◆書きはじめから完結まで◆ この話が書き終ったのは2015年10月25日のことですが、書き始めたのは2014年5月。 初めて「水の都の護神ラティアスとラティオス」を見た直後でした。 夏休み辺りに書き終えて一気に公開しちゃおうかなと思ったんですがいつもながら途中で他のことがマイブームとなり、 公開もせずに半年ぐらいが経過してしまいました。 で、やっと2015年2月に何ページか上げたんだけど書き終ってなかったので途中で止まってしまい、 もう1回第二エンジンに点火したのが8ヵ月後で、完結したのでした。 映画を見て感動してこの話を書こうと思いましたが、やはりみらケミアレンジを入れねばなりません。 じゃないとみんな水の都の護神を見ればいいということになってしまいます。 ジラーチの映画より前に公開されたってことすら知らなかったんですが、時系列的にこっちが後になりました。 「ジラーチにねがいを」はジラーチの映画を見ずにポケモン図鑑のジラーチの設定や ホウエン地方の地図と町の設定だけを見て、あとは実際にプレイしたゲームを元に書きましたが、 「水の楽園の守護者」は映画+ラティアスとラティオスとデオキシスの説明と技などを見まくりながら書きました。 色んなポケモンのゲームの技のモーションを見たり、大きさ比などを考えたり、島の構造を考えたり・・・。 だが、ゲームと完全に同じにするのはやっぱムリです。 命中率100%の技がステータス変化もしてないのに外れることもあるだろうし、 明らかにそんな技使わんだろそのシーンで、とか覚えさせんだろと思いますがオハナシ上仕方ないのでお許しを。 ◆「水の都の護神」と同じトコ&違うトコ◆ 普段冒険している場所と違うところが舞台。水が豊かな場所、水路がいっぱいってところは同じ。 アルトマーレは人が多そうな町で「都」でしたがベイシック島は規模的に「水の都」とはなりませんでした。 映画を見て同じにしようと思ったところは、 「こころのしずく」が割れる、ラティオスがいなくなってしまう、ラストで主人公とまさかのチューのシーン。 あとサトシが「心の雫が・・・!」って言っていたのがなんか印象に残っていたので、 リツキにも「心の雫が・・・」というセリフを入れました。 映画はラティオスがいなくなってもあんまりサトシが引きずっていないような気がしたので そこをしっかり作りたいなと思っていました。まあ、アニメはポケモンがほぼしゃべらないから大変なんだろうな・・・。 あと、ラティアスはサトシをのせて飛ぶことができない設定でしたが、 ラティアスは「そらをとぶ」を覚えるんだから全然気にせず乗りました。 ゲームの設定を重視できるところはしたいので、ポッポだろうとオニスズメだろうと乗ります。 ◆キャライメージについて◆ 月白蛇は連載中に一度第一章だけ書き直しましたが、その書き直す前のアリアは女の子口調が強めだけど 結構ぐいぐい来るさらに元気系な女の子でした。ミュラさんはその頃のアリアの性格で外見もそんな感じ。 ベイシック島の長老のコボルさんはボンゴレさんの位置づけだけどもっとおじいさんで、 おめめはもうちょっと笑っていておっとりした感じ。 ジャバさんは「金銀」のジェントルマンの外見(杖を持たず、カバンを持っていて目つきがちょっと鋭い)。 その側近の人たちは、見たことないけど「マトリックス」的な黒いサングラスの黒い服のSPっぽい人。 ラクスとアルゴはそのまんま、みらケミ的ポケモン図鑑のラティアスのカオリナとラティオスのダイアスの 帽子がない版。カオリナは性別がわかんないけどラクスは♀です。 ◆お話の舞台のイメージ◆ ベイシック島のモチーフは「トリスタンダクーニャ」です。これが一番最初に決まりました。 なのでベイシック島へのアクセスや周りの海事情は大体それをお手本にしています。 しかしこんなとこに事業展開しようと考えるか・・・?まあ現実じゃないので世界が違うということで・・・。 玉水の塔は実際にあったら絶対に一番下が潰れていると思うので、フシギな力で建っている設定です。 モチーフはそう、カリン塔です。頂上は宮殿と同じような形。 ただし登るのが目的の建造物じゃないのでもうちょっと太くて、直径5メートルぐらいはあります。 ◆キャラの名前の由来◆ 連載直後に気づいてしまった方もいらっしゃいましたが、登場するものの名前には全部由来があります。 みんな筆者が実際に学校で習ったプログラミングに関する単語で名前をつけました。 (授業で書いた言語もあれば、ただ「歴史」として名前を習っただけのもあります) それは本当は、時と空とテラメリタに使う名前の由来群でした・・・だが、先にこっちで使ってしまいました。 (今後そっちでも出てくるかもしれないが・・・) ベイシック島はプログラミング言語の「BASIC(ベーシック)」。 自然豊かな島なのになんでそんな名前・・・とは思いましたが、一応ハイテクなモノが地下にあるので・・・。 ミュラさんは「Simula(シミューラ)」。 コボルさんは「COBOL(コボル)」。 ジャバさんは「Java(ジャバ)」。 フォトラ広場は「FORTRAN(フォートラン)」です。 そしてアルゴは、アルゴリズム・・・ではなく、「ALGOL(アルゴル)」。 最初はラティオスは目も赤いし「ルビー」(由来はそのまんま「Ruby」という言語)の予定でしたが、 みらケミのルビジウムの呼び名が「ルビィ」なので取りやめ。 ラクスは「CASL(キャスル)」のアナグラムで「LACS」でした。 他にも「Pascal(パスカル)」のアナグラムで「Plasca(プラスカ)」というキャラも出そうと思ってました。 せっかく学校で習ったことをなにで活用しているのやら・・・! ◆その他のこだわり◆ このお話のゲームとしての舞台はルビサファとファイアレッドリーフグリーンです。 デオキシスやその出現場所、そこに行くための手段などはゲーム準拠のはず。 映画の主題歌リスペクトな部分も、きっと気づいてくれるだろう・・・。 また他のキャラやポケモンが主人公の話も書いてみたいです。 長いこと期間があいてしまいましたが、最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございました! |