◆「雫音」(しずね)の名前の由来◆


「雫音ユキ」や「雫音ツキ」の苗字である「雫音(しずね)」。この名前には一応ちゃんとした由来があります。

そりゃあ超絶有名な「初音ミク」ちゃんや、UTAUのキャラで最高の知名度を誇る「重音テト」ちゃんなど、「○音○○」(名前はカタカナ)という形にしようという思いも確かにありました。

その条件を満たす名前としても丁度いいということで「雫音」を選びました。

かつて「伝説のスターブロブ2」の管理人「しづき」は「水宮浅葱」という名前で声優として活動をしており、WEBラジオのお仕事もさせてもらっていました。

その声優のお仕事の中ですごい人に曲を作っていただくことになり、あと歌のお仕事も頂くことになり、「歌手として活動するときの名前」を決めるということになりました。

その当時、自分は「歌手としての名前はなぜ「水宮浅葱」ではいけないのだろう?」と、名前を別で持つということ自体よく分かっていませんでしたが、ラジオへのお便りで名前の案を募集させてもらいました。 (ラジオはすべてしっかりした企業のスタッフ様たちが完璧に取り仕切ってくださっており、自分はただお便りを読んだり話したりさせてもらうのみでした)

そしていろんな名前を皆さんに考えていただいたのですが、確か最終案として渡されたのが3つぐらい・・・あったような。その中で「水宮が選んでいいよ」と言われた・・・ような。なんとも記憶があいまいで申し訳ない。

スタッフ様たちとも一緒に選び、最終的に「雫音」という名前に決定しました。読みも「しずね」でした。

応募してくださった方は「水宮」の「水」の部分を「雫」とし、歌手として「音」の字を入れてくださった、と説明をしてくださっていたと思います。

結局、歌の仕事や実況プレイの仕事が始まる直前に公的な声優としての活動はやめざるを得なくなってしまい「雫音」の名前も使う機会がなくなってしまって月日は経ちました。

次に「水宮浅葱」という名前から、「詩衣雫月(うたいしづき)」という名前に変更した際に「雫音」の名前から「雫」と「音」を転じて「詩(うた)」という字を使わせてもらいました。

さらに月日は流れ、読みにくいしオンリーワンな名前はやめよう、検索でも上位に引っかからなさそうな名前にしようと思って、ひらがなで「しづき」のみにして「雫」という文字は使われなくなりました。

そして「雫音ユキ」が誕生する際、名前は「雫音」にしようとあっという間に決定しました。かつて「水宮浅葱」が「歌うとき」に使われるはずだった名前を「雫音ユキ」に継承してもらったというわけです。

ユキ、ツキ、ハナは同時に考えた(女性と男性どっちもやりたかったし、できればちっちゃい女の子のもやってみたかった)ので、そちらの名前も特に悩むことはありませんでした。

ただし、ユキとツキの名前を逆にしようかと悩みました。結局「雪月花」の並び順となるように「ユキ」が女の子の名前になりましたが、自分の中では逆もアリでした。

そんな感じで決定した「雫音」というキャラの苗字のお話でした。これからは「雫音」の名を持つキャラが、「しづき」の代わりに歌ってくれることを激しく楽しみにしています。

2018年11月29日


◆もくじに戻る◆






inserted by FC2 system