「風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!」の…いつものしょーもない没データの話です。 風来のシレン2実況プレイのラスト辺りで 世界は平和になったしモンスターの王国もコンプしたしということでソフトを引き抜いて世界を壊滅させたりしましたが、 そんな感じで遊んでいるときにいくつかの見たことのない「地名」というか「場所の名称」を見つけました。実況プレイ中にも出てきた気がします。

このゲームにはいくつものダンジョンがあり、城の材料を取りに行くなら「シュテン山道」、鬼退治に行くなら 「鬼ヶ島」、モンスターを捕まえたいなら「神社の隠し穴」…などなど、色んな名称がゲーム内に登場します。

「シュテン山道」にも「初級」、「中級」、「上級」と難易度によって入り口が違い、 ダンジョンの中身はもちろん「場所の名称」も全く変わってきます。

「初級」は山道ではなくシュテン山の左のなだらかな道から森に入るため、 「新緑の森」⇒「竹林原野」⇒「さびれた坑道」⇒「無尽蔵の滝」⇒「鍾乳洞の底」⇒「奈落山峡」と進みます。

「中級」は山のど真ん中の洞窟から中に入り「静かな岩屋」⇒「せせらぎ渓谷」⇒「群青の洞窟」⇒ 「ドロロヶ浦」⇒「流転の石窟」⇒「大峡谷」⇒「幻影深山」と進み、最後に「源流の魔窟」でアメンボと戦うことになります。

そして「上級」はこんなステキな入り口です。中級の入り口よりも右にあります。 滝が上から落ちてきており、その後ろ側にある洞窟に入っていくのです。

「滝壺深部」⇒「山中の洞窟」⇒「ヒヅメ岩壁」⇒「暗夜空洞」⇒ 「断崖の風穴」⇒「古都の遺跡」⇒「源流の魔窟」⇒「白銀霊峰」を進んでいき、最後に「女王グモの巣」でボス戦。

「女王グモの巣」が15階にあり、そこまでにそんなにも地名がコロコロと切り替わります。 滝つぼに入り、洞くつから岩壁へ、また洞穴を進んだと思ったらなぜか遺跡に出て、アメンボと戦い、 外に出たらシロガネ山で、凍えながら「女王グモの巣」まで進んでいくという構成になっています。

…だが、それらの名称の中に見覚えのないものが出現しました。

それがこの「センジン滝の裏穴」という地名。 名前を表示させているだけなので階数やダンジョンの地形は無関係です。 「センジン滝」なんていう名前すらゲーム内には出てきません。何だこの地名は…。

データ番号順に行くと初級の一番最初の「新緑の森」よりも前ですが、 他の地名も初級〜上級まできっちり並んでいるというわけじゃないのでそこはあまり気にしなくていいのかもしれません。

とにかくこの「センジン滝の裏穴」という地名はゲーム内には出てこないテキストです。 そして「シュテン山道上級」の入り口は明らかに滝の裏側なので、もしかしたら上級の最初のエリアで使われる予定だったのかもしれない…?

もう一つ、「センジン滝の裏穴」の前にあった名称は 「テシロギ洞窟」という地名でした。 これまた階層と背景は関係がありません。

テシロギ…漢字表記にすると「手代木」か。しかしその単語は「風来のシレン2」では見たことがない。 データ順では1番目が「ナタネ村」、2番目が「シュテン山道」、そして3番目がこの「テシロギ洞窟」となっています。 シュテン山道に入って一番最初のエリア名だったのだろうか…?

そして次が、すげー微妙なんだけど確かなかった… 「鍾乳石の泉」という地名。 なんかものすごくあったようななかったような感じがありますが、なかったと思うんだ…!

この没地名を検証しているとき結構実際に使われているかいないかを忘れており、 これは没だ!と思って書き残していたのに1フロアだけ存在していたなんてことがザラで、 だいぶ記憶もアヤしくなっているのは否定できないが…。

シュテン山道初級に「鍾乳洞の底」があるが、その前後辺りに登場する予定だったとか…!? だがあんまりに初級で階数を増やすわけにはいかなかったから没になったとか…!!

