◆◇第20回 フレンドシップ会議◇◆






マリカ「でぃぐだ、でぃぐだ、だぐだぐだぐ・・・っと」
ケミカ「あれ、マリカ?何してるの?地面にへばりついて・・・」
マリカ「んー、ポケモンのディグダっているだろ・・・こいつの下の部分ってどうなってんのかなって」
ケミカ「・・・だからディグダと地面の隙間を覗いてるの・・・?」
マリカ「見えないんだよなー・・・あ、野生のディグダは逃げ出した!」
ケミカ「あらら。ディグダは素早いからね・・・」
マリカ「ケミカは知ってんだろ?ディグダの顔の下がどうなってんのか」
ラッテ「それ!ぼくも知りたいです!!」
ケミカ「えっ、ラッテも!?いや、ぼくも知らないんだけど・・・」
アルベルト「蒼穹のアストロラーベ、ぼくが行くべき道を指し示してくださり感謝します」
マリカ「何か来たぞ・・・」

ケミカ「ディグダの体部分か・・・実は、昔から謎なんだよ」
マリカ「「もぐらポケモン」なんだから、普通のモグラみたいなんじゃねーの?」
ラッテ「でもマリカ、あんな顔の形なのに普通の体がついてるとなるとバランスがおかしくない?」
アルベルト「蒼穹のアストロラーベに伺いを立てればすぐにでも答えは見つかるだろうけど、
ここはぼくたちが自ら答えを出すことによりアストロロジカルコードに力を与える方がよさそうだね」
マリカ「やかましっ!お前が出てくるとややこしくなんだよ!!」
ケミカ「まあまあ・・・あのさ、実は・・・ディグダの体の部分はどうなってるかっていう漫画を持ってるんだよ」
ラッテ「漫画ですか?」
ケミカ「ポケモンの4コマ漫画の本なんだけどね」
マリカ「ど、どんな風になってるんだ?」
ケミカ「えーとね・・・よいしょ、こんな感じ」

アルベルト「!?」
マリカ「なんだこりゃあ!?」
ラッテ「な、なるほど・・・」
マリカ「いや納得するなよ!おかしいだろ!」
ケミカ「本当はもっと長くて、地球の裏側にもう一つの顔があるらしいんだ」
アルベルト「そうか・・・ディグダというのは、地を地底から支配するアガルティーオッセンの末裔・・・
このような特異な体を持っていても、何ら不思議なことはない・・・」
マリカ「フシギでしかねえよ。」


ケミカ「漫画の設定が公式ってワケじゃないからね、これは一説ってことで」
ラッテ「ディグダって「あなをほる」以外にも「ひっかく」とかしてくるから、手はあるんじゃ?」
マリカ「あ、そうか!使える技を見ていけば、何か分かるかもしれねえぞ!」
アルベルト「そう思って、体の一部を使うであろう技をリストアップしておいたよ」
ケミカ「ほんと!?ありが」
マリカ「ありがとうって言うな。また電波受信し始めるから。」

ケミカ「なるほど・・・「ひっかく」「きりさく」は手や爪がないとできないね」
ラッテ「「がんせきふうじ」ってのも「岩を投げつけ攻撃する」だから手足や尻尾がないとムリかな」
アルベルト「「シャドークロー」「いあいぎり」を使える辺り、手足か爪があることは間違いなさそうだね」
マリカ「お、おい「のしかかり」も覚えるらしいぞ・・・?」
全員「・・・・・・!」
ケミカ「の・・・のしかかりを使うってことは、相手より上にいないとできないよね・・・」
ラッテ「じゃあ、ディグダに「のしかかり」を使わせて見ればいいんじゃ・・・!?」
アルベルト「・・・いいや、みんな。体を見せずに「のしかかり」をすることも可能だよ。つまり、こういうことだ」

マリカ「いやいやいや!?どういうことだよ!?」
アルベルト「この絵の通りだよ。ほら、ディグダの体は見えていないだろう」
マリカ「そりゃあそう描くからだろ!!あと少し右を描けよ!!」
ケミカ「なるほどね、こうすれば体を見せなくてものしかかりはできるね」
ラッテ「あ、それなら手を出さずに「いあいぎり」を出せる!」


