◆ メイプル ◆ -Maple-

◆出生◆
ローズマリーの研究により「花」から作り出された存在。命を作ることはローズマリーはできなかったので 命の主軸になるものとして花が選ばれた。花とオクターブから力を分けられた石「ローシュタイン」が体に入っていて その二つが生命力の源となっている。「人間らしさ」と「(あらゆる意味での)強さ」の どちらに重きを置くか、「ノームパッチ」という修正プログラムで何度も調整をされていた。



◆屋敷内の出来事◆
途中でヴァイオレットと話がかみ合わなくなったのは屋敷内の戦闘で敗北した際の 損傷した屋敷の自動修復プログラム(ローズマリーが屋敷内に施したシステムで、時の力を使って 問題がなかった時点まで状態を戻すこと)に巻き込まれて記憶が消えたため。

メイプルがアッシュを好きである気持ちは初めはアッシュの命令を聞かせるためにローズマリーが植え込んだものであったが その心を育てていったのはメイプル本人。ローズマリーはそのことに関しては「人間らしいものを作れた」とご満悦だった。



◆本来の性格◆
「神様」への反抗の気持ちをアッシュへの思いの為に常に押し殺しており、 自分を演じる際には「メイプルちゃん」、自我が勝ると一人称が「私」になる。



◆エンディング後◆
ローシュタインをローズマリーに抜かれてただの花に戻ったが、 セレスの「人として生きることを望む者の希望が叶うように」という願いによって 生き返ったかもしれない。本当に人間になったかもしれない。そしてそうなったら、 アッシュを探し出して再会できるかもしれない。

2021年4月11日


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