◆ カリン ◆  -Karin-

◆出生◆
メイプルよりも後にローシュタインを使わず生み出されたマグノリアで、「蝶」を命の主軸にして作られている。 (いわゆる「マグナカルテット」の中では最も後)



◆能力◆
パワー重視のメイプル、スピード重視のレン、魔法力重視のヴァイオレットに対し、 カリンは特殊能力を重視して作られた。時間はかかっても確実に標的を仕留める「呪い」と、 自身の力(体力と精神力)と引き換えに癒しを行う「祈り」はカリンにしか使うことができない。



◆アッシュについて◆
アッシュに対する感情は恋愛というよりかは主人や兄に対する思慕のようなものだった。 自分の存在に疑問を抱いてノームパッチを入れなくなってもアッシュのためには どんな命令でも聞かなければと考え、それを実行するときだけは疑問を忘れるようにしていた。

メイプル同様、普段は自分を押し殺しており本来の性格はあまりぼーっとしておらず割と情熱的。



◆エンディング後◆
フィルがオラトリオを封印した瞬間に時が溶けて動けるようになり、 体を安置されていた部屋で目を覚ました。その瞬間は自分を凍らせたヴァイオレットの身に 何かあったのではと心配したが部屋を出たところでキリエやミラと遭遇、レックたちが アイテールに行き花から聞こえる声によるとこのような状況だっただろうということを伝えられる。

やがてバルカローレのジェイドミロワールでカイからのレックがそちらへ行くだろうから 待ってるようにという連絡を受けた。後に、レックがカンナを迎えに来てそれに同行し コンチェルトの王宮へ行くことに。

「自分が何者なのか知りたいと思うのは人間だから」というレックの言葉を信頼し、 アイテールがなくなっても自分が生きていることから自分が何者かを心配することはやめて 自分がセレスの願いがかなった瞬間に人間になったということは知らずに生きていくことに。 (ただし、怪我をしてもすぐに治らなくなったのでどのタイミングかで何かが起きたんだろう ということは察しているがあえてレックに言いはしなかったし、レックも気にしなかった)

レックやフィルからアッシュと共に地上の歴史や文化、一般常識などを、 カンナからは料理や裁縫を教わりつつタン・バリン学園に通うことになった。 まだレックの好意の種類を理解できていないが、多くの人と接するうちにいつかそれも分かって 本当のハッピーエンドを迎える時が来るはず。

2021年4月14日


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