マリカ「おいいいい!?なんなんだこれは!?」
ケミカ「すごーい、木がスパっと切れてるね。これならいあいぎりも出せるんだ」
マリカ「何感心してるんだよ!?なんで後ろ向きのアングルで描くんだよ!!」
アルベルト「これなら「ひっかく」「きりさく」も問題なく繰り出せるというわけか・・・」
マリカ「いや、これじゃエフェクトしか出てないだろうが!」
ケミカ「まあまあ落ち着いてマリカ。二人の案はなかなかいいと思うよ」
マリカ「・・・案なのかこれは?」
ラッテ「じゃあマリカは、ディグダには手足もあって体もあると思うの?」
マリカ「す、少なくとも爪はあるだろ・・・尻尾が鋭いのかもしれないけどさ・・・」
ケミカ「あっ!いいこと思いついた!全部の条件を満たしたディグダの全体図!!」

マリカ「怖いわ!!」
ケミカ「で、でもこれなら、普段は尻尾を地面に隠してて見えないし・・・」
アルベルト「地面の上に出て見えている体に普段の姿と何ら矛盾はないね」
ラッテ「この鋭い尻尾を振り回して、いあいぎりを出していたんだ・・・!なるほど!!」
マリカ「んなワケがあるか!!気持ち悪く出た尻尾に刃物がついてるだけだろうが!!」
ケミカ「いい案だと思ったんだけど・・・この尻尾を使って「あなをほる」をしてるのかもよ・・・?」
マリカ「だからな・・・何で体が輪切りなんだよ・・・」
ラッテ「そんなに言うなら、マリカが思うディグダを描いてみてよ!」
マリカ「・・・よし、わかった。んなに言うならモグラらしいディグダを俺が描いてやる!!」

マリカ「ほれ!どおだ!」
3人「・・・・・・。」
マリカ「爪があるだろ。普段見えない場所に手があるだろ。何の問題があるんだよ」
ケミカ「うん・・・いいと、思うよ。実際こんなところだと思う・・・」
アルベルト「いや・・・そうだが・・・うーん・・・」
マリカ「なんだよ、歯切れわりーな」
ラッテ「・・・あのさ、マリカ」
マリカ「なに?」
ラッテ「普通すぎる」
マリカ「!?」


アルベルト「芸人としての自覚がないマリカはさておき・・・考察に戻るんだが」
マリカ「芸人!?」
アルベルト「ディグダというものは太古のアガルティーオッセンの力を得てアステリズムの原理により
いくつかのアルニラムに分かれるものなんだろう?それはどう説明をつけるんだ」
ラッテ「・・・なんかよく分かんないけど、要するに「ダグトリオはどうなってるのか」ってこと?」
ケミカ「3匹がくっつくのか、1匹が分裂するのかすら分からないらしいね。ポケモン図鑑によると」
マリカ「でも1匹のディグダを連れててダグトリオに進化するんだから分裂するんじゃねーのか?」
アルベルト「・・・みんな、また一つの仮説によって縛られているようだね・・・その固定観念を捨てなければいけないよ。つまりこういうことだ」



マリカ「うわああああ!!怖い!気持ち悪い!夢に出る!!」
アルベルト「つまりディグダはこのような生き物で、このうちの一つの頭だけを出しているんだ」
ラッテ「そうか・・・そしてダグトリオになった時、3つの頭を出すようになったと考えれば・・・」
ケミカ「全ての説明が・・・つく・・・」
マリカ「つくか!!いくつ頭あるんだよ!これでどうやって進むんだよ!?「ひっかく」はおろか
「あなをほる」もできねえぞ!?そもそもさっきの手足の話はどこにいったんだ!?」
ケミカ「アルベルト、いい発想だと思うよ。」
アルベルト「ありがとう・・・しかし、これも全て実は蒼穹のアストロラーベのお告げなんだよ」
ラッテ「なんにしても、長年の謎が解けてよかったね。じゃ、またね」
マリカ「解けてねえよ!むしろ深まったよ!これで結論なのかよ!?」

ケミカ「・・・で、まあ結局は・・・」
マリカ「・・・結局は?」
ケミカ「「いつも土の中に体は埋まってるから分からない」ってことかな」
マリカ「最初からそうだっただろうが。アルベルトが変なの描き出すから・・・!」
ケミカ「きっと次のポケモンでダグトリオがさらに進化して、ディグダの体が想像できそうな姿を見せてくれるって」
マリカ「そりゃいいけど・・・4本に増えるだけかもしれないだろ・・・」








(2012年3月7日)








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