◆◇ステージ5・アレルヤの海◇◆



キティ「さて、次はアレルヤの海か・・・ここはスクロールが早いから大変かも」
ミミィ「ねえ、くじらのムーの中に口から入ったよね?」
キティ「え?ああ、そうだね」
ミミィ「口から入ったのに口から出て行くの?ティッピーは何のためにクジラの体に入ったの?
わざわざ通らなくていいところをどうして通るの?馬鹿なの?」
キティ「そうよ、馬鹿なのよ。だから助けに行ってあげましょうね。」




ミミィ「雨が降ってるね、荒れてるんだ・・・気をつけてねキティちゃん」
キティ「そうだね・・・雨の所は下向きの強い力があるからとっとと通り過ぎよう」
ミミィ「ねえ、キティちゃん」
キティ「ま、またサンリオ公式HPの話?後でにしてね、ここは難しいから」
ミミィ「ううん、そうじゃなくて」
キティ「え・・・じゃあなんだろ?」
ミミィ「雲というのは大気中にかたまって浮かぶ水滴または氷晶のことだよね。
基本的に高度300メートルから6000メートルの場所に存在するはずの雲よりも上に、
キティちゃんが風船で飛んでいけるということはこの風船にかかる気圧も変わってくるわけで、
風船の中に入っていると思われる気体ヘリウムもその大気圧が弱まることによって急激に」
キティ「ゴメン。そういう話も今やめてくれる。」




キティ「ふー、このステージ難しい〜・・・!」
ミミィ「大丈夫キティちゃん?頑張って!」
キティ「うん!この雨雲の下にいるとA連打してても海に沈むから気をつけてね」
ミミィ「風船の軌跡がこうなってるってことは、ティッピーもここで沈みかけたってことかな」
キティ「そうだね・・・ってか風船いくつ持ってたんだろうね・・・」




キティ「わっ、雷雲から「スパーク」が飛んできた!」
ミミィ「あれに当たっても1ミスだよね?わー、キティちゃん頑張って!!」
キティ「地面に当たるとバウンドするから、それにも当たらないようにしないと!」
ミミィ「雷というのは電位差が発生した雲または大地などの間に発生する光と音を伴う大規模な放電現象の事で、
雷が地面に落ちた瞬間にその地点から電気が拡散していくはずだから、雷がバウンドするというのは」
キティ「分かるよ。おかしいってのは分かるけどこれファミコンだからね!?」




キティ「本当にスクロールが早くて難しいなあ・・・風船を気にしないと難易度下がるけど・・・」
ミミィ「でも、風船をとると1UPしていくなら狙った方がいいんだよね?」
キティ「そうだね。パーフェクトはムリでも、取れる風船は取った方がいいと思うよ」
ミミィ「あ、キティちゃん、あの「500」って書いてあるのはなに?」
キティ「あれは「ピンボール」。ぶつかると大きく跳ねられて、得点も入るんだ」
ミミィ「じゃあずっとあれの上で跳ねてればいいんだね!」
キティ「・・・いや、せいぜい1回か2回ぐらいが限度ね。やりすぎると死んじゃうから。」




キティ「す・・・スパークが停止してる・・・」
ミミィ「ねえねえ、キティちゃん」
キティ「な、なに?」
ミミィ「私たちどうしてネコなのにしゃべれるのかなあ?」
キティ「雷が停止してることの話じゃないんだ・・・!「擬人化されたネコ」だからしゃべれるみたいだよ・・・。
あ、それとここではパワーアップ風船が出るから、無敵になればスパークも倒せます・・・」
ミミィ「にゃんにゃーん」




キティ「うう、ここ本当に難しいなあ・・・」
ミミィ「スパークが一定間隔の場所を往復して邪魔するんだ・・・当たったらミスだし、難しいね・・・」
キティ「風船はもう、この際無視した方がいいかもね。死んだら元も子もないし・・・おっと!」
ミミィ「ねえねえ、ところでどうして私がタイトルになってるゲームとかはないんだろう?
ルイージですら「永遠の二番手」というやや自虐的な通り名があるっていうのに、
私に至ってはそういう話題すら出ないっておかしいよね。私ってそんなに影薄いのかな?」
キティ「ちょっと今は話しかけないでほしいかな・・・!ここ本当に難しいの!!」




キティ「ふー、なんとかクリアできた・・・」
ミミィ「スクロールが早いと難しいね。マリオ3で言うと高速飛行船みたいな感じかな」
キティ「キティのゲームの攻略なんだから、そんなマリオマリオ言わないでくれますか・・・」


2005年9月10日
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