◆開発途中のソフト紹介 Dr.MARIOのプロトタイプ「Virus(1990年・その2)」◆





1989年版、1990年版と出た「Virus」ですが、次にほとんど完成した「Virus」が作られたらしいです。

「Virus」のタイトル画面です。すごい!いいじゃないか!!

今までのくらーい画面に注射器ブスッから一変して、
明るくてオシャレなロゴになっています。

さらに最初からプレイヤー数を選ぶこともできる!
カーソルのハートマークもDr.MARIOと同じです。これはすごい!!

ただ、タイトル画面は無音です。ではゲームスタート。

 

左がVirus、右がDr.MARIOのメニュー画面です。おおお、ソックリになっている!!
Dr.MARIOで、なんで選ぶ項目の横に「1P」って書いてあるんだろうと思っていたんですが、「Virus」の頃からだったのか・・・。
(だからと言って疑問は解決しないが・・・)

「VIRUS LEVEL」のところはほとんど同じです。が、「Virus」だとなぜか選ばれている項目が激しく点滅しています。
画像だと赤く半透明で表示されていますが、赤く激しく時にゆるやかに点滅しています。

Dr.MARIOだと「SPEED」ですがVirusは「SICK LEVEL」。難易度は病状の重さだったのか!!
この病の重さっていう表現はDr.MARIOではなくなっちゃいましたが、これはこれで面白い・・・か?

ただ、Dr.MARIOでは病に苦しむ犬がいなくなっているので誰のSICKかという設定がなくなったから「SPEED」になったのかもしれません。
ってかVirusはどんなストーリーだったんだろうか・・・。ストーリーはあったんだろうか・・・。

音楽の名前も「A」「B」で、無音のところには「C」すらありません。曲名も決まっていなかったのかも・・・?

 

左がVirus、右がDr.MARIOです。ゲーム画面もソックリになっている!ウィルスたちの顔もほとんど同じです。
だが、黄色のウィルスの口はどうした?何だその形状は、セミか蚊のようだ・・・。

あと青のウィルスの触角もVirusの方がよーく見ると細いです(影がない)。黄色の足の色も違います。間違い探しか!
Dr.MARIOでは虫眼鏡で見ているウィルスですが、Virusだと・・・なんだろう?顕微鏡だろうか。

Dr.MARIOだと虫眼鏡内をぐるぐるウィルスが回りますが、Virusではその場で足踏みをしているだけです。
カプセルの中央の線も入って、ほとんどDr.MARIOと同じになってきました。

全部滅菌したときの画面もDr.MARIOに似てきています。
嬉しいことに、STARTボタンを押さないと次のゲームにならない!
ユーザーの意見を取り入れたところなのかもしれません。

あと左のボードに「BONUS」という項目があります。
今までの「PIL」のようにカプセルを投げるたびに変わる数値で、
最初は300ありますがカプセルを投げるごとに1ずつ減っていきます。

そして、ゲームクリアしたらスーパーマリオブラザーズのタイム換算のように
「ピリリリリ」という音と共にSCOREに換算されていきます。

「PIL」をメリットとして使う為のいい要素だったかもしれませんが、
Dr.MARIOではいくつカプセルを使ったかというのはゲームにほとんど反映されず、
ただ落下レベルが上がる為の指針になっただけでした。残念・・・。

あと、レベル5刻みに訪れるご褒美画面はありません。本やニワトリ、逆さになったスプレー缶などは登場しません。

お次は2Pゲームのメニュー画面。
なんとBGMが違います。

この画面の曲、ハローキティワールドの「いちご」のボーナスステージの曲。
ハローキティワールドの為の曲じゃなくて、
元々はDr.MARIO用の曲だったんだろうか・・・!?

VIRUS LEVELは1Pと2Pで別々に設定ができるようになったみたいですが、
落下スピードであるSICK LEVELは共通みたいです。ええー・・・。

・・・ってか、ハローキティワールドの曲で本当にビックリした・・・。

2Pゲームの画面もほとんど同じです。ちゃんと相手に攻撃もできます。
何連鎖しようとも2粒しか落ちていかないのは今までのVirusと同じです。

あと連鎖した時に音も鳴りません。

1Pゲームの話に戻りますが、ゲームオーバーになるとこんな感じです。
お手上げポーズのマリオは、ポーズは同じですが絵は違います。

そしてウィルスたちがこっちを向きます。
Dr.MARIOだとこのウィルスたちが激しく笑うわけですが、
直立不動でこっちを凝視するだけです。

な、なんだよ。
笑うなら笑えばいいじゃないか・・・!

ゲーム内の画像データをチラ見してみたところ、笑っている画像を発見。

Virus1989の頃にもゲーム内にはあったけど使っていなかったビンの中のウィルスのアニメのように、
これも画像としては入っていたけどただ単に笑っている画像は使われていないというだけのようです。

あとついでに、画像データには(C)がありますが、タイトル画面では使われていません。
使い忘れだろうか・・・?

さて最後に音声に関する話。文字だと伝わりづらいのであまり話題にしなかったのですが、色々思うところがあります。

まず、ウィルスを消した時の音がDr.MARIOだと2種類あり、一つはカプセルだけで消したときに鳴ることが多い「ポーン」という音。
もう一つの「ピロリリリン」という、スマブラDXのドクターマリオがカプセルを投げてカプセルが当たった時のあの音は
「Virus」ではどのバージョンでも聞こえてくることはありませんでした。

ゲームオーバーになったときの音は、1989と1990のVirusでは「ドガーン」という爆発音みたいなのがするだけ、
完成版「Virus」ではゲームボーイ版のDr.MARIOと同じ音になっています。

ゲーム中にSTARTボタンを押した時の「ピピピピ」という音の速さは、
二つのVirusでは早かったですが完成版VirusではDr.MARIOと同じ音になっていました。

BGMのA(FEVER)はDr.MARIOのFEVERとほとんど同じですが、ループして最初に戻るところだけが少し違いました。
ループ直前のご褒美映像の時の曲みたいな部分が、ベースだけみたいな感じでした。

B(CHILL)は出だしのメインメロディの音色が「ピッ ピッ」という短い音ではなくて、
「ピー ピー」という伸びた音になっていました。
でも1ループした後はDr.MARIOと同じ「ピッ ピッ」という音色の方になっていた。なぜだ?

あと、1ループするまでに繰り返す部分が増えていて、結果的に1ループするまでが長くなっていました。

ゲームクリアしたときの曲はAでもBでも同じ曲で、Dr.MARIOでFEVERのときのクリアBGMとそっくり。
だが、Dr.MARIOだと何回かループした後に曲が終わりますが、Virusだと延々ループし続けました。

・・・伝わりづらいが、音声関係はこんな感じです。
聞いて感じたことだけなので、厳密に言うと違うところがいっぱいあるのかもしれません。

最後に一つ、ゲーム内で使われていない画像がありました。
左上の王冠は1989と1990のVirusの2Pゲームで出てきたものですが、
完成版Virusでは出てこないのにデータは入ったままのようです。

その隣のひし形や四角い画像も全部の「Virus」に入っていましたが使われていません。

そして完成版Virusにしか入っていないのが右下を指差す手の画像。・・・何に使うつもりだったのだろうか・・・?
ついでにその右の「TM」も画像はあるみたいですが使われていません。

さて、これで「Virus」の紹介はおしまいです。
おまけとして、プロトタイプの「Dr.MARIO」に関する話は次のページで。





2013年12月8日




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