ちなみに没地名を探していたときのメモはこんな感じでした。 とりあえず出してみて、見覚えがなかったら没かな!とリストアップしておいたんだが 普通に冒険してたら普通に出てきたので没じゃなかったと判明ということの繰り返し。

この数値でコレが出るかなと思って出そうとしたらなんかうまくいかず、 64が深刻なエラーを吐いてフリーズ、ということも多かった… やはり処理がいっぱいでデリケートなソフトということなのか…!

さて次、「渓流の岩場」という地名。 あったようななかったような…あったとしても全く違和感のない、 むしろ風来のシレンと関係なくても違和感のない、そんなスタンダードな名称です。

データ順に言うと「上級」の最初の「滝壺深部」の次になっているので、 上級で登場する予定だった地名かもしれません。

あったようななかったようなシリーズ、 「清流の洞穴」という地名。 読みは「せいりゅうのほらあな」ではなく「どうけつ」のようです。

データ順は「シュテン山頂上」の次、「ドロロヶ浦」の前なので シュテン山道の「中級」に出てくる予定だった? だが中級の5階は「群青の洞穴」なので、「洞穴」で競り負けた? でも最初が「清流」で、深い場所へ行き「群青」と切り替わるのもオシャレだが…。

またまたあったようななかったようなシリーズ。 「大竹ヶ原」という地名です。

初級には「竹林原野」という地名があるし、竹だらけのフロアもあるので 使われるとしたらそこでしょう。竹林原野よりデカい竹が生い茂ってそうな名前です。

さてお次は、これは見覚えがないだろうという確信が 結構強めな地名。「神霊の樹海」という なにやらありがたいような神々しいような感じです。

「樹海」だから…どこだ?上級の「古都の遺跡」はかなり草木まみれだから、 そのフシギな遺跡の次はそんな樹海だったとか? と思いきやデータ順的には「ヒヅメ岩壁(上級の序盤)」と 「幻影深山(中級の終盤)」の間。分からん…やっぱ順番は関係ないのか…。

最後と思われる没地名は、 「底冷えの岩窟」 です。 底冷えするんだから相当寒いんだろう…氷の床がたくさん出そうです。

雪山が登場する「上級」に出そうだなと思ったら、 データ順はあの「白銀霊峰」のひとつ前で、「古都の遺跡」の次でした。 古都の遺跡を抜けて、やったら寒い洞窟を抜けたらそこは白銀のような雪に覆われた霊峰だった… みたいな感じの予定だったのだろうか?
確かに、あの全然寒そうじゃない、むしろ若干南国っぽい古都の遺跡の次が いきなりめっちゃ寒そうな雪山というよりもとっても寒い洞窟でワンクッション置いた方が自然かもしれない?

もう一つ「けいこ場」というのも、没データだろうかと思ってラインナップに入れていました。 「けいこ場」とは「ナタネ村」にある施設で、冒険に出かける前にレベルを上げておけるという素晴らしい場所です。

「けいこ場」に入ったときにその名前が表示されなかったから、没データだろうかと思っていたのですが 「けいこ場」で電源を切って「冒険のつづきから」始めたときに表示されたので 没データではないとあっさり判明したのであった。

ってか冒険も始まってないのにゲームを消すとはやる気がなさ過ぎる…! (ちなみに「けいこ場」では「中断」を選べないため、リセットボタンを押すしか冒険を中断する手段がない)

というわけで、とりあえず「地名」だけ一つずつ調べてみて見覚えのないものを「没データ」として紹介してしまいました。

「センジン滝の裏穴」、「テシロギ洞窟」、「鍾乳石の泉」、 「渓流の岩場」、「清流の洞穴」、「大竹ヶ原」、「神霊の樹海」、「底冷えの洞窟」 の8つです。

たくさん地名は作られていたけど、そして多分「シュテン山道」に使われる予定だった地名と思われるけど、 各ダンジョンの「初級」や「中級」などの難易度調節のために階数を減らしたり他の地名との つながりを考慮して使われなくなったものたちなのかもしれません。

データ順は「ナタネ村」、「シュテン山道」、「テシロギ洞窟」、「センジン滝の裏」、「新緑の森」だから 「シュテン山道・初級」が「シュテン山道」、「中級」が山の真ん中の洞窟に入るからそこが「テシロギ洞窟」、 そして「上級」はそのまんま滝の裏穴を行くから「センジン滝の裏穴」という場所の名前だったのが「初級〜上級」という名前に変えられたということなのかも…?

2019年7月29日


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