◆◇第26回 フレンドシップ会議◇◆






ミミィ「みんな、こんにちは!赤いリボンがとってもよく似合う可愛いネコちゃん、キティでーす」
キティ「私のリボンどこに行ったかと思ったら・・・!ミミィ、勝手に私のリボンつけないでよ!!」
ミミィ「何言ってるの、私がキティよ?ミミィとはリボンしか違いがないんだから・・・。
赤いリボンをつけている方がキティ。それなら、私がキティってことでしょ?あなたのリボンは黄色じゃないの」
キティ「えっ・・・そ、そんな・・・」
ミミィ「よく考えてみて、思い出してよ。私がキティ。あなたは、ミミィでしょ。ね?」
キティ「顔も同じだし、そのリボンをつけている方が、キティ・・・じゃあ、あなたがキティで・・・」
ミミィ「そう。思い出してくれて嬉しいよ。私がキティだよ。そして、あなたは私の双子の妹、ミミィ」
キティ「私がミミィ・・・あなたがキティで、私が・・・・・・って、誰が騙されるかああああ!!」
ミミィ「ダメかあ〜・・・」

キティ「はい、私のリボン没収!ミミィもほら、こっちの黄色いリボンつけて!!」
ミミィ「あーあ・・・リボンが赤ければ周りの人は欺けるのに・・・キティちゃんさえ洗脳できれば入れ替わり成功なんだけどなあ・・・」
キティ「欺くとか言わない。私は私だし、ミミィの代わりなんていないんだよ。ミミィが私になったらミミィはどうなるの。」
ミミィ「私の代わりにチャーミーキティに黄色いリボンつけて可愛がればみんな納得するんじゃない?」
キティ「なんでそんなに卑屈なの・・・。」

ミミィ「それはいいとしてね、今日はおたよりを読むよ〜」
キティ「ちょっと。そういうコーナーになったって聞いてないんだけど。」
ミミィ「リトさんから頂いたおたよりの内容です。」
キティ「は、はあ・・・リトさん、ありがとうございます・・・」

「こんにちは、こちらのメール初めて送ります。いつも楽しくサイト拝見させてもらっております。(中略)

私はミミィちゃんを昔から知っていて、そんなに有名じゃなかったの!?と逆に驚いた側の人間ではありましたが、
今回いろいろ気になってキティちゃんについて調べてみたら……ウィキで(設定という項目にて)

『登場当初は男の子だった。青いサスペンダーズボンに赤いリボンの姿は女の子にも見えるが、
サンリオ商品を買うともらえるチャームの一つ、ミニブックにも妹のミミィが「お兄ちゃん」と呼んでいるページがある。』

とありました。……すごく、びっくりしました。
ミミィちゃんが隠れキャラ的に扱われているということを知った時よりも驚きました。
この衝撃を誰かに教えたくて、思わずメールしてしまいました。(後略)」

ミミィ「そうだよねえ、私が有名じゃないことに驚いてくれてありがとうね!」
キティ「いやそこじゃないでしょ!?私が男の子っていう設定だったってえええ!?」
ミミィ「私のこと、昔から知っていてくれて嬉しいなあ。もっとグッズに出られるようになりたいです」
キティ「そ、それはいいとして!えええ!?そうなの!?」
ミミィ「やかましいよキティちゃん。そういやこの前知ったんだけどね」
キティ「は・・・え、なに?」
ミミィ「私が登場したのって「ハローキティ」が出た2年後のことなんだって。双子なのに後付けなんだって」
キティ「あ、ああ、そうらしいね・・・マリオが出た2年後にルイージ出たし、なんか似てるね・・・」
ミミィ「でさ、今回頂いた情報によると私がキティちゃんを「お兄ちゃん」て呼んでいるページがあるってことじゃない。
これってすなわち私が存在していたときに、まだキティちゃんは男の子だっていう設定ってことだよね」
キティ「ほんとだ・・・出てから何年かは、男の子だったんだ私・・・リボンしてるのに・・・??」
ミミィ「私は女の子だよね。夢がお嫁さんだし・・・あ、男の子でもお嫁さん志望はいるのかな?あはは」
キティ「そおゆうこといわないの。」

キティ「ビックリだったなあ・・・情報ありがとうございました」
ミミィ「・・・いや、キティちゃんが知らなかったのっておかしくない?」
キティ「・・・・・・あ゛」
ミミィ「何て声出してるの。そういえば、この前キティちゃんが大好きな幼稚園児の友達と話してたんだけど」
キティ「誰が?」
ミミィ「リュックもペンケースも、キティちゃんで統一してるの。だから聞いてみたんだ。
「ねえ、キティちゃんに妹がいるのって知ってる?」って」
キティ「へ、へえ・・・だってそのリュックとかにもミミィは描かれてたでしょ?」
ミミィ「チャーミーキティとクマ野郎はいたけどね」
キティ「や・・・」
ミミィ「そしたらその子は満面の笑みで「知らない!」って言ってくれたよ。ひどい!ひどいよぅ!!」
キティ「よ、幼稚園児で5歳の子にそんなこと言っても・・・これからミミィがいるグッズも持ってくれるってば」
ミミィ「・・・それで、私が「あ、そっか・・・」ってちょっと悲しそうな反応をしたら、その子ね。
「・・・あ、きいたことある!」って明らかに気を遣ってくれたんだよ!!私の存在って・・・!!ねえ!?」
キティ「と・・・とりあえず、マタタビあめをなめなさい」
ミミィ「にゃーん」
キティ「とにかくヤケを起こすことだけはしちゃダメ。ミミィにはミミィのよさがあるんだから」
ミミィ「にゃん・・・」
キティ「ミミィの方が可愛いって思ってくれる人はきっといるよ。二人でお仕事ガンバろ。ね。」
ミミィ「うん・・・キティちゃん・・・」
キティ「なに?」
ミミィ「私の黄色いリボンを赤く染めたら、みんなどっちがどっちか分からなくなるかな?」
キティ「どうも私が言うこと分かってくれないね・・・。」








(2013年6月10日)








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