頂いた質問の中で、答えられるもの(3作目「時と空とテラメリタ」のネタバレにならないもの)にお答えするページ。 そのほか、ゲームが元ネタではない補足説明もチョコチョコと。 ◆みずがめ座の「アクエリア」について 「みずがめ」というものが「水瓶」ではなく「水亀」だと幼少時に勘違いしていて、 その設定のままみずがめ座のアクエリアは「水瓶」の甲羅をもつ「亀」の姿をしたホロスコープということになりました。 ◆紫苑の伝承書とシオンの名前について 「紫苑の伝承書ってシオンの伝承書みたいですよね。かけてるんですか?偶然ですか?」というご質問について。 「茜の伝承書」と「藍の伝承書」という二つの本に分かれていた「紫苑の伝承書」ですが、その名前は主人公「シオン」と同じです。 順を追うとこんな感じになっています。 1.最初、クレールさんがイリスの天授力「未来予知夢」を持っていたため、未来のことを知っていた 2.クレールさんは自分の息子が「大いなる存在」を封じる力を持っているということを夢で知った 3.「紫苑の伝承書」にちなんで「シオン」と名づけた 4.ルシャンが亡くなり、自分が聖墓キュラアルティに戻る(=外にもう出られない)ことになったときに、 未来予知夢を持てる人物を選んで夢の中でそれを託した 設定ではこうなっていますが、物語的に「紫苑の伝承書」という名前にしたのは月白蛇でシオンの名前がほとんど出てこないからです。 (月白蛇がリメイクされるとき「メルディナ古書」は「紫苑の伝承書」のことなのでそっちの名前で出していく予定になっています) ◆「白い動物」について 12のホロスコープ以外に出てくる、ラベル城でフレイたちが戦った白い巨大な鳥、シオンとフレイが倒した白いオオカミ、 トルライトとフレイが出会ったときにフレイが倒した2匹の白い犬などの「白い動物」たちは全てミュートとネウマが作り出した人形。 二人が亡くなってから、いくつかはラベル城から逃げ出して人々を困らせていました。(白蛇が封印されて全員消滅しました) ラベル城でフレイが戦ったのは「わし座」の「アルシャイン」と「アルタイル」、「とかげ座」の「ラサータ」。 「おおかみ座」(群れなので固有名はナシ)はシオンとフレイに倒され、「おおいぬ座」と「こいぬ座」がトルライトを追いかけていました。 ◆「トリステ」ってなに? ちょこっとだけ出てきた「トリステ」という単語ですが、テヌートたちが使っていた髪の色を変える薬のことです。 薬草から作る飲み薬で、飲んでから数時間で髪の色が白以外の濃い色になり、一週間ぐらい効果が続きます。 白い髪のテヌートが身元を隠すために開発され、クラングとローチェはこれを使って髪を茶色に変えて行動していました。 そのほか、テヌートたちがコンチェルトの王宮をメヌエットの軍に扮して急襲したときもテヌートたちはこの薬を使っていました。 ◆「テヌート」について 上記の話のついでに「テヌート」という人種の特徴ですが、テヌートは人間を元にして作られた「仮の人種」です。 「種族としての寿命」を持っており、世界に「白蛇」が必要でなければ存在理由もなくなるためいずれ滅びることになっていました。 白蛇が呼び出されたら、テヌートは全員白蛇の意思の元、人間を全て滅ぼした後自分たちも消滅する、そんな存在でした。 イルが癒しの司になったときの願いにより、テヌートも人間になりました。 テヌートの特徴は「白い髪」と「小柄」ということだけで、「緑色の目」というのはテヌートに限ったものではありません。 (緑色の人が多いですが、そうじゃない人もいるのでテヌートであることを隠すためには髪の色だけを気にしていました。 イルの片目が緑色でも「テヌートとのハーフじゃないか」と思われていなかったのはそのためです。) ただ、小柄な人が多いというだけでラスアはでかいし、フレイも普通の人と同じぐらいの背丈なので、 設定としてそこまで機能していないような気も・・・します。 (というかシオンの背が小さいという設定がなくなったのでこの設定自体がいらない子に・・・) (以降、思い出したら追記します) |