◆ゲームの内部データの没データ紹介 ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣◆








ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣の没データの話。多分最終日です。

没になったアイテムがまだいくつかありました。
今回が一番謎かもしれません。

没アイテム「トオメガネ」。
タブン ヒラガナ ニ スルト 「とおめがね」。

漢字にすると「遠眼鏡」、つまりは望遠鏡です。
こんな名前のアイテムが「パワーリング」や「てんしのころも」などの
ドーピングアイテムの中に紛れ込んでいます。

使ってみると・・・。

「さくてき」という謎のパラメータがUP。
サクテキ ッテ ナンデスカ。

漢字にすると「索敵」、敵の位置を探ることです。
こんなパラメータが上がっても、操作してるの人間なんですけど・・・。

なんでカタカナなのだろう。「とおめがね」でもいいじゃないか。

ちなみにこの「さくてき」というパラメータ、存在しているようです。
マルスが「トオメガネ」を使うと、マルスの「さくてき」であろうパラメータがちゃんと5上昇しました。

15の状態で使うと効果がないと言われてしまうので15でカンストみたいです。
(14の時に使うと「1あがった」と言われます)

「さくてき」は初期メンバーのマルス、シーダ、ジェイガン、ゴードンは初期値が5で、
カイン、アベル、ドーガは4でした。違いがあるとは・・・。全員5なのかと思った・・・。

しかし戦闘では攻撃力、命中率、防御力、2回攻撃できるか、必殺の確率ぐらいしかパラメータは関係ないはず。
この「さくてき」までが戦闘に何か影響を及ぼしているとは考えにくい・・・。

となると、この「さくてき」はもしかしたら敵専用のパラメータなのかもしれません。
高ければ最初からこちらに向かってきて、それより低いとこちらから近づかないと動き出さない。
さらに低いとその場から動かず攻撃されたときだけ反撃する・・・みたいな感じだろうか・・・?

だとすれば確かに敵ごとに動きが違うのはこの「さくてき」の値の違いであるといえそうです。
・・・が、そこまでちゃんと調べていないので全て憶測で勝手に思っているだけです。

大体、敵専用のパラメータだったらなぜそれが上昇するアイテムを作るのか?
もしかしたら、味方ユニットの「さくてき」が何かしら戦闘に関係したのかもしれない。
それとも、今も人知れず役立っているのかもしれない・・・。ちょっとコワいぞ。

ちなみにファイアーエムブレムトラキア776以降には「索敵マップ」という要素が登場し、
それはユニットの周りだけが明るくなり敵がどこにいるのか分からないというものです。

初代の頃からその「索敵マップ」の構想はあって、この「さくてき」のパラメータによって
そのユニットの何マス分が明るくなるかが決まったんだろうか・・・。
などと色々考えてみましたが、シンジツハ ナゾノ ママ デス。

ドーピングアイテムが終わると次はオーブ系のアイテムが並んでいます。
暗黒竜と光の剣に登場するオーブは3種類。

「だいちのオーブ」「ほしのオーブ」「ひかりのオーブ」です。
そして紋章の謎ではその3つに加えて2種類のオーブが登場します。
それが「いのちのオーブ」と「やみのオーブ」。

だが、FC版のデータ内には「ときのオーブ」なんていう謎アイテムが。

これを見つけた日、とりあえず地震を起こす「だいちのオーブ」のように「つかう」をしてみました。
しかし、何も起こらない。なーんだ、残念、と思ってとりあえずその日の検証は終わりました。

だが後に「もしかして、行動済みのユニットの時を戻す効果があったりして!?」と思い立ち、
寝ていたのに居ても立ってもいられなくなりました。(でも次の日まで我慢しました)

そして次の日、ワクワクしながらユニットを全て行動させてから「ときのオーブ」を使ってみました。
何も起こりませんでした。

・・・そ、そうか、紋章の謎の「アゲインの杖」みたいな効果を持つオーブなのかと思ったんだが・・・。

「ひかりのオーブ」と「ほしのオーブ」は「スターライト」をもらうのに必要。
「だいちのオーブ」と「いのちのオーブ」、「やみのオーブ」は、
紋章の謎で「ふういんのたて」を完成させるのに必要。

「ふういんのたて」に収まるオーブは5つなので、「ときのオーブ」が入るスペースはありません。
どこで手に入れて、何かと交換するのだったのか、持っているだけでどういう効果がある予定だったのか・・・。

