◆こぼれ話と裏話◆
一気に書いた「ジラーチにねがいを」について、本編では書ききれなかったことや裏話をちらほら。





◆セリサの性格について

最初はジラーチは映画のように超フレンドリィな愛らしいキャラになるはずだったのですが、 「1000年に7日しか目覚めずに好き勝手なことを願われて終わったら眠りにつくだけのポケモンなのだったら、 なんか人間のこと嫌いになってそう」という憶測からとっととまた寝たがる子になりました。

そもそも映画版の「七夜の願い星ジラーチ」はちゃんと見たことがないのですが、 「千年彗星」という設定だけ頂きました。



◆ジラーチの願い事の回数

話を考える時は「願い事は7つだけ」という設定で話を進めていたのですが、 どこかで「短冊が3つだから願い事も3つ」というような話を聞いたことを途中で思い出しました。

・・・が、ゲーム内の「あたまの たんざくに かかれた ねがいを かなえる」という表記はありましたが、 願い事の回数制限に関する設定がポケモン図鑑に見つからなかったのでそのまま「7つ」ということにしました。 もしかしたら起きている7日間、いくつでも願いを叶えてくれるんだろうか・・・。



◆謎の少女とラストシーン

リツキがトクサネシティにとどまるように言ったジラーチが目覚める前日にリツキと出会った少女ですが、 セリサと別れた後にリツキがもう一度オプタと会って 「妹さんにトクサネにいてと言われたんですが、千年彗星の鑑賞会に参加してよかったです」と言うつもりが、 オプタがそれをリツキが言う前に「今度、弟がタマムシ大学に入学することになったんですよ」という話をされて、 「妹さんはいないんですか?」「私には弟しかいませんよ」という会話を最後に入れようかと思っていました。

が、ナゾの終わり方になるのでスッキリ終わる為にこの会話が入る場面には移しませんでした。 セリサとのお別れシーンでも「ボクがリツキをここに呼んだのかも」というセリフを入れようかと思いましたが、 何度か書き直して結局その会話もボツになり、謎の少女は本当に謎の少女になってしまったらしい・・・。



◆タイトルについて

「ジラーチにねがいを」というタイトルですが「ジラーチに願いを」という漢字表記じゃないのは、 星のカービィスーパーデラックスの「銀河にねがいを」がひらがなだからです。 ・・・な、なんだそれは・・・。

2013年12月5日


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