◆◇ハローキティワールドのストーリー◇◆
説明書に書かれている「おはなし」です。



◆おはなし◆

こねこのキティとミミィ、そして、こぐまのティッピーは、とっても仲のよいお友達です。
3人は、いつものように風船をつくって楽しく遊んでいました。

ある日のことでした。
ちょうしにのったティッピーが一度にたくさんの風船をつくってしまったそのときです。
とつぜん、いちじんの大風がふきました。

「あっ、危ない!」

キティがそう思ったしゅんかん、ティッピーはたくさんの風船といっしょに
空のかなたへと飛ばされてしまったのです。

「ティッピー!まってー!」

キティは急いで追いかけましたが、もうまにあいません。

「たいへん、どうしよう・・・」
「とにかく、私たちがたすけにいかなきゃ」

キティとミミィは、ティッピーをさがしに旅立つことにしました。

そのころ、空にうかんだティッピーは、いいことを思いつきました。
ふたりが自分を見つけてくれるように、風船をひとつずつおいていくことにしたのです。
そうすれば、風船をたどってキティたちは、ティッピーに会うことができるでしょう。

でも、旅のとちゅうにはどんなことが待ちうけているかわかりません。
さあ、勇気をだして、出発!






キティ「ミミィ・・・「いちじんの大風」って、なんだろ・・・?」
ミミィ「えーと、ちょっと待ってねググるから・・・・・・「一陣の大風」。
つまり風がある程度まとまって吹くこと。ひとしきり吹く風。だって」
キティ「へえ・・・子供向けファミコンゲームでは珍しい表現だなあ・・・」
ミミィ「つまりティッピーは調子に乗って勝手にどこかへ飛んでいったんだね」
キティ「すごい要約をしないの。さ、早く助けに行ってあげないと!」
ミミィ「え〜・・・クマなんだから大丈夫じゃないかな?家で一緒にスマブラでもしてようよ」
キティ「ダメです!!ほら早く行くよミミィ!!」
ミミィ「しょうがない、ティッピーも入れて3人でやるためにも頑張ろうかな・・・」







こうして双子の子猫ちゃんたちは、友達を探すために仲良く旅立つのでした。


2005年9月10日
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