「やみのオーブ」もありました。
時のオーブの次が闇のオーブでした。

使っても効果はないし、持っていてどういう効果があるのかは不明。
敵の攻撃を封じてくれることもないし、普通に捨てられました。

ゲーム内には出てこないが「やみのオーブ」もどこかで出す予定だったのか・・・?
そりゃあ「ひかりのオーブ」があれば対として存在はしていそうだが・・・。

一応設定として存在していたのであれば闇のオーブは紋章の謎で復活したということ、
時のオーブは紋章の謎にも出られなかったということです。哀れ。

ちなみにデータの並び順としては、大地、時、闇、星が順番になっていて、
メンバー、シルバーの2枚のカードのあとに光のオーブとなっています。

闇の方がデータ順的に先ってのはどういうことなんだろうか・・・?
そして地震を起こす為に「つかう」が必要な大地のオーブは除外して、
星と光は「もちもの」から選んでも「つかう」は出てきません。

でも時と闇は「つかう」が出てくるというのも謎。
早い段階で没になったのか?オーブなんて重要アイテム、ストーリーに絡みそうだし・・・。

さて、最後の没アイテムです。

これです。
「F・エンブレム」。

F・エブレム。

「F」と略されてはいますが、これはどう考えても「ファイアー」でしょう。
つまりは「ファイアーエムブレム」というアイテムです。

これを書いている人間は、今までずっと気をつけていることがありました。
それは「ファイアーエムブレム」というゲームのタイトルの正しい表記です。

「EMBLEM」という単語はこのゲーム「ファイアーエムブレム」で知ったため正しい発音は知りませんでしたが、
それでも「ファイアー」を「ファイヤー」などを言ったりせず、
「エムブレム」を「エブレム」と誤表記したりしないようにずっと気をつけてきたのです。

ゲーム名に「エムブレム」と名づけたからには「エムブレム」と言わなければいけない。
「ピカチュー」や「カービィー」のような間違いは「エムブレム」にはあってはならない。

そう思っていたのにゲーム的には元はエンブレムもOKでした。
な、なんてことでしょう・・・。ファイアーエムブレム内でエンブレムという単語を見ることになるとは・・・。
没データですけど・・・。

話が大分逸れました。
アイテムデータの一番最後に「F・エンブレム」というアイテムが存在しています。

第6章「ファイアーエムブレム」をクリアするとニーナ様からファイアーエムブレムを託されます。
紋章の謎では「エムブレム」としてマルスのアイテム欄に入るアイテムでしたが、
暗黒竜と光の剣では「マルス」という名前の横にマークがつくだけです。

宝箱を開けられるようになるという効果は、FC版もSFC版も同じです。

というわけでマルスのアイテム欄に「エムブレム」が入るはずがないわけですが、
「F・エンブレム」というアイテムがあるということは、元はアイテム扱いだったのか?
でもマルスのアイテム欄を常に一つ埋め続けるというのはこの頃はキツかったのでやめたのか?

いつ没になろうとも、「F・エンブレム」というアイテムを作ったというのは事実。
つまりは最初はゲームタイトルはファイヤーエンブレムだったのかもしれません。

・・・いや、別にだからどうっていうわけじゃないんだが・・・。
どの段階で「ファイアーエムブレム」になったのかがちょっと気になったのでした。

ちなみにこの「F・エンブレム」を持ったマルスは宝箱を開けることができません。
できないのか!

「つかう」は表示されないので使用回数が表示されていても意味がない。装備もできない。
「すてる」ことは可能。おいおい。
さらにマルス以外のキャラに「わたす」こともできる。おいおいおい。

ただ、第6章なんていう序盤でもらうファイアーエムブレムですが、
この「F・エンブレム」はデータ的に一番最後というのがちょっと気になります。

もしかしたら最初はニーナ様からもらうものでも、宝箱を開けられるようになるものでもなかったのかも?
最後の最後で手に入れるスゴイアイテムだったのか?

没アイテムであるオーブ二つも含めればデータ内にはオーブがちゃんと5つあるということで、
もしかして5つのオーブをあわせてこの「F・エンブレム」になって、スゴイ効果を発揮したとかだろうか・・・!?
(データ的にファルシオンは剣の最後(=アイテム順では前の方)にあります)

このゲームで大事なのはファルシオンではなく、タイトルにもなっているファイアーエムブレムの方だったのかも。
元はオーブ5つが合わさってファイアーエムブレムが完成するというストーリーだったのかも。

それを実現すべく「紋章の謎」の第二部のストーリーができたのだとしたら楽しいわけですが、
全ては考察であり根拠はないのでご注意ください。勝手に思っているだけです。

ただ事実はゲーム内に「トオメガネ」というドーピングアイテムと「さくてき」というパラメータがあり、
「ときのオーブ」「やみのオーブ」という没アイテムが存在している。

そしてアイテムのデータの一番最後に「F・エンブレム」という名前のアイテムがある。
「エムブレム」ではなく「エンブレム」である、ということです。

・・・お粗末さまでした。これにて閉幕。





2014年3月29日




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