◆マリオパーティ3の没データ紹介◆



前半戦のページに引き続き、マリオパーティ3のデバッグモードの後半戦です。 まだ見ぬ没ミニゲームはあるのだろうか!?没キャラクターがいたりするのか・・・?!

というわけで、243番目の項目名から。



243:HAYAOSHI HOUSE  244:MOKUBA RACE  245:DANGEROUS ROULETTE  246:MEKUTTE HAYAOSHI!   247:AMEHURI FLOWER  248:AIKUN MAWASHI  249:TARZAN RACE ― 「早押しハウス」は「はやおしゲート」。「木馬レース」は「GO!GO!もくば」。 「デンジャラスルーレット」は「まわれルーレットタワー」、「めくって早押し!」は「ぴったりフラワーパネル」。 「雨降りフラワー」は「あめふりパックン」、「アイクン回し」は「まわせ!アイクン」、「ターザンレース」はまんま。

コンセプトも特に変更されることなく無事にそのまま作られたミニゲームたちが並びました。

250:HIRAITA GATE NI PON! ― 「開いたゲートにポン!」という、 閉じていたゲートが開いたら早くボタンを押すというルールっぽいタイトルのゲーム。

やってみたら「はやうちミニクッパ」でした。ゲートというか窓ですが、確かに開きます。 しかしボタン連打で弾をボコボコ撃ち込むゲームなので「ポン!」というイメージではありません。

なので元は連打するタイプのゲームではなかったのかもしれない、などという邪推をしてしまいました。

251:BOUSOU!? SHUPPOー  252:TONDEKE KOOPA HAMMER ―  「ぼうそう!?シュッポー」と「とんでけクッパハンマー」。完璧に同じです。 やっぱりこの項目と名前や中身が違うミニゲームは途中で変更されたんだとしみじみ感じます。

253:ITAZURA MINI KOOPA  254:TUBE COASTER  255:BOLT DASH ―  「ふみふみミニクッパ」、「ビリキューコースター」、「ボルトでダッシュ」。 「モグラ叩き」っぽいゲームだから「いたずら」ってのはミニクッパをモグラに例えたイメージ?

256:KONO E HA NAANI?  257:JUMP DE CLOCK ―  「このえはなあに?」と「ぐるりんクロック」。かなりそのまんまです。

258:KIGURUMI KOOPA ― 「きぐるみクッパ」。クッパが着ているのか、クッパのを着るのか。 後者だと「クッパのきもち」みたいだが・・・。

と思ったらなぜか「にわとりキャッチ!」でした。きぐるみでもクッパでもない。 確かにマリオのゲームでなぜ急にニワトリ?という感じではあったが、元はクッパをどうしたんだ・・・?

クッパ姿の人が有利なのか、クッパのきぐるみの人が追われるのか。とにかく変更されたようです。 関係ないがニワトリをキャッチしたときの動作がキャラごとに違うのが細かいです。 マリオだと即座にニワトリが産卵するんだが、このニワトリってオスじゃないか・・・?

259:NERAE! ITEM!!  260:ITEM HITTER  261:NERATTE BALOON  262:DOSSHI DE CATCH! ―  「狙え!アイテム!!」は「アイテムルーレット」。やたらとハイテンションです。「アイテムヒッター」はそのまんま、 「ドッシーでキャッチ」はほぼそのまま、「ねらってバルーン」は「BALLOON」のつづりが違う。短縮しただけかも。

263:BURABURA BURANKO ―  まさかの二つ目の「ぶらぶらブランコ」です。215は「さくらんぼキャッチ!」でしたが、 こっちは「タルタルブランコ」でした。確かにお気楽なブランコです。水中にサメがいるけど・・・。

264:ITEM THROWIN ― 「アイテムスローイン」というタイトル。

スローインというとスポーツでボールをコートに投げ込むイメージのある言葉ですが、始まるのは「ハンマーアイテム」。 ボールは出てこないし、スポーツマンシップもありません。殴ってでも うばいとる ゲームです。

ただ、宝箱を持っているミニクッパのポーズがサッカーでスローインするときのポーズに似てはいる気がします。 元はこの掲げた宝箱を投げるような動作があるゲームだったのかも。

265番は緑色の文字で空欄になっていてカーソルが飛んでしまいます。いわゆる「けつばん」。

266:STARDUST BATTLE  267:HEIHO ROULETTE ―  「スターダストバトル」と「ヘイホールーレット」。そのまんまです。

268:OTITARA DAMEYO  269:KINOPIO?KOOPA? ―  「落ちたらダメよ」は「ねらえ!ぴったり7」でした。サイコロの目の数だけ階段を上っていき、 7を超えて階段から落ちてしまったら即OUTなゲームなので確かに落ちたらダメです。「キノピオ?クッパ?」は完全にそのまんま。

