということだろうか?つまりこのゲームは「つづく」予定だったのか!?

しかし残念ながらファミコン版ルパン三世は「2」は出ていません。 スーファミ版の「ルパン三世 伝説の秘宝を追え!」が実質2なのか・・・?作ってるとこが違うが・・・。 この「つづく」がどういう意味でゲーム内で使われる予定だったのかがとっても気になるところです。

ちなみにこれがこのゲームの文字データ。 アルファベットと数字が2つずつありますが、1ドット左にズレているか否かの違いのようです。

ひらがなはちゃんと全種類ありますが、カタカナは50音全部なくて、使われる文字しか用意されていません。 「クラリス」が使われるからその4文字はデータの最初の方で連なっているのは納得がいく。

だが、なぜ「カ」と「ホ」が最初にあるのだろうか・・・?「クラリス」や「ルパン」よりも先に・・・?? 1面のボスは「ハルク」で、テキストデータの一番最初は1面のキャラクターセレクト画面の 「クラリスはハルクがさらったみたいだぜ」というルパンのセリフなので「ハ」があるのは分かります。

「カ」と「ホ」がつく、重要な単語、最初に使われることが決定するような単語があったのか・・・? ゲームのタイトルに入っている「パンドラ」、電源を入れたらまず表示される「モンキー・パンチ」先生のお名前・・・。

もう他にそれらより重要なカタカナの単語は思い当たりません。 「カ」や「ホ」がつく重要な名前のモノがあったけど、名前を変更されたからなのかも・・・?!

などと思って、別に没データじゃないのにそんな話もしてしまいました。 「ハルク」は元々「カホル」だった・・・?



以上、「TO BE CONTINUED」という謎の没テキストがあるという話でした。 カホルはただの蛇足でした。唐突に和風な名前になるわけがなかった。
2018年3月24日

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