かなしいことばっかの毎日じゃないよね
つめたい人だらけの世の中ではないよね
つまずいて痛くてもすぐに立って笑えるね
僕達はいろんな歌を知っているんだもんね
それでもたまには心が雨降りで
世界中にひとりぼっちみたいで
だからねカナリア 君は歌ってよ
迷う時は 耳をすますよ
頑張っても全てが実になるわけじゃないよね
流れにそって歩いてくことも楽ではないよね
誰かが助けを呼んでる時は
すぐに駆けつけられるのに
自分のとこには走っていけないもんね
時計の針は いじわるだ
嘘ついて 楽しい時間を短くする
だけどねカナリア 見慣れた街を
君の声は 色づけてく
やがて僕達は少し歳をとり
風のやり過ごし方を知って
夕暮れの凪の空を低く飛ぶ
暖かさに許されて
変わらない日々の風景が
それでも鮮やかに思えたら
僕達は間違ってはいなかったねって
歌ってよ カナリア
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