270:WANWAN BATTLE  271:MOTORBOAT TRIAL ―  「ワンワンバトル」は実際のゲームでは「ケーキでバトル」です。「モーターボートトライアル」は「ぐるぐるタイムアタック」でした。

これでミニゲームは終了で、「3ぷんドッスンパズル」の項目がありませんでした。 や、やりたかったのに・・・。これのために調べたようなものだったのに・・・。

272〜280は緑色で文字もなく選べない「けつばん」で、その次は「デュエルマップ」が並んでいます。 とは言っても項目は DUEL01 〜 DUEL04 の4つしかありません。

01が「ゲートくんマップ」、02は「ヤジルシくんマップ」、03は「ドカンくんマップ」、04は「ファンくんマップ」。 公式サイト様に掲載されている順番で、 「コンベアくん」と「リバースくん」はデバッグモードからでは選べず。

285〜292はまた緑字で選べず、293〜300でデバッグモードの項目は終了し、最初に戻ってしまいました。

293:LAST5TURN ―  「ラスト5ターン」。いつものあのイベントのようですが、他に設定が必要なのか画面が暗転するだけで何も起こらず。

294:RESULT3 ―  結果発表のパターン3という感じだが、暗転して何も起こらず。多分ミニゲームが終わったときとかでしょう。

295:CHANCE ―  「チャンス」なので「チャンスタイム」です。もう項目名も「いちかばちか」ではありません。

296:RESULT2 ―  なぜか3よりも後に2があります。ギャンブルミニゲームの結果画面になりました。

297:INST ―  ミニゲームの説明画面(どきどきフィッシングのものでしたが、純粋に1番目だからかも)になりました。 そういえば言い忘れていたけど今までのミニゲームの項目を選ぶと説明画面にはならずに、いきなりゲームが始まっていました。

298:RESULT ―  さらに2よりも後に無印の結果発表が。でも画面が暗転してフリーズするのみで何も起こらず。

299:SAMPLE ―  「サンプル」だが押してもデバッグ画面の1ページ目に戻るだけ。BGMもリスタートします。これまた言い忘れていたが、BGMは何種類かのうちランダムで流れます。 ループしない曲だった場合、曲が1周したら無音になります。

なぜこの動作をする項目が「サンプル」なのか?任天堂の方にお見せするときに使ったのか?

300*MCHAR ― この項目だけ「:」ではなく「*」です。 キャラクターのモーションチェックの項目のようで、カメラを回転させたりずらしたりできます。

さらにAとBでモーションを次々に切り替えられて、ボイスつきの動きは「ヤッフ〜」などの声も流れます。 モーションは0〜189の190種類あるようです。使われていないのがあるのかもしれない・・・?

Cボタンでキャラクターを切り替えることができ、LRボタンでカメラが寄ったり引いたりします。めっちゃ近づきすぎるとポリゴンの中が見えます。

←デイジーが可愛かったので撮影しておきました。

顔の中に第三の目はありませんでした。下から覗いたけどスカートで足は見えませんでした。おまわりさん、こいつです。

ポリゴンの中が見えるぐらいにカメラを寄せると、スカートの中が見えて足がちゃんとあることが確認できました。

下から覗くだけでは靴の裏しか見えませんが、ちゃんと足はあって靴を履いているようです。二人とも覗きましたがピーチもデイジーも同じでした。

いや、これは検証です。やましい気持ちはありません。本当です。通報は勘弁してください。



スタートボタンを押すと拡大させたりしたのが初期状態に戻り、Cボタンの下を押すとキャラの顔が変わります。 高解像度版と荒いバージョンがあるようで、ドンキーは別人になります。



ピーチ姫は顔だけでなく耳飾りの形も変わります。三角形から四角形に・・・! 他のキャラはそこまで違いはありませんでした。まあ荒いか否かという感じです。



メニューは「GAME」なので多分他のデバッグモードもあるんだと思いますが今日はこの画面だけ検証しました。

「3ぷんドッスンパズル」はギャンブルルームをクリア(10コインを1000コインに増やすという鬼条件)でやっと解放されるミニゲームですが、 最後の最後に追加されたのかデバッグモードから選べないのが残念!!

そして一番残念だったのは1のような没ミニゲームがなかったことです。 「ヨッシーの舌合わせ」や「いちかばちか」、「さめがめ」のようなものが一切ない。

「炎のクリボー牧場」のような、緑字で選べないけど名前だけ存在しているものも何もない。 ゲーム自体が面白く洗練されているので、デバッグルームも洗練されてしまっていたか・・・。 検証する側からするときわめて残念です。一般的には何も問題ありません。

以上、マリオパーティ3のミニゲームのデバッグモードの検証でした。



それにしても家の前が騒がしいな・・・ん、なぜかパトカーが数台とまっている。 そんな、おまわりさん、ぼくはただゲームの没データの検証を・・・・・・いや、はい・・・覗きました・・・。

2018年2月19日
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