◆出生◆ 出生に何も謎のない人。クレールもカイには何もしておらず、 ただただこの時代に偶然生まれたというだけの天才。 ◆未来の記憶について◆ ローズマリーが時を巻き戻した際に世界に残った「未来の記憶」は常人には全く理解できないもので 触れても何も起こらないがカイはそれに適応する力を持っており理解したため、 オーバーテクノロジーなものを作り出すことができる。 未来の記憶のせいでまだ作っていないものを口走ってしまうこともあるが、 それが何なのかと問われても口に出した記憶がないので返事をしていない。 「画像加工ソフト」、「ルミノール反応」、「DNA鑑定」、「飛行機」、「セーブデータ」などなど。 「通信機」や「システム」などは、理解したうえで口に出している。 コンピュータも作ることはでき、フィルにそのことに関して何度も尋ねられたので その度に説明をしていた。アイテールに単身赴いてはローズマリーが実体のない 機械だとわかっていたが、ローズマリーを哀れだと思いつつも彼女が生きている存在だと認めるために あえてそれをローズマリー本人に指摘もしなかったし、ほかの誰にも言わなかった。 ◆エンディング後◆ オラトリオが封印された瞬間に凍っていた時が溶けた。未来の記憶は宿しているが、世界が追い付いてこられるぐらいに ゆっくりと新しい技術を開発することにし、二人の息子を溺愛しながらコンチェルト国の王政を助ける毎日を送る。 |