冬の或る日、届いた手紙。
思い出した、寒い雪の朝だった。
くしゃくしゃの、
丸めた手紙。
拾い上げて、
今度こそ心を決めたんだ。
いつになっても返事が来ない友達、
叶わない夢も、全部捨てよう。いらない、もう。
さあ、「ああ、そうかい。」の日々を、
やり直しに行くんだ。
楽しい事、まだ知らない。知りたい。
sky digger!
いざ、燃料の尽きる時まで。
見ようぜ、世界。
メロウなビート、
この大空へプロペラ回すんだ。
生きている実感、それだけを風に探すから、
貫いた信念、鼻で笑って、地面を蹴って。
ああ、ただ、相対な僕と僕以外を。
あっためて、転がせて。
燻らして、目を瞑って待っていて。
なあ、ほら、壮大なる航海と鬨の声。
聞かせてよ、誰にでも、
歌うわけじゃない君の歌。
sky digger!
まるで広い空間に飛び込んで。
寝転がって、って…自由に飛び回る。
そんな爽快な日々で、
その全てを彩って。
状態、まあ、良好。
僕を全てへと投げ、撃つ。
見ような、世界。
メロウなビート、
正しい命、正しく生かすんだ。
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