◆ ララシャル ◆  -Lalaschall・Quartfloete・Ravel-

◆出生◆
3年前、白蛇として滅ぼされた「フラット」がクレールによって時を戻されて再び生まれた姿。 クレールが命尽きる人の時を戻す際は次の出生については「時代」しか指定しないが セレスとララシャルだけは自分の子となるようあらかじめ決めていた。



◆能力◆
フラットとしての記憶はあるものの フラットとして行動するというよりは「両親とアリアとセレスが大好き」、「お兄様が大事、何よりも大事」という 本能に似た信念のもと行動する。

シャープと体が入れ替わったときに一気にフラットとしての記憶を自分に適応させて すぐに状況を把握し(クレールが「空にある国」について寝る前などに語り聞かせていたため)、 シャープの身を確実に守るため自身に眠るエールを盾に変える力の半分をシャープの体に移した。

光の魔法から生み出された浄化の化身「白蛇」になる素質がある者のため 聖玉がなくとも光の魔法に非常に長けており魔法力の強さも習得スピードもすさまじい。 ただし体と脳は3歳児のためすぐに疲れて眠くなってしまうし思ったことをうまく言葉にできない。 本編で二度、斜体で表記された言葉はフラットの深層意識が表に出たもので、ララシャル本人は発した自覚がない。

普段から大人びた思考を持っているのではなく頭の中は無邪気な3歳児のそれ。 今後ももうシャープと入れ替わることもないので年相応に成長していくことになる。



◆ララ語◆
舌足らずなララシャル特有の主な単語の翻訳は以下の通り。
「ふぃーゆ」⇒「フィル」 「れーく」⇒「レック」 「しゃーにい」⇒「シャープお兄様」 「せれにー」⇒「セレスお兄様」  「あいねー」⇒「アリアお姉様」 「ぱー」⇒「パパ」 「るりないや」⇒「ルミナリア」 「ぷいん」⇒「プリン」 「いーこね」⇒「じっとして」  「まーる」⇒「守る」 「あーたい」⇒「会いたい」 「ぐーい」⇒「引っ張る」他。



◆エンディング後◆
フィルのことを非常に気に入り、両親の許可を待たずにしょっちゅう移動魔法で会いに行っては遊んでもらう。

フィルはよく懐いている妹ぐらいにしか思っていないがカイはやたら深刻に考えており 「フィルとララシャルの年の差は13歳、私とフィルの年の差より開いた夫婦になるのか… もしそうなったら私はリアン殿の義理の弟ということに…」などと考えてはフィルに呆れられている。

2021年4月14日


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